O3流ストーリー作成・キャラクター作成の過程

 今回は前回尺の都合でお話できなかった大まかなストーリー作りについて、小説作成の流れも含めて話していきたいと思います。キャラクターを作る時のことについても話していきます。


 世界観は前回も話した通り、かなりかっちりと予め決めておきます。


 この世界観というものは方針みたいなものです。頭の中でこんな話を書きたいと思ったことに肉付けしたものですね。


 そしてこれが決まったら次は大まかなストーリーやキャラクター作りに入るわけですが、どちらから決めてもでもいいです。


 私の場合は作品によって順番が変動します。

 連載作品の「hide creacher」や「Desert World」はキャラクターから決めましたし、「Unknown Room」や「転生してないのに異世界生活始めました」はストーリーを先に決めました。


 このどちらにも言えることなんですが基本アイデアが降ってくるのは小説から離れているときです。


 ほんとどんな時でもぽんと降ってきます。

 テレビ見てる時やお菓子食べてる時や授業中、なんなら用を足している時もありました。

 あっ、次こんなのがいいかな~って感じで出てきます。

 でもキャラクターは小説以外の創作活動をしてる時に多いかな。あとは曲聞いている時とかも多いですね。


 こういうぽっとまだ形があやふやなうちからメモを取っておいてもいいかもしれませんね。後々見返すとさらに色んなものが出てくるかもしれません。


 キャラクターはビジュアルを先に決めますね。というか絵を描いてしまうので自動的にそうなります。基本はアナログ、資料欲しいと言われた時だけちゃんとしたのを描いてます。


 設定はその横に殴り書いてます。

 ほんとぐちゃぐちゃの字で書いてあります。自分しか読めない(笑)


 キャラクターの内面はあんまり凝ったことは決めてませんね。好きな物とか誕生日とかもそんなに決めません。

 基本性格とか身長とか、必要最低に毛が生えた感じのことしか決めてないです。

 キャラというのは動かしていくことで性格が確立されていくので最初からガチガチに決めてなくても大丈夫かと思います。イメージがつくくらいのものでいいと思います。


 ストーリーの方は私の場合は序盤と終わりから決めてます。


 終わりから決めるの?って思われる方もいるかと思います。


 でも終わりって物語においてとても重要な部分だとわたくしは考えています。

 終章というのはその小説を通してのテーマを最も体現する場になると思っているので疎かにできるものではないです。なので最初に決めておきます。


 そして予め主人公たちが向かう終着を決めておくことで、それに向かって話を進めるという作者のモチベーション確率にもなります。


 序盤と終わりが決まったら大まかな流れですね。この時は本当にざっくりでいってます。大きなイベントがわかるくらいかな。

 何かしらの方法でアウトプットしておくと細かいことを足しやすくなるので後々楽です。わたくしはたまに紙に殴り書いてます。


 それとメインビジュアルを描いてます。こんな街並みとかこんな人がいるんじゃないかみたいなぼんやりとしたものです。


 作ってある序盤から終盤を繋げるイメージで骨組みを組み立てていくと埋まりやすいと思います。


 大まかな流れが出来たら本格的に細部を決めていきます。


 私の場合、小説の形が群集劇のものが多いのでその話ごとに決めています。

 決めることのほとんどはそのパートで中心にいるキャラクターです。主人公とは別で、共に動くような人間です。名前と容姿、性格を決めます。この時は容姿を描いたり描かなかったりします。


 あとはそうですね、その場所での生活風景とか文化なんかを決めます。

 DesertWorldの3章、4章あたりはかなり凝りましたね。そういうのに凝って書きたいと思っていたので。

 この時の資料関係ですが基本はネット、あとは学校の日本史、世界史の教科書が便利です。地理とかも便利かも。

 この分野をテーマに特化した作品を作るって決めている時は資料本を買ってしまってもいいと思います。


 それが終わり次第、話を書いていきます。プロットに沿って書いていきます。


 この時はもう勢いです。その方が書けます(笑)


 んで、後で読み直すことが大事。

 誤字、脱字もそうですし、ここにもう少し何かあった方がいいかな、とかこれはちょっと違うんじゃないかということが見えてくるので質の向上に繋がります。

 一日ほど寝かすのがベストだと思います。


 寝かして確認して納得がいったら、わたくしは小説執筆用アプリを使用しているので、書いた文章をコピペして改行して投稿となります。


 作成期間はほんとバラバラです。一日でダダダダって一気にいってしまう日もあるし、行き詰まって1週間放置って時もあります。本格的に連載をしたいってなら、きちんと間隔を決めた方がいいと思います。


 長さはだいたい6000字くらい、長いと10000字を超えてきます。ほんとネット小説に向いてない長さ。

 よっぽどなことないと3000字以下に収まりませんね(笑)


 いかがでしょうか。いつもこんな感じで作成しております。

 こうやって書いてみると他の人のやり方とか気になりますね。創作論とか読み漁ってみよかしら。


 今回は区切りがいいのでこの辺りにしておこうと思います。

 次はどんなこと話そうか。そういえば根本的なアイデア出しにはなんも触れてないか。

 その辺りのことを話してみてもいいですね。


 と、いうことで今回はこの辺で。次もまたよろしくお願いします。


 さよなら。


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