かいつまんでしか知りませんでしたが、
ソクラテスさん、調子に乗ってしまったんですね。
「悪妻を得れば私のように哲学者になれる」って
言葉が好きですが、これもソクラテスさん。
哲学という学問はとても興味深いです。
作者からの返信
くまで企画さま いつもコメントありがとうございます!
ソクラテスさんは、どうやら問答を通して「俺は別に自分のことを賢者かとは思いませんけれどね? 無知であるとは自覚してますよ、ええ。それに引き換え、あなたときたら……はあ」みたいな態度を取り始めちゃったそうです。
それが本当なら、頭は良いだろうけれど鼻に付くという残念なタイプのおじさんになってしまいますね^^;(あの世から、名誉毀損で訴えられたらどうしましょう・笑)
ソクラテスの時代は詭弁が流行り衆愚政の時代だった頃だと思います。
古代ギリシアの民主主義は腐敗堕落し、政治家は自分の選挙のことだけを考えていたと聞きます。
民衆を扇動する政治家。
真実を曲げるソフィスト。
とにかく相手を負けさせること、それ自体が目的となった言論。
その危機を何とかせねばと立ち上がったのがソクラテスと私は教わりました。
偉大な活動は確実に迫害されます。
ソクラテスは真実は真実だと叫んだ。
その信念を貫き死んだのでしょう。
その後、ギリシャは崩壊していきます。
独裁者はほぼ間違いなく言論を弾圧します。
それは、真実と知恵を民衆がつけて欲しくないからです。
なので、ソクラテスは調子に乗っていたわけではないと思います。
気になったのでコメントさせていただきました。
作者からの返信
化け猫ニャン吉さま 少し表現が悪かったですね。すみません、お気を悪くなさっていたら申し訳ないです。(何せ、筆者が基本性能ポンコツ能天気なもので……反省)
仰るとおり、愚直なまでに信念を貫く姿勢が、思想の如何にかかわらず俗物的な敵を作るって切ない話ですね。
現代にも何だか通じる話で、結局古代から人間って変わってないんだなあって、改めて感じます。