十二月七日 大雪(たいせつ)

 正月準備をそろそろ始めるあたり、日本海では雪雲が発達しこの頃を境に気温が一段と下がり冬らしくなる頃合い。季節の変わり目を示す言葉だ。

「太陽黄経が二五五度となるとき」と定められているから、年度によって多少日付は前後する。


 山頂付近は雪が積もり始め、平野でもちらほら雪が積もるところが出てくるため、各地でスキーシーズン到来と言わんばかりにスキー場をオープンする目安にしているそうだ。

 寒ブリ漁が最盛期を迎え、熊は本格的な冬眠に入る頃、正月飾りに欠かせない南天が綺麗に色づく頃である。

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