2年生編 第96話
「宇野くん」
「…どうした」
「宇野くんは不安じゃないの?」
「余はノーゲとかいう奴の封印を解いてお前らに合流するだけだからな」
「でもそれもちゃんとした作戦だからね」
「封印を解くとか大層な事言っているがただ魔力を注ぎ込めば良いだけだからな。ただ魔力を注ぎ込めば良いだけだからな」
「何で2回言ったの?」
「大事な事だからな」
「?…変なの」
「お前らは…緊張しているな」
周りを見渡すと他の4人は緊張でガチガチだな。
いや、金髪だけはアホみたいにボーッとしているな。
「まぁ余たちが来るまでの時間稼ぎだからな。まぁ気楽にやれ」
「…うん」
まだ不安なのか?
「いざとなったら逃げれば良いだろ」
「そんな事にしたら地球が!」
「安心しろ。そうなったら封印を解くのを一旦やめて余がメッカと戦う」
「でも宇野くんが…」
「余はメッカに負けない絶対にだ」
「……」
「そろそろ時間だぞ」
「うん」
「では、そろそろ皆さん行きますよ」
女神は2つのゲートを出す。
余たちは別行動だからここで魔法少女どもと別れる。
「皆さんの無事を祈ります」
余はゆっくり歩き女神の奴が出したゲートをくぐる。
はぁ〜、頑張りますか。
***
移動した先には大きな扉があった。
ギィィィィと扉を開ける。
「お前が俺様の相手をするのかぁ」
「邪魔者が来る前にさっさと始めようぜ」
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すみません。今日は短いです。
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