あとがき


一応、聡明な読者の皆様にはどうして彼が死ななくてはならなかったのかおわかりだと思うのですが念の為解説をつけておきます。


凶器はズバリ埃です。


時間の止まった世界では浮いている埃も勿論静止しています。


それはあたかも罠の様に仕掛けられたピアノ線がそこを通ろうとするものを容赦なく切断するように……。


まぁ、埃なので切断というよりは穴が開くのではと考えました。


もしかして更に頭の良い読者の中には「あれ?空気も止まっちゃうんじゃないの?」という事に気が付いた方もいらっしゃるかもしれません……ドキッ!


まぁそこは「止まった世界の中で自由に動ける」様に願ったので空気だけは動く様になっていた、とややご都合主義かもしれませんが言い訳をしておきます^_^。


では何か苦情不満が指摘等あれば遠慮なくお知らせくださいPECOり。

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