御伽症・浦島太郎  御伽症・一寸法師

俺は御伽症だ。浦島太郎の。能力はとても役に立つ。能力はコンプレックスになりやすいというが俺は自慢だ。紹介しておこう。

題名[浦島太郎]

能力[時間の流れを操る能力・その中で自由に動く能力]

副作用[四秒分の時間を操ると4500kcal]

この説明だとわかりにくい。例えば1秒を4秒にしたければ4500kcal。1秒を16秒にしたければ18000kacl。なんと燃費の悪いことでしょう。ただ四秒あれば駄菓子四本は余裕。つまり…すごいのだ。俺はこの能力を宿題忘れたときとかに使ってる。

…自己紹介を忘れてたな。

俺は宮守良治。最近辛かったことは妹にこのテンションがウザイと言われたこと。妹もう同じくらいのテンションなのに。好きな動物は牛。好きな食べ物は牛肉、ラムネ。嫌いなこと・苦手なことは細かいこと。以上。


この能力の有意義な使い方を説明しようと思う。

例えばジャンケンで絶対に負けられない時にこの能力を使って1秒を4秒にして絶対にバレない後出しをする。

他には宿題を忘れた時にカロリー不足にならないように注意しながら使ってる。大体俺は一食10000kcal摂っている。普通の人がこれだけ食べたら普通にカロリーの摂りすぎだけど俺はそんなことない。

なぜなら能力で消費できるから。これを全て使えば1秒を2秒弱に引き伸ばせる。2秒あれば英単語が一つ書ける。つまり大きな差になるのだ。

俺ってすごい。


私のおにーちゃんはあたまがおかしい。

おかしな始め方をしてしまったが私は宮守陽光。宮守良治の妹だ。

そしておにーちゃんと同じで私も御伽症だ。

題名は一寸法師。使い勝手が恐ろしくいい能力だと自負してる。

題名[一寸法師]

能力[身体能力を大幅に上昇させる能力]

副作用[カロリーを保有量の九割消費する。

    酷い筋肉痛を引き起こす。]

これが私の能力。おにーちゃんには負けるけどそれ以外には負けない自信がある能力。

自信がある奴がいるならかかってこい。勝てたら恋人でもなんでもなってやる。なぜなら私のタイプが自分より強い人だから。守ってもらいたい。別におにーちゃんが好きなわけじゃないですから!

さておかしな口調になってしまったが私の能力の有意義な使い方を紹介して行こうと思う。

まずは男子を煽り腕相撲で私に勝てたら付き合う代わりに私が勝ったらジュースを奢って貰う約束をします。そして一寸法師を使って瞬殺します。そして仲のいい人もろごとジュース奢ってもらいます。

まあ最近は誰も勝負を受けてくれなくなったけど。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る