9-9 汚名返上の行路 (6) - コナールの宝石屋


「何の話をしとったのだ?」

「エルフの妊娠の話。お腹がしぼむことがあるって聞いて驚いたよ。知ってた?」

「おお、無論知っておるぞ。肉を食し、溜まった魔力を適度に吸い出してやるといいやつだな」

「そうそう」


 <ペチュニアの泉>から出たあと、俺たちは道を左に折れた。

 すぐ左手に見えてくるのは宝石屋だ。


「あれが宝石屋だよ」


 店舗としての宝石屋はなかなかイメージがしにくかったものだが、小さな案内人たちによって指差された店は予想をだいぶ裏切り、ごくごく平凡な石造りの建物だった。

 地図にも載っていたので場所は合ってるが……外見が隣家とほとんど一緒だ。いや、まったく一緒と言っていい。


「……ほんとにあれ?」

「うん。そうだよ?」


 この宝石屋は盗まれるのを案じて昼しか開けない上に早いうちに閉めてしまうらしいとはガルソンさんから聞いている。

 この建物の平凡さ、没個性さが、防犯を意識した故のものなんだろうかとつい深読みしてしまう。それとも宝石屋ってそもそも稼げない職とか? いや、そんなわけないだろう。宝石だし。


「じゃあ俺たちはそろそろ戻るよ」


 と、うろたえた俺をよそにわんぱく少年。ん? 来ないのか?


「案内終わりかい?」


 まあもう俺たちだけで行けることは行けるんだけど。


「この宝石店の店主はコナールっていうんだけど、金持ちと貧乏人を嫌ってるんだ」

「貧乏人はなんとなくわかるけど、金持ちも?」


 金持ちが来なかったら商売にならないだろう。

 髪の長い少年がそうだよ、と頷いた。嫌ってると言っているが、本人には特別悲しんでいる様子はない。


「態度がでかいし、交渉に応じなかったら脅してくるから嫌いなんだって」

「ま、だいたい貴族どもだな〜」


 それは嫌いにもなるのぅ、とインがちょっと大げさ気味の声音で同情する。孫に弱いおじいちゃんおばあちゃんよろしく、だいぶ同情味が強い。

 にしてもほとほとしょうもない話だが、この分だと店主の方も結構頑固になってそうだ。詳しい内容は聞いてなかったが、ヘラフルの憩い所の前店主と貴族の逸話が思い出される。


「子供も嫌いだしな~あの人。ちょっとはザランのこと見習ってほしいぜ」


 子供もか。インの仇敵だな。


「……無理じゃない? あの人昔、」

「あーそうだったな」


 わんぱく少年は少女の言おうとしたことが分かったようで、ため息交じりに後頭部で手を組んた。


「なんかあったのか?」

「山賊団に<強襲彗星団>っていうのがいるんだけど」


 少女が引き続き説明してくれるようだが、聞き覚えのあるワードだ。


「メイホーの?」

「知ってるの?」

「話だけはね。構成員が多くて子供が多いって聞いたかな」

「あってる。<厭世の森>に拠点があって、活動してるのがメイホーやケプラ周辺」


 少々が端的に説明してくれる。<厭世の森>は確か<狼の森>の北にあった気がする。

 どうやらライリが言ってた山賊であってるようだが……ジョーラたちとメイホーの警備兵たちに退治されてなかったか?


「そいつらに昔、運んでた宝石や武具を全部取られちゃったんだって。子供ばっかりだったらしいよ」

「中にはセティシアで雇った荷運びの男もいたけど、そいつもグルだったって聞いたな」


 そりゃあ子供が嫌いにもなる。


「コナールの奴も用心棒連れてなかったのも悪いんだけどな」

「そうかもしれないけど。でもちょっとかわいそうだよ」

「まあな」


 俺がちょっと前にメイホーにいて、彼らが退治されたらしいことを伝えると、「ざまあねえな」とわんぱく少年が鼻息を鳴らした。


「壊滅したの?」と、髪の長い少年が訊ねてくるので、それは分からないと答えると、「じゃあまた被害出るかもね。昔、頭の鋼鉄のホークってやつが捕まったけど、別に壊滅しなかったし」と冷ややかに返される。

 2人も同意のようで頷いていた。トカゲの尻尾切りか。


 次いでわんぱく少年が「それはともかくさ。お兄さん。そろそろ案内のお駄賃おくれよ」と片手を差し出してくる。

 髪の長い少年と少女もやや控えめにだが、同様に差し出して来た。案内は終わりらしい。


 俺は高校生ほどだし、インに至っては彼らと背丈があまり変わらない。

 傍から見たらこの構図はどう見えるんだろうな。


 乞食の2人には銅貨をあげたし銀銅貨でいいか。1,000ゴールドだ。おそらくは高いだろうけどまあしっかり食べてほしい。

 わんぱく少年の小さな手に銀銅貨を置くと、驚いたように二度見してきた。まん丸くなった目が子供らしくて可愛らしい。


「こんなにいいの??」

「いいよ。スープとパンしっかり食べな」


 わんぱく少年が素早く何度も頷く。微笑ましい様子につい頬が緩む。


「俺はボラアジュっていうんだ! なんかあったら呼んでくれよな。<ダニエル・ジース・ストリート>のボラアジュって言えばいつでもすっとんでいくからさ」


 ザランさんが言っていたものだが、改めて自己紹介をするボラアジュ君は満面の笑みだ。さすが子供、悪意はまるでなさそうだ。

 同じように2人にも銀銅貨を1枚ずつ渡すと、同様に髪の長い子がバスト、少女がゾイだと名乗られる。ゾイちゃんもボラアジュほどではないが微笑をたたえていて、バスト君も同様に口元を緩めている。


 じゃあね、と<ダニエル・ジース・ストリート>に陽気に去っていく3人を見送る。

 腰に手を当てて子供を見送る母よろしく手を振っていたインと姉妹に、じゃあ行こうか、と声をかけた。


「うむ」

「「はい」」


 さて。振り向けば宝石屋だ。


 宝石店は遠目で見た通りに隣家の石造りの2階建ての建物とまったく同じ形状の家だ。塀などもないので、同じような石造りの家が言葉通り延々と横に並んでいる。

 店には行ったことはないし、人混みに囲まれていたのでそれどころではなかったが、店の前の通り自体はケプラ騎士団の葬式の際、墓地つまり南門に向けて通った場所でもある。今は人混みがなく、どこもすっかり元通りだ。


「一見すると店とは分からんな」

「昔痛い目にあったらしいし、防犯意識なのかな」

「どうだろうの」

「この辺は逃げ隠れする場所があまりないのが幸いでしょうか」


 周囲をちらりと見ながら、インが「そうかもしれんな」と、ディアラに返すので俺もつられて見てみる。

 確かに言われてみると、宝石店の周りは建物が密集している区画だ。家と家の隙間がほとんどない。隙間は子供でも通るのはきつい。


 地図を見つつ2Dマップでも見てみたが、やはりそうだった。界隈は道に沿って家が並び、多少家屋の違いがあってそれで隙間は大きくなってるかもしれないが、道の類はしばらくいかないとない。

 もっとも電灯などはごく一部の界隈にしかなく、夜になればたちまち暗黒に閉ざす世界だ。夜番の兵士たちに見つかりさえしなければあまり関係ないんじゃないかと思えてしまう。


 そういえばすぐ近くに<グライドウェル傭兵派遣所>があるのだが、これも防衛意識の一環か? 交番みたいなものだとすれば、だけど。


「ま、あまり警戒しすぎて人目を避けても商売は上手くいかんだろうの。商売は商品以上に顔を売らなければ物は売れんというしの」


 インが商売のことを語るのは意外だな。


「さ、入ろうではないか」


 仕切るようにそう言うインに続いて、宝石屋の玄関口に向かった。


 ドアには同色の小さな板が貼りつけてあった。なにかと見てみれば、板にはコナールの宝石屋と書いてある。え、分かりづら。


「目立たないよこれ……目立ちたくないのか?」

「そうかもしれんのぅ」


 なんだか単なる小心者にも見えてきつつ、とりあえずノックしてみる。


「こんにちは〜。コナールさんいらっしゃいますか?」


 しばらくしてドアの向こうから足音があった。鎧の音だ。


 ドアが開けられて鎧の主が顔を出した。あったのは、中性的な顔立ちと射抜くような鋭い眼差しだった。ずいぶん剣呑とした雰囲気だ。


 鎧の主は後頭部で髪を結び、少し癖のあるこげ茶色の前髪を垂らしている。男?

 胸に鉄か鋼だと思うが金属製の防具があった。膨らみはとくにないように思える。他の部位は革だ。傭兵風の格好だが、この人がコナール?


 彼はドアを半分ほど開けたまま、眼差しを緩めないままに観察するように俺たちをじっと見ていた。無言だった。


 やがて彼は俺の方に視線を戻し、険相をいくらか緩めて口を開いた。


「お前たち4人だけか」


 ん、やや高めだが男の声だ。


「そうですが……」

「ここは宝石屋だ。宝石といっても婦女子のつける装飾品の類ではないぞ? 武具や魔法具につける類の石だ」


 なにか間違えて店にきた客と思われてるらしい。


「ええ、知ってますよ。精神抵抗や状態異常耐性をあげるものが欲しくてきました」

「ほう」


 目的を具体的に話してみると、彼は意外そうな顔をした。

 例によって見た目の割に戦うのか、と疑われてるんだろうな。開幕の射抜くような眼差しからすれば、こんな子供が戦えるものかと憫笑している風に見れなくもない。


「ガルソンさんが効果の高いものはまずここで石を選んでこいと。間違ってましたか?」

「……いや。間違ってはいない」


 ガルソンワードはどうだ?

 彼は再び俺たちの顔ぶれに目線を行き来させたが、やがて静かにドアを開けた。ガルソンさんは効いたようだ。


「入っていいぞ」


 彼の全身が露わになる。ベルトには剣もあれば、短剣と革の小物入れもある。

 半開きのドアから既に察していたが、宝石屋の店主にしてはずいぶん物々しい格好だ。普通に考えたら店の用心棒の類だろう。


 しかしそれよりも……彼の後ろに広がる風景が生活臭もなければ宝石が置いてある様子もないがらんとした石造りの空間なことに懐疑的な心境になる。灯りはなく、上の方で“3本線”の窓から日光が差すのみだ。ヴァイン亭式。

 室内は薄暗いため全容ははっきりとしないが……ここは宝石屋の本拠地じゃないとか?


 とりあえず一応、彼がコナールさんであるか訊ねてみた。


「いや。俺はコナールじゃない。ここで雇われているザバという傭兵だ。いつでもいるわけじゃないがな。時間があるときはこうして番人をしている」


 やはり用心棒らしい。

 情報ウインドウが出る。


< ザバ LV19 >

 種族:人族  性別:オス

 年齢:25  職業:傭兵

 状態:健康


 レベル19か。睨んできた割に弱い。

 庶民が雇える用心棒だとこんなもんか? うーん、でも若いしな。


「宝石屋の割には宝石とか、商品が何もないようですが……」

「答えてやってもいいが、その前に俺の質問に答えろ。お前たちはどこの誰だ?」


 ザバというらしい彼は初めて顔を合わせた時のように、高圧的な雰囲気を取り戻してそう訊ねてくる。ホロイッツタイプか~? ホロイッツより俄然弱いけど。

 いつでも挽回可能だろうが……インは早くも眉をあげて不服そうに口を曲げている。インの噴火のほうが早いかもな。


「俺はダイチ・タナカ。この子は妹のイン。後ろのダークエルフの姉妹は従者です」

「タナカ? ……知らんな。珍しい従者を連れてるようだが。……店主のコナールは用心深い人でな。冷やかしなら追い払うように言われている。本当に金はあるのか?」


 ザバは最後の質問は嘲笑を隠していなかった。

 なんかレベルを知ったあとだと威勢がいよいよかわいいものに見えてくる。金を見せるだけで済むなら安いものだけど……過剰ならホロイッツの時みたいなことをしよう。


「ありますよ」


 俺は魔法の鞄に手を突っ込んで、「金貨10枚」と念じた。ジャラリと音が鳴り、たちどころに手には重みが加わる。こぼれてしまったので両手ですくった。そのまま見せつけるように金貨10枚を彼の眼前に出した。

 見せた途端に彼の顔つきが変わる。もちろん、うろたえたものに。


「もうちょっとありますが」

「……本物か?」

「1枚手に取ってみてもいいですよ」


 ザバはしばらく難しい顔で金貨を眺めていたが、「……いや、俺は目利きじゃないからいい」と断った。素直だな。


 ザバがテーブルに置かれてあった3本立て式の燭台を手に取り、火打石で火をつけた。

 テーブルには本がある。裏表紙なのかタイトルはない。何読んでたんだろうな。


「店主は2階にいる。ついてこい」


 一応信用されたようだ。


 言われたままに俺たちは石の階段を上っていく。

 上り際にディアラがむすっとしているのが目に入る。我慢しといてね。たぶんあとは店主と話するだけだし。


『こいつはなんでこんなに威張っておるのだ?』


 と、インからの念話。


 ――まあまあ。子犬が吼えてるものだと思っててよ。


『子犬か……』


 インが考え込むようにして俯いた。子犬だよ。逆立ちしても俺たちには勝てないだろうし。


 インの続く言葉がないままに短い階段を上り終えた。隅の手すりにクレーンのような小ぶりな滑車とロープがあった。ようやく宝石屋というか石屋っぽい道具だ。

 間もなく部屋につく。ザバが部屋の扉をノックした。


「コナールさん。俺です。ザバです。客を連れてきました」


 廊下の奥には積み重ねた木箱があり、一番上では小さな木箱の1つの木の板のフタが開いていた。なかには大量の石があり、光源を持っているようで、淡い赤い光が漏れ出ている。


「ほう。霧氷紅石カーマインライムか」


 と、木箱の石を見てイン。


 部屋から「入れ」とこもった声が聞こえてくる。ザバがしばらくここで待ってろと言い、灯りの漏れた部屋の中に入っていく。態度の割には静かに入り、ドアも静かに閉めた。


 ザバが部屋に消えたあと、ふんと鼻を鳴らしながらインは木箱の元に行った。

 へそ曲げてるな~……。まあ、あの態度じゃ仕方ないけどな。雇用主には忠実のようだけど。俺たちもインに続く。


 赤い石がほのかな光を放っている。既に軽くカット済みの宝石のようで、どれもだいたい大きさは一緒だ。

 インが石の1つを手に取った。赤い石の中心部にはガラスのひび割れを幾重にも重ねたような白い模様がある。


「これは霧氷紅石と言ってな。儀式魔法や錬金術の素材としても用いられるなかなか珍しい石だ。粉末にして溶かせば火魔法への耐性を高める効果もあり、よく武具に使われたりするの」


 実用性もありか。武具につける宝石だしね。

 それにしても火属性抵抗か……属性抵抗は何も持ってないし、何個か持ってたいところではある。


「カーマインライムって名前の由来は何?」

「この白い模様が霧氷に見えるからだの。霧氷は分かるか?」


 霧氷。カーマインは赤だろうけど。

 俺は分かると頷いたが、姉妹は分からないことを告げた。


「霧氷はガルロンドや高山など寒い地域で見られる現象でな。霧が寒さで固まるとこういったものが出来上がるのだ。ヒゲなども固まるぞ。……石にはこうやって一風変わった模様をつくるのが多々あるんだが、なんともいえない味わい深さがあるのも多くての。霧氷紅石にもそうした評価もある」


 面白いよね、鉱石鑑賞。宝石だけが綺麗な石じゃないんだよな。

 インから渡された霧氷紅石を手に取って眺める。握ると余るくらいのサイズなのだが……うん……綺麗な石だ。


 姉妹にも見せてやる。覗き込む2人。


「綺麗です……」

「だね。味わい深いのも分かるよ」


 ですね、とヘルミラが微笑する。


「――お前ら!! 盗もうなんて考えてないだろうな??」


 と、和んでいるところに唐突なザバの叫び声。

 うお!? びっくりしたー……。盗み? いや。冤罪はまずいだろザバ君。俺、金貨も見せたのに。


 インは俺から石を取り、元通りに木箱の中に置いて盛大にため息をついた。


「そんなわけなかろう?? 私たちが盗人風情に堕ちるように見えるか??」

「信じられるか!!」


 インの言葉を遮るように鋭く叫んだザバは剣に手を当てた。ええ? 気が短すぎないか。しかしその長剣を振り回すには狭いぞ? ここ。壁は石だし。気付けばディアラも腰に手をやっている。

 内心で息をつく。この辺が正念場か? 室内にはコナールさんもいるし、できれば正当防衛で行きたいけど。


 ザバは俺の懸念をよそにあっさりと剣を抜き始めた。やれやれ。

 ――仕方ないので、ホイツフェラー氏やホロイッツにした時のように《瞬歩》で彼の横に移動して人差し指と中指に付与した小さな《魔力装》をザバの首に向けた。


「――っ……!?」

「さっきも言いましたが、俺たちは石を注文しにきただけです。お金も見せましたよね? ……疑われても怒らず、わざわざ金まで見せてくれた客に対して失礼だとは思わないか? 大口依頼だったらどうする? お前の無礼のせいで破談になるわけだが」


 後半は少し凄んでみたが。

 言葉に詰まり、しばらく無言だったザバだが、「疑ってすまなかった……」と謝罪してくる。素直だな。


「剣をしまいな? 何でもかんでも抜けばいいってもんじゃないだろ」

「あ、ああ」


 ザバが鞘に剣を納め、カチンと音が鳴る。俺もザバの元を離れた。ふう。


「ザバ。お前と言うやつは……」


 部屋の中からため息交じりの声とともに、粉で薄汚れた前掛けをつけた恰幅のいい白髪交じりの男性が現れる。

 鼻梁の広がった鼻。平らな太くて黒い眉。やや丸いサイズが大きめの顔にアゴの輪郭を茂るように覆うヒゲ。堂々とした顔立ちだが、ちょっとライオンを思わせる動物的な愛嬌がある。


「下に降りてろ。わしがいいと言うまで上がってくることは許さん」

「でも、」


 さきほどまでの威勢とは裏腹に不安そうな顔を向けてくるザバ。なに?


「でももない! 二度は言わん。降りてろ!!」

「は、はい!」


 ザバが焦ったように1階に降りていく。雇い主っていうのもあるだろうが、コナールさんには素直に従うらしい。でもなんか……忠義とはちょっと違う気もするな。


「すまんな、お若い客人。あいつは職人仲間の身内でな。はあ……。グライドウェルの傭兵になったが穀潰しのままだ」


 ああ、身内か。それにしてもグライドウェルの傭兵だったのか。

 まあ騎士団に“鍬だけ”君もいるように、傭兵もピンキリなんだろう。彼の場合はレベル19だし、そこそこ戦えるとは思うんだけども。


「さあ、入ってくれ。汚い場所ですまんが。話は聞いている」

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