300.さらば魔王国


 ――それからの2週間は、あっという間だった。


 代官の引き継ぎに始まり、追放に備えて色々と学習したり鍛錬したりで、時間は矢のように過ぎ去っていく。


 まず、ダイアギアスを説得した翌日、俺たちは魔王城に飛んで戻り、魔王の執務室に突撃した。


「ダイアギアスが後任だと……!?」


 どういう風の吹き回しだ、と言わんばかりに魔王は驚愕していた。


 まあ、色事とボン=デージ・スタイル以外に興味を示さない息子が、突然都市運営やります! とか言い出したらビビるよな。


「ジルバが、仕事は全部役人任せでいいし、エヴァロティ王城に好きなだけヤリ部屋作っていいって言うから」


 言い方ァ! ダイアギアスがしれっと答えたときの、魔王の顔は見ものだった。得心、呆れ、俺に対して何か物言いたげな様子。


「まあ……よかろう。ダイアギアス=ギガムント、お前をジルバギアス=レイジュの後任としてエヴァロティ自治区の代官に任じる」

「ありがたき幸せ」


 ともあれ、特に怪しまれることもなく、その場でダイアギアスが後任に決定した。意外な人選すぎて、アイオギアスやルビーフィアに比べ波風が立たないのは事実だ。


 ……いや、ある意味、波風そのものではあるんだが、魔王としても拒否する理由が見つからなかったのだろう。


 俺たちはそそくさと執務室をあとにして、周囲に人目がなくなってから、パァンとハイタッチした。これで共犯だな。



 その後はレイラといっしょに、ヴィロッサから人間社会の基本を教わったり、料理や野営などの日常的なサバイバル知識を伝授されたりした。


「基本的に、城壁で囲まれているような大規模な都市は、城門に聖教会の人員が配置されています。少しでも怪しい素振りを見せると、聖属性の光に触れるよう求められてしまいますので、近寄らないのが吉ですね。ただし、田舎は田舎で聖教会の部隊がパトロールしていることがあり、行動パターンとしては――」


「火打ち石はこうやって使います。魔法に比べるとあまりにもどかしいですが、そこは我慢してください。……そうそう、殿下の手際は素晴らしいですね。レイラ、こっそりブレスでつけるのはなしです」


「この野草は食べられます。こっちの野草も、不味いですが食べられます。こちらは食べすぎると腹を下しますが、非常時の選択肢としてはアリです。このキノコは食べたら死にます。というか、キノコは基本的に危ないので、餓死しかねない危機的状況でもない限り、手を出さないようにしてください。一応食べられる種類は都度お教えしますが――」


 俺としては、「知ってた」としか言いようがない知識のオンパレードだったが、夜エルフ諜報員視点での闇の輩狩り対策などはなかなか興味深かった。


 それに、なんだかんだ魔王城の暮らししか知らないレイラには、ちょっとしたサバイバル知識も含めて、ためになったと思う。



「いやはや、興味深いですね。聖教会に目をつけられやすい行動について、もう少し詳しく聞かせてもらえますか?」


 ちなみにソフィアも、ヴィロッサに話を聞いて積極的に知識を蓄えていた。


 一度聞けば一言一句違わずに記憶できる上、知識を紙面上に魔力の文字で転写する能力を持つソフィアは、俺がヴィロッサの教えを反復し、暗記するのを大いに助けてくれた。


 寝る前とかに、ソフィアが要点をまとめてくれた書類を読み込むことで、夜エルフ諜報網に関する知識をより一層深められた。


 以前ヴィロッサに聞いてたけど、忘れかけていた傀儡商会の名前とかもバッチリ覚え直せたのは、いいことだ。きっと役に立つだろう……



「あんたねぇ……流石に追放刑は無茶が過ぎるよ」

「ガハハ! ワシらの血族で一番のやんちゃ坊主は、ジルバギアスで決まりだなぁ、姉貴!」


 ついでに、ゴリラシアとその弟・レゴリウスもやってきた。


 久々の顔合わせだ。ゴリラシアは心配半分呆れ半分、レゴリウスはお気楽かつ豪快に笑っていた。


 ……などと言いつつ、遠路はるばる会いに来たということは、レゴリウスもこれが最後になる可能性は念頭に置いているんだろう。


「同盟圏じゃ槍は使えないからねェ、ビシバシ剣術も鍛えてやるよ!」

「ワシも手伝うぞー!」


 ってなわけで、ヴィロッサに加え、ゴリラシアやレゴリウスも相手取って剣の訓練に励んだ。


 内容については……特筆するべきことはない。ヴィロッサとともに、剣槍を用いた戦闘術も研究していた――という建前のもと、俺は問題なく剣も扱えるからだ。


 ヴィロッサは俺の剣を「天賦の才」と称賛するし、ゴリラシアたちも「なんだい、教えることなんてないじゃないか!」と驚いていた。


 ただ……そのぶん、訓練は遠慮のないものとなり。


 俺は人化した状態で、勇者役のゴリラシアたちと戦う羽目になった。


 そして、リリアナが抜けた代償を、俺は噛みしめることとなる――


「ハイエルフのペット、逃げ出したんだって? 不便だねェ」

「……そうですね。つくづくそう思いますよ」


 俺は本心から、苦々しくゴリラシアに同意した。


 聖女の加護がなくなった以上、戦闘の生傷は転置呪で癒やすしかない。となれば当然、奴隷が必要になるわけで――


 1日に10人。


 最大で、消費した。


 これでも、可能な限り抑えたんだ……。



「にしてもあんた、筋が良いねえ。槍より手強く感じるくらいさ」


 休憩中、ゴリラシアが「あんたもそう思うだろ?」とヴィロッサに同意を求めた。


「まったくです。殿下のお立場でなければ、剣の道にお誘いしたかったほどです」


 後方で腕組みして見守っていたヴィロッサは、心底残念そうに言う。


「別にいいんじゃないかい? これを機会に本格的に教えておやりよ、あんたたち3人で旅するんだろ? 流れの剣聖とその弟子って設定にすりゃいいじゃないか」

「なるほど……しかし、殿下は人化してもなお、かなりの魔力をお持ちです。剣聖の弟子としては不自然かもしれません」


 ヴィロッサの言うように、素で大公級の魔力を持つ俺は、人族の姿に弱体化しても男爵~子爵級くらいの魔力はある。今は周りが上位魔族だらけだからアレだが、同盟圏に入ったらそこそこ目立つだろうな。


「なぁに、剣聖の弟子が全員剣聖になるわけでもあるまいし」

「がっはっは、もしそうだったら同盟軍も、もっと歯ごたえがあるんだがなぁ!」


 レゴリウスが合いの手を入れて笑う。


「ちょっとくらい魔力が強い剣士がいたっておかしかぁないよ。どのみちそれらしい理由付けは必要なんだからね」


 別にジルバギアスも不満はないだろう? とゴリラシアに尋ねられたので、俺はうなずいておいた。


「じゃあ決まりだねェ」

「……殿下の師匠などと、その、畏れ多いですが」

「剣士としても、諜報員としても、あんたの実力は『師匠』と呼ばれるに相応しいもんさ、違うかい? ……ジルバギアスのこと、しっかり頼んだよ」


 バンッ、とゴリラシアがヴィロッサの背中を叩く。


「……はっ! この身に代えてもお守りいたします!」


 使命感みなぎる顔でうなずくヴィロッサから、俺は、思わず目を逸らした。



「えいっ! えいっ!」


 逸らした先では、刺突剣バルバラを構えたレイラが一生懸命素振りしていた。


 ……一生懸命、やってるんだろうけど。


 へにょっ、へにょっ、という感じだ。


「レイラ! もっと腰! 腰を入れるにゃ!」


 その横で、ガルーニャがエールを送りつつアドバイスしている。ガルーニャは、剣こそ扱えないけど、足さばきや重心移動は達人の域にあるからな。


 ……うん。つまりレイラは、剣の腕というより、まず体の動かし方をどうにかする必要があるってワケだ。


 これまでは、下手に人の姿での戦闘力を高めるより、さっさと竜に戻って暴れた方が強いよね、という方針だったが、同盟圏に潜入するとなるとそうも言ってられないからな……。



『…………』


 一方で刺突剣――バルバラも、周囲に気取られぬよう大人しくしているが、どことなく刀身から哀愁が滲んでいるようにも見える……。


 バルバラは、レイラの護身用の剣としてついてくることになった。さすがにボディまで持ち運ぶのは難しい。


 アウロラ砦は焼け落ちて廃墟と化してしまったので、破損したバルバラボディは、棺桶型のケースに封入し砦から離れた山の頂きに埋めて隠しておいた。メンテなしで1年間放置しても大丈夫なのか、ちょっと不安だが……防腐の魔法なども重ねがけしたし、問題ないと信じたい。



みゃーもついていけたらにゃー」


 レイラいわく、ガルーニャはことあるごとに、そうこぼしているらしい。


 リリアナロスでショックを受けていたところに、主人の俺のみならずレイラの同盟行きまで重なって、かなり堪えているようだ。


 自慢の真っ白な毛皮を茶色に染め、外科的に耳や鼻なども整形して犬獣人になりすまし、ついてこれないか検討していたそうだが、夜エルフたちに「臭いでバレます」と指摘されて泣く泣く諦めたとか。


 ……現役時代、俺の戦友の拳聖たちも、「猫くせえ虎くせえ」ってしょっちゅう言ってたもんなー。


「肝心なときにお役に立てなくて、情けないやら申し訳ないやら……!」


 と言って涙ぐむガルーニャをナデナデして慰めたが。


 正直、彼女がついてこれなくてよかったと、心から安堵する俺がいた。



「ジルくん! また会えるって、ボク信じてるから……!!」


 そういやエンマも、一応挨拶しに行ったら、芝居がかった仕草で目をウルウルさせながら抱きついてきた。


 忙しいし、簡単な世間話くらいで済ませるつもりだったんだけどな。


 やたら熱烈に、聖属性の攻撃を食らったときの、魂の防護についてレクチャーされてしまった。


 クッソ時間を食ったけど、まあ、いつかエンマと戦うときに役立つかもしれないので――方法論を理解できれば、エンマの魂の防護も突破できるかもしれない――まるきり無駄ってワケでもあるまい……




          †††




 そうこうしているうちに、旅立ちの日が来た。


 1ヶ月の猶予期間を待たずに、早めに出立することになった。追放者および同行者は刑の執行中、魔王国から一切の支援を受けられなくなるが、逆に執行前ならば現地の諜報員から情報を得たり、物資を融通してもらったりすることもできるからだ。


 といっても、俺やレイラが街に入るのは危険すぎるので、ヴィロッサが現地の連絡員と接触する――



 ことに、なっている。



 俺は旅装に身を包み、魔王城の飛竜発着場から空を見上げていた。


 ところどころに羊雲が浮かぶ、風も穏やかな晩夏の夜。


 服地をそっと撫で付ける。質はそこそこだが、野暮ったい一般庶民向けの古着だ。これまで魔王子として上質な服ばかり着ていたせいで、生地がイガイガして落ち着かない。俺の肌もすっかり贅沢になっちまったもんだ。


 ちなみに、これの下にはボン=デージ・スタイル――【エヴロギア】を身に着けている。脱いだら目立つが、普段着の下に着込める防具としては破格の性能を誇るし、これから秋~冬にかけてだんだん厚着になっていき、肌を晒す機会が減るのでメリットの方が大きいと判断した。


 逆に、竜鱗鎧【シンディカイオス】は置いていく。当たり前だけどな! 目立ちすぎるわあんなもん!


 その他装備は、使い込んだ革のリュックに、訓練期間中に履き慣らしておいた上質なレザーブーツ。腰には休眠状態のアダマスを下げ、兵士たちの遺骨もリュックの底に忍ばせてある。レイラが竜形態のときは、アダマスの反対側にバルバラの本体こと刺突剣【フロディーダ】も下げてるぜ。


『いよいよだね……』


 バルバラが、俺にしか聞こえない念話でつぶやいた。


 ああ。そうだな。


 いつもより多めの荷物を載せたレイラは、翼に支障がないか軽くはばたいてチェックしているし、俺の傍らでは、目立ない服を着込んだヴィロッサが装備や物資の最終点検をしている。



 ――いよいよだ。



 見回せば、俺の関係者一同が見送りに来ている。完全に肩から力が抜けている俺やレイラと違って、必死に表情を押し殺す者も多い。これが最後になるのでは――と、不安が拭えないのだろう。


 ガルーニャなんて泣きそうになっているが、ソフィアはいつもと変わらない平然とした顔だ。「魔界で失踪して、連れて帰ってきたことに比べれば、追放刑なんて旅行みたいなもんでしょう」などと言っていた。



 ちなみに見送りの輪の中に、魔王の姿はない。



 まあ一応、受刑者なワケだからな。魔王が見送りに来るのは色々と不味いだろう。



 同様にアイオギアスやルビーフィアもいない。ダイアギアスは今頃エヴァロティで励んでいるはず。



 発着場にひしめくのは身内だけ。――だがその全てが、猫系獣人や夜エルフ、魔族に悪魔といった闇の輩であることに、俺は奇妙な感覚を抱いた。



 いつの間にやら、魔王城の顔見知りが増えたもんだ。こんなに……。



 いかめしい表情を維持するゴリラシア、さすがに神妙な顔をしているレゴリウス、ちょっとやつれたシダール、心配そうなヴィーネ、ごしごしと目元を拭うガルーニャに、平然としたソフィア、そして――



「――行くのね、ジルバギアス」



 凛と背筋を伸ばす、ドレス姿のプラティ。



「はい、母上」


 俺たちは見つめあった。


 昨日、食卓をともにして、寝る前まで他愛のないことを色々と語らったが。


 ここに来て、何を言えばいいのか、お互いにわからなくなってしまった。


「――レイラ」


 俺から視線を外し、プラティがレイラに向き直る。


「あなたを長いこと、疑っていて悪かったわ。でもあなたは決して裏切らず、いつも息子を支えてくれた。ありがとう。……どうか、ジルバギアスのことをお願い」


 そう言って、レイラにうなずくような仕草を見せた。


 ――それは、プラティが大公妃の立場で表することができる、最大限の礼。


 なんと、レイラに頭を下げたのだった。


「そんな! 奥方様……」


 絶句するレイラ。


「……わたしは、ジルバギアス様を裏切りません。絶対に。ジルバギアス様のお力になれるよう、わたしにできる最善と全力を尽くします」


 金色の瞳を爛々と輝かせて、レイラが宣誓するように告げる。後ろの方で、ゴリラシアがちょっと引き気味なのが見えた。【炯眼】でレイラの色が見えたのかな?


「ありがとう、レイラ」


 微笑んだプラティが、今度はヴィロッサに向き直る。


「ヴィロッサ」

「はっ」

「あなたほど腕の立つ夜エルフを私は知らない。あなたほど忠義に厚い者も。……私は、あなたにもまた、全幅の信頼を寄せているわ。ジルバギアスを、どうか」

「はっ! お任せください」


 最敬礼したヴィロッサが、決意に溢れる眼差しでプラティを見返す。


「このヴィロッサ、我が命に代えましても、殿下を1年後に再び、無事御身の元へお連れする覚悟です……!」


 …………。


「ありがとう、ヴィロッサ」


 そして改めて、プラティの視線が俺に戻った。


 相変わらず、言葉が見つからないようだった。


「ジルバギアス」


 つかつかと歩み寄ってきたプラティが、そのまま、俺を抱きしめる。


「母上」


 びっくりした。いくら母子だからって、いくら出立前だからって、上位魔族が衆目環視でやるようなことじゃない。


 だけど……俺は何も言えなかった。プラティの呼吸は浅く早く、手は震えて、抱擁も力任せで痛いほどだった。


 本当は行かないで欲しい――決して表に出せない気持ちを、全身で表しているかのようだった。


「……どうか、元気で。きちんと食事を摂って、できるだけ睡眠時間も確保して、ちゃんと気をつけて……それから、それから……」


 ぽろぽろと、脈絡のない言葉が、わななく唇からこぼれ落ちる。


「……大丈夫ですよ、母上」


 そっと抱きしめ返した。……気恥ずかしさなんて、感じなかった。


「俺は、無事に帰ってきます。まだやるべきことがあるからです」


 ――そう。


 このまま同盟圏にトンズラなんて、俺には許されないんだ。


「安心してください。俺が今まで『やれる』と言い切って、やれなかったことがありますか?」


 おどけたように言うと、プラティは笑顔を思い出したかのように、ぎこちなく微笑んだ。



 ――いや。



 ぎゅっと目をつむって、迷いを振り払ったかのように不敵な笑みを浮かべた。



「そうね。あなたは常にそうだったわ。わたしの期待を上回る、自慢の息子」



 そっと手を離し、数歩下がる。



「わたしには、過ぎた息子だわ。あなたはわたしの誇りそのものよ」



 だから。



「――行ってらっしゃい。そして、さらに強くなって、帰ってくるのよ」



 ああ。



 言われるまでもねえ。



「はい、母上。……行ってきます」



 俺はプラティに背を向け、ひらりとレイラの鞍にまたがった。ヴィロッサが後ろに乗り、ふたりで命綱も装着する。



 振り返る。



 相変わらず不敵な笑みを浮かべるプラティ。だがその両手はドレスの裾をギュッと握りしめたままだった。



「それでは皆! また会おう!」



 プラティだけでなく、背後の者たちにも手を振った。



 ――行こう、レイラ。



『――はい――』



 レイラが翼を広げ、はばたく。



 ふわりと舞い上がった。駆け上るように、空へ。



 空へ!



 螺旋を描くように、徐々に高度を上げていく。



 発着場から、プラティたちがこちらを見上げていた。



 俺は視線を移す。魔王城の中心部。魔王の宮殿へと――



 そこに、いた。



 宮殿の前に、黒衣をまとった魔族が。



 魔王ゴルドギアス=オルギもまた、空を見上げていた。



 お互いがほとんど点にしか見えないのに、視線がぶつかり合うのを感じる。



 魔王が片手をあげて、こちらに振るのがわかった。



 俺もまた、手をあげてそれに応える。



 ――魔王。俺は戻ってくるぜ。



 必ず、お前を討つために。魔王国を滅ぼすために。






 誰が、何と言おうと、







 ――俺は勇者なんだ。




――――――――――――――――――――――――

※次回から【同盟圏追放編】に入る前に、【わんこ一匹旅★ドキドキ里帰り編】を数話ほどやります。

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