六月五日 芒種(ぼうしゅ)

 種を蒔く日。季節の変わり目を示す言葉だ。

 太陽黄経が七十五度になるときと定められているから、年度によって多少日付は前後する。

 芒種とは、先端の尖ったイネ科の植物のことを指すという。コメやムギなどもそうだが、穂先のぴょいっと尖った部分を「のぎ」と表現するそうだ。だからひっくるめて芒種と呼ぶ。


 ここ数年、各地の米処が荒れる気象の被害に晒されているが、今年はどうか、すくすくと育ってほしいと願う。

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