3 未来の選択を
やはりもう手遅れになっていた。事前の見立ては精確だった。市街地は静まり返り、辺りには人間だったものが倒れている。道路は車で渋滞しているが、生きている人は誰も乗っていない。空には夥しい羽虫が舞っていた。
「あの虫がもしかして」
ユニーと呼ばれた黒髪の女がつぶやく。
「そう、あれ自身がナノマシン群体なの。飛行能力は低いけど、風に乗れば密度を保ったまま長い距離を移動できる」
二人の女は羽虫のサンプルを幾つか集めながら生存者を捜索する。捕らえられた羽虫は、すぐに霧のように分解するものもあれば羽虫の形状を保つものもあった。
捜索で訪れた病院のような建物は特にひどい状況だった。廊下は所狭しとばかり黒い血と死体で埋め尽くされていた。おそらく治療の方針も立たず何も出来ないまま殺到した患者によって次々に病原が持ち込まれ、瞬く間に機能不全に陥ったのだろう。他の主要な施設も見たが、状況はどこも同じのようだった。
何人か、わずかに息のある者を見つけては治療を施してみたが、既に手遅れだった。どのケースも症状の進行が予想以上に早い。持ち込んだ医療用ナノマシンのストックは瞬く間に減っていった。
「ネム、いま電波で救難信号を受信しました」
「どこから?」
ネムと呼ばれた白い長髪の女が驚いたように応じる。
「東、この街から少し離れた郊外です」
「行こう!」
「時間の猶予が僅かです。長居はしないで」
「もちろん」
折からの追い風に乗ってテンダーを飛ばす。なだらかな平原には赤茶色の砂にまみれたマザーシップの残骸が遠く長く横たわっている。このマザーシップのサイズから考えると、現在の人口や都市の規模は異様に小さい。入植から今までどれくらい経つのかは分からないが、緩やかな衰退か内戦に因るものかはともかく、随分と人口を減らした事が伺える。それでもなお生き長らえてきた人たちの、この星の歴史がまさに今日終わろうとしている。
「人が倒れてる!」
「民家の前だ」
道路の上に倒れている少女を見つけた。かなり症状が進んでいるように見えるが、微かに意識がある。
「まだ間に合う! この場で救命処置をする」
「あと七分も居られない。マシンのストックがもう」
「分かってる! 私の体も使うから、処置が済んだらこの子を私ごと回収して船に上げて!」
長手袋を外しながら言うネムの語調は強い。
「無茶をさせると私が怒られるんですが…」
ユニーはすこし躊躇うが、ネムの処置を見守った。
*
暗い。
とても怖いことが起こった気がするけれど、頭がぼんやりしていてうまく思考の焦点が定まらない。
すぐ近くで何か音がする。…人の話し声だ。少しずつだけど言葉が聞き取れるようになってきた。
「ネムの容態は?」
「危険な状態は脱した…今は通常のメンテスリープに入ってる。ぎりぎりまで削ってたよ」
「私がもっと早く連れ戻していれば…」
「仕方ないわ、どうしたってこの件になると無茶するんだから…。それにこの子も助けられたわけだしね」
眩しい。目の前に人影が二人見える。ぼやけていて人相までは分からない。でも私のことに気がついたらしい。
「あ、お目覚めね。調子はどうかな。耳は聞こえてる? 喋れそう? あなたの名前は?」
急に色々聞かれると困ってしまう。
「私は…セイラ、セイラ・ウラノ……3組15番…」
「ふふっ、その番号は何? 学籍番号か何かかしら?」
ぼんやりしていて変なことを口走り、ハッとなった。自分の傍らにはにこにこ笑う白い髪の女の子が座っていた。その後ろには黒い髪の女の人が立っている。二人ともヒラヒラしたものが付いた服を着ている。体を起こそうとしたがうまく力が入らない。ここは一体どこだろう。見たことのない内装の部屋だ。
「ここがどこか気になってる?」女の子は私の思考を見透かしたように言う。「まだあなたは重病人だから無理に起きないで、そのままで聞いてね」
私は頷いた。そういえは口の周りには酸素マスクのようなものが取り付けられている。体中に何かの管が繋がれているのも感覚として判ってきた。
女の子は愛嬌こそあるけど妙に落ち着いた口ぶりで私の身の回りに起きたことを整然と説明してくれた。ここはとある航宙船の医務室で、私はこの船に救助されたらしい。
そしてあの日に起きた出来事のあらましを聞いた。私は人を殺すようプログラムされた病原化ナノマシンに感染し、出血熱のような症状を起こし、四日間ほど眠り続けていたらしい。ラジオで聞いた感染症の正体はナノマシンによる人工感染症で、自然の病気とは異なり人間の体組織や免疫システムを効率良く破壊するように設計されているため通常の医療では対応できないスピードで死に至るらしい。症状を抑え込むには同じくナノマシンを使って病原化ナノマシンを無害化しながら同時に人体の修復を行わなければならない。だから、今は私の体内にも幾らか医療用ナノマシンの残りが泳いでいて、これから数日かけて排出されるらしい。ナノマシンなんて単語、大昔は使われていたらしいけどマザーシップの生産プラントが失われてからは記録文書の上でしか見ることがなかった。それが当たり前のように話の中に出てくるのだから、本の中にでも迷い込んだ気分だ。ディセンダー星と現役の航宙船ではこうも違うのか。
でもなぜ私の星でそんなことが? 他の皆はどうなった?
「さて、今日はこの辺でやめにしてもいいけど、どうする? もっと話が聞きたい?」
再三心を見透かされているようでドキッとした。
「…お願いします」
女の子は調子を変えずに私の疑問に答えてくれた。私が見た長く明るい流星、あれが恐らく病原化ナノマシンを満載した航宙タンカーの一部が大気圏で燃えた光らしかった。流星だと思って無邪気に喜んだことが悔しかった。大きなタンカーが事故に遭い、飛散したコンポーネントの一部がこの星系までやってきたらしい。
「まあ、その事故が本当に事故なのか事故を装ったものなのかは分からないけどね」
そして一番聞きたくないこと、でも聞かなければいけないこと。
「私以外の皆は…どうなったんですか?」
「いずれは言わなきゃいけないことだからはっきり言うよ。…セイラ、あなたはあの星で最後の生き残り。他に生存者は見つけられなかった。たまたま受信した救難信号を辿ったらあなたを見つけたの」
薄々気がついていた。あの伝染病の症状がどんなものかをこの目で見ていたし、いくつもベッドがあるこの部屋で寝ているのは自分だけだった。それでも聞いてしまった瞬間、かすかな希望は塵と消えた。胸のうちにあったざわざわしたものが溢れ出す。息が震えたが泣き声は出なかった。ただ、両目尻から涙が溢れた。
「すぐに全てを受け入れてとは言わないから、今はとにかく治療が優先。まだ寝ていてね」
私よりずっと歳下に見えるのに、私のことをみる眼差しはどこか母のような雰囲気がある。
「あと言い忘れていたけど私はくるみ・タハテラ・ユリーカ。“くるみ”でいいよ。こっちのデカい女はユニー。あなたを抱えてここまで運んだの」
くるみと名乗った少女はそう言って立ち上がった。
「あなたの主治医は今は眠ってるけど、またあとで紹介しますね」
ユニーと呼ばれた黒髪の女の人は穏やかな口調で言う。
二人が退室して誰もいない病室に一人になった。全身がひどい筋肉痛で、とても起き上がれそうにはない。あまりに多くのことが起こってまだ混乱している。事のあらましは整理できているけど、感情がとても追いつかない。まだ体が怠く頭がどこかぼんやりしているお陰で考え過ぎずに済みそうだ。そう思いながら目を瞑り、再び眠りに落ちた。
……
あれからどれくらい時間が経っただろう。長い夢を見たような気がする。再び目を開けると同じベッドで寝ていたが、部屋の明かりは消えている。常夜灯のような小さい灯りがあちこちにあるので真っ暗ではない。頭はぼんやりしているが、体は随分楽になっている。酸素マスクや体につながっている管もいつの間にか無くなっていた。体を起こしてみると、すぐ向かいに窓があった。こんなところに窓があっただろうか。そして窓の向こうには宇宙。そうだ、私はいま宇宙船にいるんだ。
思わず立ち上がる。まだ痛みはあるが、なんとか歩けそうだ。パリパリした紙のような布で出来た服を着せられている。よろよろと歩いて窓の傍まで行く。興奮、と言ったら言い過ぎなのかもしれないが、写真でしかみたことのない宇宙からの景色。地上からとは比較できないほど小さな星まではっきり見える。小さい頃からずっと夢見た世界に今私はいるんだ。航宙船がディセンダー星に来たのだ。これは奇跡だろうか。無邪気な感激に顔が笑いかけたその時、視野の片隅に赤い星が目に入った。遠くの恒星とは違う、面積を持って見える小さく円い赤色。
その刹那に私は失ったものの事を思い出した。一気に現実に引き戻された。夢であって欲しかったけれど、あそこにはもう誰も居ないんだ。力がどっと抜けてへたり込む。床に涙が零れ落ちていくのが見える。今度は頭がはっきりしている分だけ記憶が鮮明にフラッシュバックする。止めようと思っても抑え込めない。声が震え、嗚咽した。私しかいない部屋だったから、感情が素直に出たのかもしれない。子供みたいに声を出して泣きじゃくった。
しばらく泣いて少し気持ちが落ち着いたのでベッドに戻った。寝ていた時は気づかなかったけれど、ベッド横の台には私が着ていた服や持ち物が並べられていた。下にはスクーターまで置いてあった。たしかに持ち運べる大きさのものではあるけど、あの状況でよく拾えたなと思った。ユニー…さんだっけ。今度お礼を言わないといけない。畳んで置いてある服の脇にはいつも腰にぶら下げていたラジオを見つけたので反射的に取り上げた。
未知の世界にひとり来てしまうと、見覚えのあるものが手の中にあるだけでも少しほっとする。スイッチを入れたら電源が入った。SOS発信はもうオフになっている。プラントの見回りやマザーシップの遺構探検を心配した父が何かあった時のために付けてくれた機能だ。ボタンやダイアルを適当に操作してみるが、どこもこれといった異常はなさそうだ。病原化ナノマシンは人を効率よく攻撃すると聞いたが、なるほど機械には悪さをしないらしい。そういうことなら多分、スクーターも大丈夫だろう。
『ちょっと君!困るんだけど』
誰も居ないはずの部屋に響く声にラジオを取り落としそうになった。怒った子供のような声と共に水色のイルカが現れた。空中に浮いてるしぼんやり光ってる。
『電波の受信は構わないけど発射はしないでもらえる?』
「え? は、はいっ」
よくわからないが、弄っていたラジオをとりあえず受信モードにする。
『船内では許可のない電波の発射はご法度だよ、気をつけてねお客さん』
それだけ言うとイルカは泡のエフェクトと共に消えた。
呆気にとられた。砂の惑星にはいないイルカを初めて見た。いや、立体映像だし実際のイルカを写したものではないアニメーションなのは分かるけど、それがいきなり現れて怒られた。もしかしてさっき泣いていたところも見られてたんだろうか。どうでもいいことで急に不安になった。やはり体には痛みもあるし、しばらくはおとなしく休んでいたほうがいいのかもしれない。
仰向けになると真上の天井には円い電灯があって、いまは消灯しているのが目に入る。ぼうっと眺めているとだんだんと思い出す。流れる雲越しの白い太陽。空を舞う羽虫。そこに見た人影。逆光だったから顔は詳しくわからない。透き通るような白くて長い髪の毛を覚えてる。くるみちゃんという子も髪が白かったけど違う。あの会話にあった“主治医”という人のことだろうか。医者ならきっと医務室にいるはずだけど、その姿をまだ見ていない。少し気になったのでまた起き上がってみることにした。
船の医務室、と聞くとそれほど広くないところをイメージしたが、むしろここはちょっとした病院のような広さだ。八床のベッドがある部屋が三つ廊下でつながっている。その他にも色々な小部屋があり、迷路のようだった。どこも照明は落ちていて、常夜灯のぼんやりした薄明かりだったが、ひとつだけはっきりと青白い光が漏れている部屋があることに気付いた。
大きな硝子で隔てられたその部屋は見たことのない大きな設備がいくつもあって、手前の水槽のような箱に人が寝ているのが見えた。白くて長い髪。きっとこの人だ。白い砂のような、それでいて液体のような不思議なものの中に浸かっている。というよりこの人の肌や髪も同じ材質で出来ていて、融け合っているように見える。
「やあ、具合はどう?」
声のする方からくるみちゃんが歩いてきた。
「はい、随分良くなったと思います…」
「目覚めたみたいってイルカに聞いて来たんだ。彼女の事が気になる?」
「この人が私のことを…?」
「ご明察。この子の名前はネム、この船の船医兼分子機械学者なの。つまりナノマシンの専門家。元々はナマの人間だったけど今は全身がナノマシンで構成されている。研究者が研究対象そのものになるなんて、マッドな話よね。まあ、だからこそ病原化ナノマシンの嵐の中で瀕死の重症者を救うなんて芸当が出来るんだけど」
「だとすると、この設備はナノマシンのプラントのようなものなんですか」
「そう、この部屋は小規模ながらナノマシン製造プラントを兼ねたクリーンルームなの。病原化ナノマシンの中では彼女の体を構成してる医療用ナノマシンも攻撃を受けるし、あなたの治療のために自分の体のマシンを相当量使ったみたいだから、今はここで体の再構築と調整をしてる。再構築そのものは終わってるから、細かいバランスの調整があと少し…かな」
見ただけでは容態が良いのか悪いのかも分からない。でも、とにかくこの人が命の恩人だということが分かった。
「機械の体の人間なんてはじめて見ました。宇宙ってすごいですね…」
「あら、普通の人間なんてこの船にはあなただけなのよ」
…?
くるみちゃんはそう言うと、壁に埋め込まれた操作パネルのようなものに手を触れた。背が低いので、背伸びをして高い位置に手を伸ばす仕草がかわいい。発言の内容と見た目が噛み合わないが、天才児とかなのだろうか。
「ところで起きてるんでしょ、ネム」
「バレた?」
寝ていたはずの白い顔がこちらを見ている。私を見ているのか、くるみちゃんを見ているのかは判然としない。ネムと呼ばれた女の人はゆっくりと水槽から身を起こした。透明感のある白は硬そうでもあり柔らかそうでもある。結晶が息をしているかのような冷たさと、輪郭には虹が染みたような暖かさを感じる。
「ここまで歩いて来れるなら随分と回復しているみたいだね」
眠たげな目で今度は明確に私を見た。私の声も向こうに届くのか気になってくるみちゃんの方を見た。彼女はパネルに触れながら大丈夫と頷く。
「あっ、はいっ」
言わなければならないことがあるはずなのに単純な返事をすることで精一杯だった。
「放ったらかしになってて申し訳ないけど明日はちゃんと診察するからね」
明日……明日っていつだろう。今はここにきて何日目? 何時? そういえば時間の感覚が無い。ずっと寝てばかりだし船内にいると太陽の運行から切り離されてしまう。時計も見当たらない。
私の狼狽をよそに二人は会話を続ける。
「で、あなたの調子はどうなの」
「お陰でもう動けそう。ちょっとレシピを変えたのかな」
「ロストしたマシン種を分析したらグライダーに大きく偏ってたんだよ。基本パターンだと時間が掛かりそうだったから一時的にブリンカーとビーコンのリソースをグライダーに振ってみた」
「なるほど良い判断だね、ありがとう」
会話の意味はよく判らなかったが、二人はお互いを信頼し合っている仲であると感じた。
*
翌日、正式な診察を受けた。時間はラジオの時計機能で把握に努めた。リハビリが必要だが一応の完治ということだった。
「で、この後のことなんだけど…あなたはどうしたい?」
ネムさんからの質問で気がついたが、この船に来てから私は未来の事を一切考えていなかった。過去に起きたことだけを頭の中で何度も繰り返していた。あの日の前までは未来のことばかり見ていたはずなのに。困惑した私を例によって見透かしたようにくるみちゃんが続ける。
「要するに、あなたには選択肢が三つある。ひとつ目は生まれた惑星に戻る。既に病原化ナノマシンは不活性化してるはずだから生身で地上に降りても問題ない。二つ目はどこか適当な有人星に行くこと。状況が状況だから難民申請はほぼ確実に通る。別の星で市民権を得て新しい人生をスタートする。三つ目は保留すること。今は何も決められないことを誰も責めない。この船にゲストとして滞在すること。じっくり考えてみてね」
一つ目の選択肢は実質的に自殺だろう、と思った。それにあの日のままの家や街に戻れる気はしなかった。まともに考えれば二つ目なんだろうと思う。別の星で市民権を得る。まるで想像したこともない。星を変え何の繋累もない移民となった子供が社会からどのような扱いを受けるのかは私でも知っている。保留をしても、いずれは決めないといけないんだろう。思えば今までだって選択肢は無いようなものだったわけなのだから。
選びようのない選択肢をそれでも選ばなければならないのは恐ろしい。私には何の覚悟もない。生まれ育った土地で感じた不自由とここで降って湧いた自由に違いはあるだろうか。不自由の中では可能性に満ちているはずと信じた自分のことが、自由を得た途端いかに無力な存在なのかを思い知る。
出された食事が進まないのは慣れない食べ物のせいか、精神的なものか、それとも一人だからか。家での食事が懐かしい。ナマプルコ、食べたいな…。
……ナマプルコ、母との最後の会話。そうだ! 咄嗟にラジオを手にしてメモリーに保存したデータを再生する。聞こえてくるのはあの日キッチンの前で交わした母との短い会話。取るに足らないありふれたやりとり。それは永久に叶わない小さな約束だった。
そしてひとつ前の録音を再生した。これは父との最後の会話。わざと素っ気ない態度で接していた自分が腹立たしいほど幼稚に思える。それなのに父は穏やかな口調でどこか楽しげだ。あの時はちゃんとそれに気づくことが出来なかった。そして最後の言葉。
『確かにこの星で生きていくのは選択肢が少ないけど、誰だって置かれた場所で精一杯生き…』
途中で切れた声。二度と聞くことができない言葉。私が拒んだこの先の数秒があまりに愛おしい。やり場のない感情で奥歯を噛み締めた。
……置かれた場所で精一杯生きよう。失われた言葉を覚悟に変えるのは私だ。
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