2年生編 第91.5話

「よし、そろそろ帰るとするか」


「「「「ウェーイ」」」」


 結局多くの奴らと合流してしまった。


 昨日もボウリング大会で他の奴らと合流し、大きな大会になった。


 だが、今回は余が先頭に立ち、ツアーみたいになっていたな。


 ♪〜♪〜


 ん?


 余のポケットの中が震える。


 なんだ?誰からだ?


 "魔法少女(ピンク)"


 桜井莉緒からか。


「どうした?」


「凛ちゃん見てない?」


「見ていないが、金髪がどうしたのだ?」


「どっかに行っちゃったの…」


「はぁ〜…。分かった、任せておけ。もし、戻ってきたら連絡よこせ」


「え…、あ、うん」 


 余は桜井莉緒との通話を切る。


「用事が出来た。ちょっと帰るのが遅くなる」


 余は佐々木に帰りが遅くなるのを伝えて走り出した。





 走り出したのは良いもののあいつが今何処にいるのか全く分からない。


 あいつが魔法少女にさえなってくれればマナを感じて探す事が出来るのだがな。


 まぁ余にかかればそんな事をせずともすぐに探す事ができる。


 余の脚と目があれば30分以内だな。




 ***



 はぁはぁ、やっと見つけた。


 結局2時間以上もかかってしまったな。






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 

 前のお話の最後に大変ややこしい表現をしてしまいまして申し訳ありませんでした。


 大日向凛は魔法少女です。


 魔法少女の状態では無いからマナを頼って探す事が出来ないから、宇野はただひたすら一生懸命探した。


 ということを伝えたかったのにややこしい表現をしてしまいました。


 すみませんでした。


 絶対に実は魔法少女ではありませんでした、の方が面白いですね…。

 

 

 

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