6章の登場人物+α (2)


続きです。


< セルトハーレス警戒戦編 6-22~>

■ノルトン駐屯地(西&北) …… ケプラとルートナデルの間、ノルトン川付近にある駐屯地。兵たちは主にセティシアとルートナデルから派遣され、セルトハーレス山の魔物の警戒をはじめ、街路の安全と周辺の治安維持に勤めている。プルシストをよく狩るため、兵士たちは斬撃に適したファルシオン型の剣を使っている。

■セティシア市 …… ケプラの北にある中規模都市。領主はマイアン公爵だが、ピオンテーク子爵が統治を任されている。国境を守る役目もあるため、兵士育成が盛ん。そのためケプラよりも防衛面では安心と言えるが、その一方で兵士たちは街中では少々幅を利かせている。裏通りで夜な夜な女の声と鎧の音が聞こえることは珍しくない。色々と対策はしているが士気を下げるわけにもいかないため、子爵は頭を悩ませているだろうとはベルナートやベイアーたち談。

■セルトハーレス山 …… オルフェとアマリアを分けているゲラルト山脈に連なる山の一つ。プルシストやミノタウロスの生息している山で、単身での深入りは危険とされる山。魔物の生息地としては、人類が管理できていないエリアの一つ。ただプルシストたちは肉に革にと財源にもなるので、駐屯地がしているように、深入りしなければ実りはある。生息している魔物は、プルシスト、カーフ・プルシスト、グラス・エイプ、ミノタウロス、ミノタウロス・コマンダー、レッドアイ・ミノタウロスなど。

・オランドル・ウィードゥルフLV35 …… 45歳。ケプラから東にいったノルトン西部駐屯地の隊長。黒髪黒目で、短い髪を撫でつけた常に眉間にシワを寄せている精悍な男性。愛想はないが、やることはやり、言うこともしっかり言うので、兵士たちから信頼は置かれている。剣を水平にして、剣先を相手に向ける構えからの重たい一撃が得意。

・ランボーLV21 …… ノルトン西部駐屯地の兵士。かつてガルソンと籠手のことで騒いだ兵士。

・テオバルトLV23 …… ノルトン西部駐屯地の兵士。ランボーと仲がよく、弟のように接している。 

・ホロイッツLV30 …… 32歳。ノルトン駐屯地の兵。オランドル隊長に次ぐリーダー格。斧をよく扱う。「ノルトン駐屯地の野獣」と揶揄されるほど、粗暴で愚鈍な男だが前線では頼もしい。オランドルがいない間はリーダーとして兵をまとめるが、統率力はあまりなく、兵士たちからは信頼は得られていない。ノルトン川に兵士が飛び込んでいるのはだいたいホロイッツのせい。アルバンにはよくこき使われる権利にも非常に弱い人物でもあり、良家の者と判断したダイチにはくわえて、“細っちょろい”くせに自分よりも力があるということで、完全に牙を抜かれてしまった。

・バルトロメウスLV18 …… 24歳。ノルトン北部駐屯地の兵士。頼りにならないので戦闘では後方にいて、物資の管理などをよく任される。ホロイッツからよく叱られている。絵が趣味で、その腕は見事。一時期は画家の弟子になれそうだったが、頓挫してしまった。ノルンウッド子爵の息子である噂がある。

・アルバン・イムレ・ピオンテークLV27 …… 31歳。マイアン公爵の代わりにセティシア市を統治しているピオンテーク子爵の嫡男。現在は父ピオンテーク子爵の部下および家令という扱いで仕事を覚えている。目が大きく、好青年風の顔立ち。仕事振りはまあまあで、剣の腕もそこそこ立つのだが、女性と強引に関係を結び問題を起こしたことが何回かある。爵位をちらつかせては励んできた。子爵は有能な男だがもみ消すのにそれなりに苦労した。夫人とはなかなか子宝に恵まれずにいる。

・ガンリルLV9 …… 40歳以上。ギルド「ウーリヤン」に所属している腹の出た商人。近頃はメイホー村で暮らしている。絵や骨董品を扱う。馬車はあるが、金はあまりなく、ときどきケプラ騎士団やギルドに貸与している。息子は死亡している。ダイチがバルフサに転生してから初めて会った人族の男性であり、ダイチが気を許している人物でもある。アレクサンドラは同じギルドの商人ボトンドの娘であり、付き合いは長い。

・ボトンド・ファヴニルLV11 …… 43歳。ギルド「ウーリヤン」に所属するケプラの商人。絵や骨とう品などを扱う。アレクサンドラが娘。

※エルヴィンLV17 …… 24歳。ケプラ東門の若い門兵。主に門の裏。金櫛荘のユディットにアプローチしているがあしらわれている。

・グラッツLV28 …… 35歳。東門に配備されている兵。目つきが鋭く右頬に刀傷がある。警備兵の中でも屈指の実力派なので、討伐部隊の常連。検問で好みの女がくると、少し動揺してしまうことのあるベイアーをフォローしている。既婚者。ケプラ騎士団員のアレクサンドラにアプローチしたことがあったが、諦めた。

・ベイアーLV30 …… 37歳。東門に配備されている兵。無精ひげが濃く、クマのような巨漢の男。人相はそれほど悪くないが、圧はすごい。討伐部隊にもよく配備される実力派。ケプラ騎士団に入りたいが、娼館などで女性問題を起こしたことを理由に断られた。その辺を知ってか知らずか、駐屯地はベイアーを時々引っ張ってくる。性格自体は大人で良識もある男性。元々セティシア新興貴族の従者だったが、当主が変わってまもなく、癇癪を起こされて首になった。セルトハーレス警戒戦に参加し、アレクサンドラとともにダイチたちのフォロー、もといお守り役をすることになった。

※タミルLV8 …… 27歳。ケプラ東門の厩舎番。ヤギの獣人。髪が白く、顔は人間だが、手の甲などの体表に少し白い毛がある。西門の厩舎番トミンとは従妹。女子っぽい可愛い顔立ち。敬語。僕。

・フロスLV15 …… 西部駐屯地ケプラ寄りのノルトン川の番人のゴブリン。勤務歴は5年とそこそこ。模様の入った灰色のターバンを被り、銛を持っている。

※ザシウス・ノルンウッド子爵 …… ケプラの小貴族。アランプト丘の地を開拓しようとケプラで攻略者を募った。現在は結果を待っている。ソラリ農場の南にある粉引き場を管理している。

■ベイカル農場 …… バラトン湖の南にある農場。ベイカル氏は弓の名手でもあり、水鳥の狩猟は彼の日々の楽しみ。水鳥の狩猟をしたいがために農場を経営しているとは彼についていきすぎな噂の一つ。

※ヴィクトル・チェザリ・ピオンテーク子爵LV26 …… 53歳。セティシアの領主代行。家令に息子のアルバンがいる。セティシア兵団の兵士たちが街中で幅を利かせているのをなんとかしようと苦心している。

・ロウテック隊長LV35 …… 42歳。ノルトン北部駐屯地の隊長。茶髪・金目。分けた前髪を後ろに流している。ダイチ曰く、男らしさは他の兵たちより少なめだが、声と言動には隊長らしい毅然としたものがある。セルトハーレスでは、土魔法の足止め系魔法などで兵たちの補助をしながら、ミノタウロス戦では召喚魔法も駆使して、前線に出る魔導士としても戦う。

・ベンツェLV28 …… ケプラ騎士団員の一人。アランプト丘の戦いではダイチと同じ東の隊にいた長剣使い。快活な性格。何でもこなせるが、特に剣の腕は目を見張るものがある。セルトハーレス警戒戦ではセティシアの方の警戒地にまわされたため、ダイチたちとは共闘していない。

※イデリーナLV10 …… 35歳。団長の妻。ルートナデル出身。息子15歳ほど。

※サイジャー …… 北部駐屯地の兵の一人。陽気かつ身軽な男で、元々道化師で曲芸師だったが、もっと金が必要になり兵役についた。作戦に加わる前の誘導で足を滑らせ、捻挫した。

・イェネーLV29 …… 北部駐屯地の兵の一人。平らな眉で眼差しは厳しく、ダイチは現代の軍人のような印象を受けた。プルシスト戦では西部駐屯地のホロイッツなどと共にタンク役を担う。剣を使い、体格の割にすばしっこく、地に足ついた戦い方をする。「負傷知らずのイェネー」とも呼ばれている。ミノタウロスから蹴りをくらって腕を砕かれ兵士として致命傷を負ったが、ダイチの上級ポーションにより快癒した。

■山の剣 …… セルトハーレス山付近で活動している山賊一味。元ルートナデルの兵士だった放浪騎士のクラウスを頭領に据えている。

※リーロン …… 博物学者。牛とミノタウロスの骨の違いについて研究していた。オネスト男爵が研究の支援をしている。


< 幕間:鴉の仕事(バウナー編) 6-32~36>アマリア編

〇 バウナー・メルデ・ハリッシュLV65 …… 45歳。「金の黎明」の党首であり、七騎士の筆頭騎士。ハリッシュ家の次男。私生児で、幼少時には貧民街で苦労した。マズル家の次女ヴェロニカに気があった。黎明の七騎士の中でもトップクラスの実力だが、私生児であること、“タマなし騎士”筆頭で女っ気がなく、「禁欲の教義を破る教義」を守れてないこと、武功には賞賛を受けつつも一部の者から竜の血が流れていることを嫌悪されていることなどから、信仰心がない者と見られがちで、筆頭騎士ながら周囲から煙たがれている面がある。

古竜の血により、人族でありながら亜人並みの身体能力と回復力があり、発現したスキルも豊富。《毒物浄化》の人族にとってはレアスキル持ち。陰謀により処刑されるはずだったが、生き延びた末、逃亡する羽目になり、筆頭騎士および黎明の七騎士は事実上除隊。聖獣ホラン・メルのブレスにより、右腕も動かなくなった。

■黎明の七騎士 …… アマリアの精鋭部隊の一つ。七竜の各色を冠した「~の黎明」という七つの部隊がある。みな白竜教の敬虔な信者であり、妻を娶ってはならないという教義があるが、王も許可する暗黙の了解でそれぞれ隠れて逢引をしたり、妻を持ったりしている。一部の市民からはタマなし騎士という不名誉な呼び名がある。

・サリア …… 娼館「七宝館」の娼婦。実はオルフェのグラシャウス軍務卿の諜報員だが、情事の後、バウナーに殺害された。女を抱くのは1年振りだった上、事件直前の出来事だったこともあり、彼女のことはバウナーの脳裏に強い印象を残した。

※ボレスワフ・マコー・ハリッシュ伯爵 …… バウナーの父親。諜報育成に優れ、王室に諜報員を送っている。妻と一緒に子供に2人立て続けで先立たれ、3人目の長男は生き延びたものの病気がちだったため、バウナーを探し出して家に迎えた。崖人のサロモンの命を救ったことがあり、以来サロモンからは忠誠を誓われている。

・サロモン …… <白い嘴の鴉>通称「鴉」の諜報員。白い嘴とは白竜の忠実な鳥であるという意味。本来はハリッシュ家付きの諜報員だが、ボレスワフに頼まれたため、ハリッシュ家には弟など別の諜報員を残し、サロモンは王室に所属している。元々はハイアーの崖で住んでいた「崖人」の一人で、ボレスワフに命を救われた。以降は、ハリッシュ家の者として忠実に任務に励んでいる。その忠誠心は強く、去勢をしたほど。戦闘力はないが、博識で魔法や魔道具への造詣も深く、また念話など、崖人特有の力をいくつか使える。

・ゾフィア・ヴイチックLV61 …… 28歳。「黒の黎明」の党首。女剣士。アマリアの武家ヴイチック家の三女。あまり口数は多くないが、バウナーに迫る技量を持つ剣士の一人として知られ、恐れられている。気さくにゾフィーと呼ぶのはバウナーだけだが、お互い庶子として生まれ苦労した性質で、考え方も似ているところもあって、容認している。とある双子の男娼とはよく会っている。育ての親を魔物によって殺されている。

※マルトハス・メッド・イル・ドラクル …… 56歳。バウナーの叔父。ドラクル公爵家の当主。バウナーの地位の不安定さを懸念して、白い嘴の鴉の仕事を手伝うように指示する。

・クリスティアン・マレク・イル・メイデン …… 24歳。現アマリア王。「辣腕王」「冷血王」。戴冠後は早々と内政事情にメスを入れ、周囲から良き王としての期待が持たれている。ただ、結婚には否定的な見解を持ち、グラジナ皇太后や家臣たちの悩みの種になっている。聖獣ホラン・メルを持ち出し、バウナーを反逆の罪で処刑しようとしたが、失敗した。

※パトリック・マルタ・イル・メイデン …… 58歳。前アマリア王。バウナーを筆頭騎士に推挙し、バウナーが忠誠を誓っていた人物。「堅実王」「伝統王」などの呼び名がある。

※グラジナ・ユシテイナ・イル・メイデン …… 前メイデン王の妃であり、クリスティアンの母親。クリスティアンの縁談がうまくいかないことが悩み。戴冠してからは、政務が落ち着くまで妃はとらないとクリスティアンから言われているため、控えている。とはいえ、侍女を入れ替えてみたりはしている。

・レイダン・ミミットLV56 …… <金の黎明>の一人。時期「金の黎明」と誰もが信じて疑わない。ミミット家はレイダンが七騎士になったことにより、稼ぎは爆発的に増えたが、家の者はよく使いこんでいる。このことについて悩んでいるとバウナーはこぼされている。革職人の家の出だが、馬の世話、倉庫番と三足の草鞋を履いている。バウナーを陥れた陰謀に加担していたと思しき人物の一人。

・バッシュLV38 …… <金の黎明>の一人。バウナーの従士。バウナーが金の黎明の党首に襲名した時にバウナーの従士になった。元々とある商会の用心棒だった。執行されるところだったバウナーの代わりに、身を挺して聖獣ホラン・メルのブレスの直撃を受けて死亡した。

・クラウスLV37 …… 30歳。山賊一味の<山の剣>の首領。元々はルートナデルの兵士であり、やがて騎士に叙任したが、仕えていた小貴族が没落した後、傭兵へ。そのうちに《先覚鑑定》(自分よりも30上までのレベルが把握できる・意識することで相手の頭の上に数字が表示される)という非常にレアで有能なスキルを開花させたことを機に、兵士の殺害や強奪を働くようになる。そのうちに山の剣に加わり、前首領が指名して首領に。バウナーたちが持ってきた計画に乗ることになり、フィッタ襲撃の準備に取り掛かることになった。

・ローバ …… 山の剣の構成員。クラウスの片腕的存在。舌は切り取られていて喋れないが、クラウスに忠実な一人。壁のような男で、タフ。

※ベルガー伯爵 …… フィッタ付近を治めている貴族。ホイツフェラーと旧知の仲であり、フィッタの警備はホイツフェラー家にも任せている。

※ロベルト・ハモス・イル・ヤンカーリット …… ロベルト公。アマリアの三大英雄に数えられる伯爵で、名誉公爵。アマリアがかつては獣人国を領土とするほどの勢いがあったのは、彼による武勲だった。一方で、当然だが、獣人からは嫌われている。あまり知られていないが、《先覚鑑定》のスキルを持っていた。

※ヴァニLV34 …… セティシア兵団の隊長格の一人。セティシア兵団の中では比較的穏当な人物で、総隊長とはあまり仲は良くない。白い嘴の鴉のゼロによって殺害された。ダイチが金櫛荘の食堂で見かけている。

※シリアコLV32 …… ケプラに逗留していた傭兵。なかなか稼ぎが良い男で、金櫛荘にはよく食べにくる客の一人。シリアコの誘いを受けて、セティシア兵団に加わる予定だったが、ゼロに殺害された。ヴァニと同じくダイチが金櫛荘の食堂で見かけている。

※エックハルトLV35 …… アルバグロリアの警備隊長の一人。バウナーとサロモンは顔なじみで、アリーゴドにも理解のある人物。ゼロによって殺害されたセティシアのシリアコやヴァニと同程度の実力。

■ミンスキー城 …… アルバグロリアの王城。白竜にあやかり、白い石の建材をよく使っている。

■マラリック模様 …… アマリア発祥の芸術様式。

※メリアス …… 56歳。<白い嘴の鴉>をまとめる諜報長官。サロモンの素性にはいささか懐疑的なものを持っていたが、魔法への理解と学匠並みの知識に感服して信頼している。

・ゼロLV46 …… 白い嘴の鴉の諜報員の一人。バウナー曰く平凡な顔立ち。実行部隊の中でも実力があり、《消散バニッシュ》などの魔法により姿をくらませることもできるため、重宝されている。王城に出入りしているが、元々はハリッシュ家の諜報兵であり、彼なりに忠誠心はハリッシュ家にある。陰謀により反逆罪疑惑を抱かれたサロモンの逃亡を手助けし、一緒に逃亡する。

かつては、主に実行部の諜報員で構成した<タリーズの刃>を引き下げ、ジョーラをアトラク毒により亡き者にしようとした。だが作戦は成功したものの、毒は意図せず治療された。詳細は不明だが、ジョーラたちの動向により、ダークエルフの姉妹を連れた黒髪の少年と銀髪の少女が深く関わっているとは調べがついている。

■ヘーゼル教区 …… アルバグロリアにある教区の一つ。治安が良く、商売が盛んな教区。

■白亜の祈り庭 …… ミンスキー城内にある美しい中庭。砂漠の都市の庭園様式の影響を受けて、中心に噴水と水堀がある。城内のいわゆるデートスポットの一つであり、この庭で婚約を約束した貴族は多数。

・マルク …… 財務官の一人。小貴族の出だったが、商売で大成功し、成り上がった。幅を利かせていたわけではないが、暗殺と反逆の抑止のための<白い眼の鳶>なる組織を仲間内で独自に設立し、<白い嘴の鴉>の監査をしていた。私生児でありながら筆頭騎士になり、妻もなくタマなし騎士とも言われているバウナーのことを煙たがっていた人物の一人。バウナーからは、自身を追い出す陰謀を企てた一人だと目されている。

■白い眼の鳶(とび) …… 財務官マルクなどが組織した<白い嘴の鴉>の監査組織。諜報員たちは仕事をしただけであって、むしろ依頼者からは賞賛されてもいるのだが、なかには降格処分となった者もいて、諜報員たちをよく思っていない者たちが主に集っている。

・キーラ・ラクイー …… アマリア王の侍女の一人。小貴族ラクイー家の美しい娘。バウナーを王が待っていた庭に案内した。名前は出てない。

■聖獣ホラン・メルLV82 …… 白竜の眷属の一匹。大蛇の体と2対の翼を持った双頭の白い竜。普段はミンスキー城の地下にある霊廟で眠っている。霊廟のどこか神聖な空気は、ホラン・メルの魔力によるもの。

・アリーゴド …… 35歳。バウナーの元従者で現在は馬番。愛称ゴドー。ジャガイモのような醜い丸顔をしている。貧民街で殺されかかっていたのをバウナーが助けた。バウナーが七騎士になってからは従者ではなくなったが、バウナー付きの馬番として忠実に仕える。バウナーが処刑から逃れた際には、バウナーの愛馬であるノーラを操り、バウナーとともにアルバグロリアを出ることになった。

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