204.人族の処遇


 エヴァロティの捕虜。


 ずしん、と腹に響く単語に、せっかく詰め込んだ美食がせり上がってきそうだ。


『――男爵家ウチの連中は、たぶんダメだろうね』


 あきらめ半分な、バルバラの言葉が蘇る。


『小さい子らと女たちは冬が来る前に逃がしたけど、戦闘員と老人、怪我人や病人は王都に残った。戦える連中は、みな討ち死にしただろうし、戦えない連中は、たぶん捕まっても、生かされちゃいないだろうね……』


 魔王軍はあまり捕虜を取らない。取るとしても、奴隷用の健康な若い男女くらいのもので、怪我人や病人なんかはそのまま遊び半分に殺されることもある。


 しかも、奴隷といっても、まともな労役奴隷ではなく、俺が【名乗り】を学ぶ際に初めて戦った兵士たちのように、訓練の相手役として使い捨てられることも多い。


 わざわざ人族なんて働かせなくても、魔王国には、獣人族というもっと使い勝手のいい労働力があるからな――そんな獣人たちでも嫌がるような汚れ仕事を強いられ、劣悪な環境で死んでいく。それが一般的な魔王国における人族の末路だ。


 そして、タチが悪いことに、死んでもそれで『終わり』ではない。


『死んだまま放置してると、そのうちエンマにアンデッドの材料にされてしまうかもしれないぞ』


 俺がそう指摘すると、バルバラはギョッとしていた。


『――エンマ!? エンマって、あの、『早く寝ないとエンマにさらわれてお人形にされちゃうぞ~』のエンマ!?』

エンマだ』


 そう――『人形作家』エンマの名は、子どもを寝かしつけるとき、お決まりの脅し文句として使われていた。100年以上、表舞台から姿を消していたエンマは、もはや同盟圏ではおとぎ話のような存在と思われていたのだ。


 だが。


 奴は、現役だ。


 どころか、ピンピンしてる。


 抱きつきがてら、俺のアバラをへし折りそうになる程度には。


『てっきり聖教会に滅ぼされたもんだと……』

『最後の交戦記録は100年以上前で、それからずっと行方不明だったんだ。……実は逃がしちゃいました! なんて、民衆を不安にさせるだけだから、聖教会も声を大にして言ってなかっただけさ。それで、奴がどこに行ったのかと思えば、ちゃっかり魔王国に逃れて、伯爵に叙されてたってワケだ』

『うわ……』

『ちなみに俺の死霊術もエンマに習った』

『うっわぁ……』


 半透明のゴースト形態のバルバラは、死ぬほど嫌そうな顔をしていた。しかし一歩間違えれば、自分も馬車の座席をイイ感じに支える役目を永久に負わされていたかもしれないと知って、顔を青褪めさせていた。


 霊魂もさらに青くなるんだな、という知見を得られた。


 何はともあれ。


 バルバラの親しい人物たちが、アンデッドの材料にされるのはあまりに忍びない。彼女が覚えている限りの名前を、死霊術で呼び出してみたが――


 結果は、ほとんど自我が消えかかった魂を、何度か呼び出せたのみ。


 残りは無反応だった。すでに霊魂が消えてしまったのか、あるいは――まだ生きているのか。


 わからない。しかしすでに前線を離れた俺には確かめようがなく、捕虜の扱いなどは前線司令官の管轄であるため、不用意に手出しができなかった。


 いずれにせよ、生存は絶望的。その上でもう呼び出せないとなれば、バルバラも、彼ら彼女らはみな冥府へ渡ってしまったものと諦めていたが――



 ――捕虜の扱い。



 魔王がわざわざ口にしたということは、ひとりふたりの少人数ではあるまい。王都の民が、そこそこの頭数、捕らえられているのか? しかしそれが、俺に何の用だ?


 しかも捕虜だけじゃなく、王都エヴァロティの扱いというのが気になる――


「……ふぅん」


 魔王がわざわざ俺を呼び止めたことに、ルビーフィアが興味深げな声を上げたが、フイと顔を背け、眠り姫を抱えて去っていった。


「……ふむ」


 チラッと壁掛け時計を気にしたアイオギアスも、少し残念そうな顔しつつも、足早に部屋をあとにする。


「それじゃ、また来週~」


 フードファイターも、デザートの皿を抱えて出ていった。……食べながらの退出は初めてだな、行儀悪いって次元じゃねえぞ。



 そして、俺と魔王をのぞいて、ただひとり残ったのは、緑野郎エメルギアスだ。



「何か用があるのか?」


 魔王がエメルギアスに目を向けた。


「いえ……しかし、エヴァロティの扱いと耳にしましたので」


 姿勢を正し、エメルギアスが俺を一瞥してから、魔王に視線を戻す。


「我々イザニス族も、デフテロス王国西部の制圧に尽力しましたので、他人事とは思えず。それは内密の話でしょうか、父上?」


 ふてぇ野郎だ、堂々と、自分にも聞かせろと言ってやがる。


「ふむ……内密、というほどではないが」


 一瞬、思考を巡らせた魔王は、


「……まあ、いずれは公になる話だ。望むならお前も同席して構わん」


 魔王の許可に、エメルギアスが勝ち誇ったようなドヤ顔で俺を見てきた。あ? 何だ、喧嘩売ってんのか。ブチ殺すぞテメェ。


『どうどうどう。思考がチンピラのそれじゃ、落ち着けい』


 アンテのなだめるような声に、俺は密かに深呼吸した。……大丈夫、俺は冷静さ。まだ、な。



「――実はジルバギアス。お前をエヴァロティの代官に任命しようと思っている」



 が、何食わぬ顔で魔王が繰り出した言葉に、俺の冷静さは紙くずみたいに吹っ飛ばされた。



「「はぁ?」」



 俺とエメルギアスの間抜けな声が重なった。



 代官?



「うむ。先ほどの話の続きではないが、我は、魔王国の方針を少し転換しようと思うのだ。具体的には、これまで占領地の同盟民は、徹底的な排除・奴隷化という方針だったが、一時的に自治を認めようと考えている。王都エヴァロティを中心とした、元デフテロス王国民による自治区だ」


 ――なぜ? これまで苛烈に、人族など畜生にも劣るとばかりに殺してきた魔王国が、なぜ急に――?


「その必要があるんですか? 父上」


 想定外の事態に思考停止してしまった俺の代わりに、エメルギアスが問う。


「それはだな――ステグノス」


 魔王が呼ぶと、奥の扉が開いて、資料を手にしたヤギ頭の悪魔執事が入ってきた。


「これを見ろ。お前たちの意見も聞きたい」


 ステグノスが差し出した資料――けっこうな厚みがある――を、俺とエメルギアスはそれぞれ半分ずつ取り、読み始めた。


 中身は様々だった。国内の各種作物の収穫高。そしてここ数十年の統計。緩やかに収穫量は増えてるんだな……漁業や畜産のデータもある。クソッ、レイジュ族の人族奴隷まで家畜にカウントしてんじゃねえぞ、ブチ殺すぞ――そしてこっちは、何だ? 魔王が裁いた魔族同士のトラブル? 水利権の争いはよく聞くが、意外と家畜泥棒なんてのもあるんだな。木っ端魔族は貧乏って話だし――こっちは獣人同士の、部族間での争い? 家畜泥棒多いな。獣人王からの報告書か――


 俺がザッと目を通し終えると、エメルギアスはまだ読んでいる途中だった。残りの半分、さっさと読んで寄越せコラ。


 ジッと俺が見つめて待っていると、視線が気になったのか、不快そうに眉根を寄せたエメルギアスは、最後に申し訳程度にパラパラとめくってから、資料を投げ渡してきた。


 交換する。こっちはコルヴト族から上がってきた、魔王国内の測量データ。魔族をはじめとした、獣人族や夜エルフといった各種族の人口の推移。魔王国内での食料品の価格統制についての意見書や、通貨流通量のデータなんてのまである。よく調べたもんだ――ん、でも待てよ。人口の推移――それに、さっきの資料の収穫量。それらを前提に、農業、畜産、漁業のバランスまで考え合わせると……これは……


 俺が顔を上げると、魔王と目が合った。面白がるように俺を見ている。


「……どう思った?」


 隣を見れば、エメルギアスはまだ資料を読んでいる途中だった。奴もハッと顔を上げて、咄嗟に何か言おうとしたが――緑色の瞳はただ落ち着きなく揺れるばかりで、言葉が出てこない。


「ジルバギアス。どう思った」

「……収穫量の伸びがあまりにではないかと」


 俺が指摘すると、魔王はクツクツと喉を鳴らして笑う。


「……順調に伸びてるように見えるが」


 エメルギアスが手元の資料を眺めながらつぶやくが――コイツわかってねえな。


「…………」


 魔王は、たぶん『わかってる』。そして俺が『わかった』ことにも気づいてる。


「確かに伸びてるが」


 俺もまた、つぶやくように言った。


「国土面積の拡大を考えれば少なすぎるし、人口増加に追いついてない……」


 俺の言葉に、目を見開いたエメルギアスが慌てて手元の資料を読み直し始める。


「そうだ。そのとおりだ。……だが問題は、お前が思っているより少し複雑だ、ジルバギアス」


 魔王が笑いつつも、嘆息する。


 複雑……? 資料に再び目を落とした俺は、爆発的な増加の兆候を見せている獣人族と、微増する夜エルフの人口に目を留め、ハッと気づいた。



 ――そうか。俺は無意識に人族基準で考えていたが。



 こいつらは、人族と違う!



 の雑食だ!!



 たしか――ガルーニャが言っていた。クッキーなどの焼き菓子は好きだが、食べ過ぎたら身体が痒くなると。


 ファラヴギと出くわす羽目になった、廃城近くの村の獣人たちも、農業よりも森での狩りを重視していた。


 魔王国に与した獣人は猫や虎の系統が多く、肉食への依存度が特に高い。


 しかも、それに加えて夜エルフだ。森エルフを『草食み』とバカにする連中は、血と肉を何よりも好む。


 現状の魔王国の食糧生産は、国民性と食い違っているんだ。収穫高が振るわないのは、農地の不整備や農業の未熟さに加え、それを担う獣人たちにあまりやる気がないからか! だけど、収穫物は家畜の餌にもなるはず――ああ、だから家畜泥棒! 家畜は一朝一夕で育たないから、足りない分は他所から盗ってくるしかない! そんな調子で泥棒合戦になって、さらに畜産が滞る悪循環……


 おそらく、今までは狩猟で足りない分を補ってきたのだろうが、人口の増加で、森の恵みだけでは、獣人たちの胃を満たせなくなってきた――


『好機じゃな』


 アンテがつぶやく。ああ、まさに。魔王国にこんな弱点があったとは。


 いくら魔力が強くとも、食い物がなければ死ぬしかない。単純労働をすべて獣人に頼り切りなのが魔王国だ。その獣人たちが飢えた獣と化し、労働もままならなくなれば――戦争どころじゃなくなる!


 ……いや、待て。


 この問題を、魔王も把握しているわけだ。


 その上で、俺に話を振ってきた。……俺を、代官に? 


 デフテロス王国の民に、人族に、自治まで認めて? なぜだ?



 ――人族の、他種族にはない強みとは、何だ?



 俺は思い出す。前線にたどり着くまで、骸骨馬車から眺めた風景を。地平線の果てまで続く麦畑。デフテロス王国西部は、豊かな穀倉地帯だった――



「……人族を食糧生産にあてるおつもりですか。自治区とするのは、父上が一元的に管理し、外部からの干渉を排除して生産を安定させるため……」


 俺がうなるようにして言うと、魔王が満足げにうなずいた。


 ――魔王国内でよく読まれている、農業の本には俺も目を通したことがある。人族が書いたものを要約して、魔族文字で書き直したやつだ。


 まあ、なんというか、良くも悪くも学者が書いた本だった。理論立てて、きちんと書かれていたが、災害や病気に対する具体的な対処や、現場の知恵みたいなものが、きれいに抜け落ちていた。


 俺は、前世は農家の息子だったからな。もうほとんど忘れちゃったが、親父や近所の爺さんたちに、色々とコツを教わった覚えがある――


 あんな本を教科書に、もともと農業と馴染みがない獣人たちが畑を耕してるんだから、そりゃうまくいかないだろう。


 現地の農民を教師役にすればいいものを、苛烈に侵略するせいで、住民は散り散りになって死んでいく。仮に熟練の農民を捕らえたとしても、場所によって土質は違うし、作物の種類でも事情は変わってくるから、すべてに対応できるわけではない。


 それぞれの土地に、それぞれのやり方があったはずなんだ。


 だが、魔王軍は、それを根こそぎ滅ぼしてきた。


 そのツケが回ってきたことを、魔王は把握しているからこそ――今度はとしているわけだ。


 クソッ、自分たちの都合ばっかり考えやがって……!!


「……しかし、父上。こいつが代官ですか?」


 と、エメルギアスが不満げに口を開いた。魔王国の大きな方針転換、それに伴って創出された新たな役職ポストに、俺が大抜擢されることが気に食わないようだ。


「まだ5歳ですよ? さすがに荷が重すぎるでしょう」


 こんなガキに任せてどうすんだ! と主張する緑野郎だが……甘い。



 違うんだなぁ、これが。



「――先日、6歳になりました」



 俺はそっけなく告げた。視界の端で、エメルギアスが俺を二度見する。


「……いや、それにしても6歳ですよ。いくらなんでも若すぎますって」


 気を取り直し、一貫して反対する緑。


「うむ……しかしジルバギアスは魔界で半年を過ごしたからな。現世での年齢など、誤差にすぎん」


 魔王が椅子に座り直しながら、やおら腕を組む。


「それに、我は年齢よりも能力を重視する。ジルバギアス、資料を読み込むなり問題に気づき、さらに思考を発展させ、我が真意にまでたどり着いた」



 静かに、魔王がエメルギアスを見据える。



「――充分に資格があるとは思わんか?」



 言外に問うていた。



 ――お前に口出しする資格はあるのか、と。



「……っ」


 んぐぅ、と声にならぬ呻き声を、エメルギアスは発した。机の下、その拳を、血が滲まんばかりに握りしめているのが見える。


「加えて、人族の管理はレイジュ族の治療枠に多大な影響を及ぼすが、ジルバギアスならば調整がききやすい。さらに、ジルバギアスはお前たちのどちらの派閥にも属しておらん。下手にどちらかに任せると、我が贔屓したとみなされかねん現状、中立的なジルバギアスが適任なのだ。……農業に熱心なアイオギアスなどは、喜んで取り組んでいただろうがな」


 少しばかり刺々しくなった空気を中和するように、苦笑する魔王。


「しかし人族がおとなしく従い、きちんと働くかもわからんし、完璧主義者のアイオギアスは過剰に干渉しかねん。それでは、せっかくの人族のやり口を学ぶ機会がふいになろう。すべてを思うままに支配しようとするのは、我ら魔族の悪い癖だ……」


 そして俺を見やる。



「その点、ジルバギアスは良くも悪くも魔族らしくない」



 ――顔が強張らぬよう、力を抜くのに苦労した。



「聞けば、こやつの交友関係はほとんどが他種族というではないか。それに、エメルギアス、お前が言ったように若すぎるほどに若い。未知の領域に対しては我ら以上に柔軟に対処できよう。そして人族は弱く、それゆえに狡猾で油断ならぬ相手だが、夜エルフと交渉で対等にやり合うジルバギアスならば、遅れは取るまい」



 ふぅ、と溜息をついて、魔王は背もたれに身を預ける。



「――ゆえに、我はジルバギアスに代官を任せる判断を下した」



 ……なんだか、とんでもねぇ話になってきた。


 まさか魔王国が、今さら人族に自治を認めるとは……クソッ、しかしせっかく食糧事情の弱点が見つかったのに、それを改善するため俺が抜擢されるとは、なんて皮肉だ……!


 敢えて失敗するという手もあるが、そうしたら俺を外して、アイオギアスあたりを据えるだけだろう。夜エルフや悪魔の役人がサポートにつくのは間違いない、データを誤魔化すことは難しい……!!


 しかも代官ってことは、魔王の代理人として俺が統制するってことだろ!? 人族をどう扱えばいいんだよ……!



 そうだ。



 人族を、どう扱えばいいんだ?



「その……父上。自治区として認めるということは、人族を魔王国の国民とする、と解釈していいのでしょうか」


 俺が慎重に問うと、なぜか、魔王はきょとんとした。


「国民? なぜそうなる?」

「えっ?」


 だって……自治区って……。


「……ああ。肝心なところで思い違いをしておるようだな。はっはっは……」


 何がおかしいのか、ひとしきり笑ってから。



 魔王は、わらった。



 酷薄に。



「――人族が国民? 認めるわけがなかろう。奴らは最下層の奴隷に過ぎん。しかしこれまでの家畜扱いとは違い、多少の意思決定を許そうという話だ。無論、きちんと成果を出した上での報酬として、だがな」



 そうでなければ――。



「勘違いしてはならん。この自治区の狙いはある程度、人族の自由にさせることで、その優れた農業技術や畜産の知識を学習することにある。元デフテロス王国の国土を用い、安定した畜産に繋げられればなおのこと良い。その間に、我は魔王国内の統制に注力する。家畜の奪い合いは、魔族同士の領地の問題も絡んで、非常に厄介なことになっているが……ひとつひとつ片付けていくしかあるまい」



 不機嫌そうに、歯を剥き出しにしてうなる魔王。



「では……人族の扱いは、あくまで農奴だと」



 俺の問いに、魔王が感心したようにうなずいた。



「農奴。そういえばそのような言葉があったな。まさにそれだ。……ただし、知識の蓄積と、獣人たちへの方法論の応用がかなえば、用済みだ。順次、我が国の獣人族と



 こともなげに、言い切る魔王。



 置き換え――置き換えって、お前、それ、つまり――



「人族の1世代では、さすがに厳しかろう。2世代、つまりは20年といったところか。それを目処に自治区は解体する。下手にえても面倒ゆえ、オスは適度に去勢した方がいいかもしれんな」



 俺に……



 魔王子として、人族を支配下に置くだけじゃ飽き足らず……



 彼らから知恵を搾り取り、用済みになれば切り捨てることを前提とした……



 そんな都市圏を、運営しろと言うのか……魔王……ッ!?




「ジルバギアス」




 魔王は、微笑んだ。為政者として。あるいは父として。




「――やってくれるな?」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る