546.不倶戴天
※本日、書籍5巻の発売日です! WEB版とはかなり違う書籍版の展開に、「面白かった!」とのお声を沢山頂戴し、作者冥利に尽きます! ありがとうございます!
というわけでキャラデザ紹介です!
エヴァロティ攻防編に登場するオーダジュとヘレーナのキャラデザです!
https://kakuyomu.jp/users/AmagiTomoaki/news/16818093085582300135
↑オーダジュ
https://kakuyomu.jp/users/AmagiTomoaki/news/16818093085582354220
↑ヘレーナ
ぜひぜひご覧になってください……!!
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雪崩を打って乗り込んできた魔王軍を受け止めきれず、甚大な損害を出したオプスガルディア領主軍。
剣の修道会が死兵となって殿を務めたおかげで、残存戦力の大部分は秩序だった退却に成功していたが、聖教会の勇者や神官の数が絶対的に足りていなかったため、指揮系統を破壊さればらばらに潰走してしまう部隊も少なくはなかった。
最前線に取り残され、今なお必死に脱出を図る者たちもいるのだ。
「走れ走れ! 足を止めるな!」
「もう少しでバークレッツ峡谷だぞ!」
「怪我人を置いていくなよ!」
互いに叱咤しつつ、細長い隊列をかろうじて維持しながら東へ向けてひた走る歩兵隊。優秀な部隊長によって他部隊の孤立した兵員ごと再編され、どうにかひとつの隊として機能していた。
誰もが大なり小なり怪我を抱え、軍装は血や汗にまみれ、必死になって走る姿はまさに敗残兵そのものだ。しかし第2防衛線にまで辿り着けばひとまず生き延びられる、という希望が、兵士たちを強烈に衝き動かしていた。
「よし、あの木立を抜けて街道に戻ればすぐだぞ!」
兜に羽飾りをつけた部隊長が、明るい声で周囲の兵士たちを鼓舞する。「おお!」「助かった!」とボロボロだった兵士たちもその顔に生気を取り戻す。
「隊長……でも、俺たちが戻ったところで、意味なんてあるんスか?」
が、全員が前向きになれるわけではない。まだ若いのに、老人のような顔つきになってしまった兵士が、かすれた声で問いかける。前線であまりにも容赦のない魔王軍の攻撃を目にし、心が折れてしまったのだ。
「もちろんある! マッケン陛下率いる近衛鍛冶戦士団が援軍に来てくださる! 鍛冶戦士の主力とぶつかり合えば、魔王軍はひとたまりもないさ! なにせ全身が国宝の真打ちで固められているんだぞ?」
自信満々で言い切る部隊長に、「そうかな?」「そうかも……」といったノリで、兵士たちも何とか不安を抑え込もうとする。ドワーフ連合王国の勢力下の人族は、他国に比べてドワーフ製の武具や道具に馴染みがある。それらの性能を肌で知っているからこそ、真打ちに対する信仰と信頼も深いのだ。
(しかし、本当に援軍が間に合うかどうか。そして鍛冶戦士団が真正面から挑んだところで、魔王軍がまともに取り合うかどうか、だな……)
いかにも自信たっぷりなふうを装っていた部隊長だが、内心は、彼自身もまた不安に押し潰されそうになっていた。
ドワーフの鍛冶戦士は強い。魔族の戦士に負けず劣らず強い。
だが、魔族戦士とは比較にならないほど足が遅いのだ。戦術的にも、戦略的にも。凄まじい重量の全身鎧を着込んでも長時間戦えるスタミナは本当に大したものだが、走る速度はせいぜい人族の子ども並。
ドワーフたちも足の遅さには自覚があるので、いったん武装を解除して力自慢の獣人に背負って運んでもらったり、馬車を利用したりと工夫はしているのだが、それはそれで移動中あまりにも無防備なため安全な後方でしか使えない手だ。
(最初にホーラック砦が攻められたせいで、鍛冶戦士団の一部が本土防衛に引き抜かれたのが痛かった……)
苦々しい想いが顔に出る前に、どうにか押し殺す部隊長。『本土防衛』とはこの場合、山間部にあるドワーフ族の本拠地のことを指す。
ドワーフ側の気持ちも理解できる。もし魔王軍があのままドワーフ族の領地を侵攻し続けていたなら、防衛戦力が足りないのだ。だが今になって人族領や獣人族領が攻められ、慌てて戦力を戻そうとしているのは、なんとも無駄な――
(いや、結果論か)
戦にタラレバは禁物だ。仮定の話より、今ある現実に対処しなければ。――たとえいち部隊長にすぎないとしても、部隊長なりにできることを。
(とにかく、兵たちを連れ帰る。そしてそのあとは峡谷関門の壁で耐えきる。今はそれしかない)
ドワーフ王国内には、アリの巣のようにドワーフの地下坑道が張り巡らされている。魔族たちが城壁に挑みかかっている隙に、人族には知らされていない秘密の地下通路から鍛冶戦士たちが躍り出てきて、(人族の子ども並の足の速さで)背後から急襲する――という可能性もあるわけだ。
いくら子どもの駆け足程度の速さでも、足元から戦士たちが出てきたら話は別だろう。問題は、どうやら敵軍が土属性の魔法に非常に長けていること。果たしてうまく不意をつけるものか?
それに聞くところによると、地下坑道には吸血鬼が出没し、非常に面倒なことになっているらしいが――
(ええい、やめだやめだ)
不安要素は山ほどあるが、部隊長はブンブンと頭を振って打ち消した。
「とにかく、これからが正念場だ! 完全に日が暮れる前に、どうにか――」
夕陽は沈み、夜が来つつある。その前に脱出を――
と、周囲を鼓舞しようとする部隊長だったが。
「――ん?」
視界に黒点。
なんだ? と思った瞬間、顔面を殴られたような衝撃、暗転、
「お゛っ」
部隊長が妙な声を上げてもんどり打って倒れた。
――右目から棒が生えている。
矢だ。
――死んでる。
次の瞬間、ビヒュッビヒュシュッと擦過音が押し寄せ、周囲の兵士たちにも次々に矢が突き立った。
「ぐあっ」
「がっ」
「敵襲ッ! 左手の木立だ!」
目の良い兵士が悲鳴じみて叫んだ。
「盾ェ掲げェ――!」
「隊列組め! 横隊!!」
「急げ!! 負傷者を後ろに回せ!!」
古参の兵士たちが叫び、不意の事態に硬直していた新兵たちが弾かれたように動き出し、ぎこちないながらも訓練で叩き込まれた通りに隊列を組む。
「待て、横隊はまずい――」
しかし目端が利く者が気づいた。――背後にも木立がある!
果たして、左手側に向き直り盾を並べていた歩兵たちの背中に、さらに矢が飛来して突き刺さった。
「クソッ反対にもいるぞ! 方陣!!」
「中空方陣! 2小隊反転して――ぐあっ」
「もうこんなところに敵が!」
「前線はもう抜かれたのか!?」
「馬鹿っそんなわけないだろ!」
お手本のような奇襲、挟撃に、今度こそ兵士たちが浮足立つ。古参の兵士たちが必死で新兵をなだめようとしているが――
「夜エルフか……! くそったれ!」
肩に刺さった黒い矢羽の矢を、忌々しげに睨んで古強者の兵長が毒づいた。
「おい、お前! 指揮を引き継げ!!」
「俺が!? なんでですか兵長!?」
指名された若い兵士が目を剥くが、その兵長にはもう答える余裕がなかった。
「ぐっ……ぶふぅォ……」
泡を吹きながら痙攣して倒れる兵長。
「……毒矢だ!! チクショウ――ッ!! 盾を密集させろ!!」
皆で密集し、盾の壁を形成して矢を防ぐ。だが全員が身を隠せるわけではない、そもそも敗走中に盾を捨ててしまった兵士も少なくない。
「もうだめだ!」
「おしまいだあ!」
「死にたくねえ、死にたくねえよ!!」
ばらばらと隊列を離れて走って逃げ出す者たち――
「あっ馬鹿!」
――逃げる者にさえ几帳面なほどに執拗に矢が飛来し、ひとり、またひとりと打ち倒されていく。致命傷を負わなかった者も悶え苦しみながら泡を吹いて痙攣し、ますます兵士たちの心を折り砕く。
あと少しで味方の領域にたどり着けるはずだった希望の道。
しかし夜闇に呑まれつつあるそこは、一転、処刑場と化していた――
「おい、逃げるやつを射るな」
一方、木立の中、身を潜める夜エルフ猟兵の指揮官がたしなめていた。
「我々の任務は威力偵察であって、敵の殲滅ではないぞ。……今のところはな」
わざとらしくつけ足された言葉が、部下たちの笑いを誘う。
「すいません、つい。活きの良い雌鹿と見間違えてしまいまして」
そしてたしなめられた部下も、神妙な顔で謝った。
「……でもアレはあいつらが悪いですよ。あんなに尻を振って、誘ってるようなものじゃないですか」
下卑た笑いが漏らす猟兵たち。魔族の前では鉄面皮の彼ら彼女らだったが、この場には
「それにしても酷いモンですね、まるで射的場だ。よっ、右肩……当たった!」
呑気に弓を引く猟兵たちは、まさに的あてでもしているような気分だった。
「フン、そうだな。まともな指揮官がいれば、右手側にせよ左手側にせよ多少の損害は無視して突撃してきただろう」
死傷者は出るが、結果的には最小限で済む。あんな敗残兵ごとき、真正面から戦っても負けはしないが、わざわざ近接戦を挑むのも面倒なので結果的に夜エルフ側が退くことになるからだ。
少なくとも、こんな状況で守りを固めようとするのは悪手だ。こちらの矢が尽きるのを待つつもりかもしれないが、夜エルフの弓の腕を舐めてもらっては困る。
この木立に潜む夜エルフ猟兵中隊、およそ百名。それぞれが携行している矢の本数は、あの敗残兵どもを皆殺しにしても余りある。
「どうやら人族どもは、いよいよロクな人材が残っておらんようだな」
「とか言って、隊長が一番最初に敵の指揮官を射抜いてますからね」
「まあな」
部下の指摘に、意地悪く笑う夜エルフ指揮官。なかなか気骨のありそうな指揮官だったので、真っ先に死んでもらった。あれが生きていればもうちょっとマシな対処ができていただろう。まあ部隊長の羽飾りをつけたままだったのが悪い。士気を維持するために必要だったのだろうが……
「さて、気楽な射的も終いにしよう。各自、残り2射だ」
ちょうど日も暮れて、遮光外套なしでも気楽に動けるようになってきた。
「くれぐれも皆殺しにはするなよ? 我々の任務は殲滅ではないからな。何より、悲劇には語り部が必要だ」
真面目くさって言う指揮官に、夜エルフ猟兵たちが声を上げて笑った。
(『毒』といえば我々夜エルフの技術が最高峰だ。
先の合戦で、ドワーフたちが鉱石系の複合毒を使い始めた。夜エルフにとっては色々な意味で面白くない。毒といえば夜エルフの専売特許なのに――
あの人族の敗残兵には、夜エルフの毒の恐ろしさをたっぷりと味わってもらった上で、何名か生き延びさせ、同盟軍に恐ろしさを広めてもらわなければならない。
(だからこそ、この毒よ)
矢を受ければたちまち泡を吹き、痙攣しながら倒れて悶え苦しむ毒。実は見た目が派手なぶん、死ぬのに時間がかかるのだが、戦場ではこういった毒の方がかえって有効に働くことが多い。
周囲の兵士を動揺させられるし、神官や森エルフ導師が解毒のために動かざるを得ないし、治療が間に合わず死んでしまえば士気を著しく下げるのだ。
まさに、夜エルフ流の毒物の美学といったところか――
「構え――」
毒矢の雨を降らせんと、号令をかける夜エルフ指揮官。宴も終わりだ、とばかりに気楽な雰囲気を醸し出す猟兵たちだったが。
「
誰かが叫び、夜エルフたちの目の色が変わった。
見れば、東に伸びる街道から――
光をまとって、まっすぐこちらに走ってくる褐色肌の耳長の姿がある。
「はは――諸君! いい土産ができたぞ!!」
夜エルフ指揮官は、邪悪に口の端を吊り上げて叫んだ。
「殺すなよ!! 皆でパーティーと洒落込もう!」
「こいつは盛り上がってきた!!」
「まさか本当に活きの良い雌鹿がやってくるとは!」
お調子者の猟兵が叫び、木立が笑いの渦に呑まれた。
「人族はどうします?」
「適当に射掛けておけ、釣り出す餌になってもらう」
「了解! じゃあ毒抜きでもいいですかね」
敗残兵たちを甚振りながら、舌舐めずりする夜エルフたち――
「――姫様! 罠ですぞ!!」
人族の敗残兵たちを助けるため、足を止めないリリアナにオーダジュが引きつった顔で警告する。
「わかってるわ! でもね、このために私は来たの!!」
リリアナは顧みない。罠だとわかった上で、踏み潰す!!
視界の果て、次々に射倒されていく兵士たち。遠い。もどかしい。あと数十秒もすれば走り抜けられる距離ではある。
だが、オーダジュの風の魔法でも、これだけ離れていると
あと少しで届く距離なのに、かけがえのない命が喪われていく――!
まるでリリアナを嘲笑うように、
そんなの許せない!!
「――オディゴス!!」
「なんだい?」
「あの
「もちろん、できるとも!!」
リリアナの手の中で、杖が自信満々に答える。
「素晴らしい導きを感じるね! 腐ってもエルフ族の末裔と言ったところかな! 目を喉を心の臓を、見事に射抜いてやろうという気概が伝わってくるよ! 素晴らしい、誠に素晴らしい、その全てが的を外すことがないよう正確無比に導いてあげようじゃないか!」
オディゴスのズレた返答に、リリアナは走りながらすっ転びそうになった。
「っそうじゃなくて! 当たらないように誘導することはできないの!?」
「…………」
一転、オディゴスが沈黙する。
「…………たとえ、それが命や意思を持たぬ道具であろうとも」
聞いたことがないほど、重々しい口調で。
「彼らは、与えられた目標を達成せんとしているのだ。その行く先を意図的に捻じ曲げ、誤った方向に導くという行為は、【私の信念に反する】」
まるで
「【ゆえにやらない。そういう意味ではできない】」
皮肉なことに、確固たる意思を持って、杖はそう明言した。
「……わかったわ」
リリアナは諦めた。この悪魔はオーダジュより年上の頑固者だ、リリアナがその信念を曲げられるわけがない。
「でも――裏を返せば、私の矢も、正確無比に導けるというわけね?」
「もちろんだとも」
優しげな口調で、オディゴスは肯定した。
「じゃあ、」
リリアナの右手に、光の矢が生み出される。
「私の矢を導いて――あの
オディゴスは笑う。
「――お安い御用さ。おおっ!?」
そして驚きの声を上げることとなった。リリアナが左手に構えるオディゴスに、光と蔓が絡みついていく。
「貴方はよくしなるから、きっとこれでも大丈夫よね」
「ハハッ――本当に現世は驚きに満ちているな!!」
オディゴスは愉快で愉快でたまらないといったふうに。
「――まさか私が弓になる日が来ようとは!!」
勇ましいメロディを口ずさみながら、
「【
リリアナの澄んだ碧眼に、無数の毒矢が映り込む。
「【――
カァンッ! と快音、光の矢を解き放った。
空中で光の矢が2本に分かれる。2本が4本に。4本が8本に。8本が16本に――次々に分裂していく。
瞬く間に、夜闇を埋め尽くした横殴りの光の雨が、まるで魚の群れのように毒の矢の雨に食らいつき。
黒い矢羽が、木のシャフトが、鏃が、清浄なる光に焼き尽くされていく。
「――――」
戦場が静まり返った。息を呑むように。焼け焦げた鏃が、かつんころんと地面に力なく落ちていく音だけが響いていた。
「オディゴス」
その間にも、リリアナは次の一矢をつがえながら、冷え冷えとした声で。
「導いて。あの木立に潜む、
お安い御用だとも。
果たしてリリアナの双眸に、無数の『
「――退避!! 逃げろ!!」
我に返った夜エルフ指揮官が、引きつった声で叫ぶ。
理解したのだ。
あれは活きの良い雌鹿などではなく、何よりも恐ろしい魔獣なのだと。
その判断は正しく――そして、遅すぎた。
「【
獰猛な光の雨が――襲いかかる。
泡を食って伏せる者がいた。恥も外聞もなく背中を向けて逃げる者がいた。木陰に転がり込んで身を隠す者がいた。
全てが、無駄だった。
木の葉をかいくぐり枝を避け木の幹を迂回し、どこまでも無慈悲に執拗に。
正確無比に。
百に枝分かれした光の矢が、夜エルフたちに突き刺さり、弾けた。
真昼のような光が、木立を次々に照らし出す。
「――がああああアァアァァァァァッ!!」
「――ぎぃいぃいっぁああァァァッッ!!」
「――ぐああああああアァァァァァッ!!」
凄まじい絶叫、体を折り曲げられ魂を内臓ごとひり出されるような断末魔の叫び。
夜エルフ猟兵たちの肌が沸騰している、日焼け止めも遮光外套も何の意味もなさない、光の矢が体の内側から焼いている――!!
夜闇に呑まれた木立に、無数の光が瞬いては消えていく。
まるで流星雨のような美しくも壮大な光景だった。その全てが、命の灯火――
夜エルフたちが焼かれて燃え尽きていく光。
「…………」
嘘のように戦場が静まり返った。
ぶす、ぶすと何かが焼け焦げる音と悪臭だけを残して。
「【
呆然とする人族の兵士たちに、柔らかな雨が降り注いだ。
ほわ、と温かな光。毒矢に苦しんでいた人々の顔に、穏やかさが戻る。傷口の肉が盛り上がって、矢がぽとりと落ちた。癒やされていく。傷も、毒も――
「おお……」
誰もが、夢を見るような顔で、自然とひとりを見つめていた。
光輝く弓を携えて、こちらに歩いてくる美しき
「おお……おおおお……!!」
兵士たちは叫んだ。この喜びと感謝の念は、言葉にしきれなかったから。
ただ、ひとつだけ確信していた――自分たちは救われたのだ。
彼女こそが、救いの女神なのだと――!!
†††
『聖女』リリアナ=エル=デル=ミルフルール。
光の化身。
同盟の希望。
――夜エルフの『太陽』。
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