八月二十六日 レインボーブリッジ開通記念日

 刑事もの系の映画やドラマで(必ずと言っていいほど)国際テロ組織の爆破目標ターゲットとなる「映えるロケ地」レインボーブリッジは、全長七九八メートルという東日本最大級を誇る吊り橋である。


 正式名称「首都高速十一号お台場線・東京港連絡橋(臨港道路)」。

 通称のレインボーブリッジ(虹の橋)は一般公募で命名された。

 昭和六十二年(一九八七年)に着工し、六年後の平成五年(一九九三年)八月二十六日に無事開通した、おそらく日本一有名な吊り橋だ。


 上下二重構造であるため、上部は首都高速がガンガン通っているが、下部は一般道・遊歩道・新交通システム「ゆりかもめ」が走っているため、レインボーブリッジは歩いて渡ることが可能だ。

 そして、「ゆりかもめ」はモノレールではない。ゴム性タイヤで走行するが単一軌道ではなく、軌道そのものは自動車高速道路と類似した構造となっている。だから、一車両あたり四輪で走行している。なので、モノレールではない(大事なことなので二度書いた)。

 ちなみに、ゆりかもめと同じ構造の車両が兵庫県神戸市にも走っている。「六甲ライナー」および「ポートライナー」も同じ新交通システムである。モノレールではない(三回目)


 それはさておき、レインボーブリッジと命名したのだから、当然ライトアップはレインボーカラーなんだとばかり思っていたが、レインボーブリッジが実際にレインボーするのは、年末年始のごく限られた期間のみらしい。(年末年始以外にも、たまにレインボーしているようだが)

 そして点灯式に合わせて、音楽やお笑いミニライブをするらしい。察するに、レインボーは特別仕様のようだ。知らんけど。

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