5章の登場人物+α


例によってメモ的なものですが、置いておきます。メインキャラ以外の年齢やレベルは変更することがあるので、目安です。

ネタバレ的な内容は置いていません。端役の生い立ちやエピソードは軽いものは置いていますが、これもメモ的なものです。


●=主要人物

※=名前は出てるが会っていない人物(バルフサで)

■=用語


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● 田中大地|(タナカ・ダイチ)LV280 …… 29歳+1。MMORPGゲーム廃人のサラリーマンだったが、ある日にホムンクルスとしてバルフサの地に転生した。銀竜のインと、ダークエルフの姉妹と旅をしている。目的は、「自分の出生のあらましを知ること」「ダークエルフの姉妹を故郷に送り届けること」と、「世の中を知ること」。他にも「転生者と会うこと」「姉妹を鍛えること」「金策や金の管理をどうにかすること」などもある。相手を痛めつけることの苦手意識から、意図せず異様に回避に長けた武術家になっている。


● 銀竜|(イン)LV105 …… 1210歳。七竜のうちの一柱。ダイチを発見したあと、旅に同行することになった。人化して、10歳程度の年齢になっている。容姿のレベルはダイチ曰く、ハーフの超絶美少女の幼女。ただし、コスプレ寄り。魔法のスペシャリスト。肉と食べ物に執着し、ダイチに対してよく母親ぶる。


● ディアラ・トミアルタLV13+7 …… トミアルタ家の長女でダークエルフの少女。28歳だが、外見は中学生程度。褐色肌+金色がかった白髪+紫瞳。槍が得意で、鍛錬好き。ヘルミラほどではないが、魔法も使える。

● ヘルミラ・トミアルタLV11+7 …… トミアルタ家の次女でダークエルフの少女。姉と容姿はほとんど変わらないが、姉よりも性格はおとなしめ。魔法が得意で、色々と使える。弓も少々。


※大野信也 …… ダイチの転生前の世界の職場の先輩。ジムに通っていて体格は良く、眼鏡をかけている。ダイチ曰く、「雰囲気こそやり手のビジネスマンだが、接してみると気さくでギャップに少々驚くタイプ」。実際にやり手。

※如月いおり …… ダイチの転生前の世界の職場の後輩。元茶髪ロングのギャルだが、入社後しばらくして黒髪ボブにした。元ギャルだが常識人で、人当たりもよく、ダイチの所属している営業課のアイドルだという人もいる。

※イワタニ …… 46歳。ノヴァの古参ギルメン。(おそらく)ノヴァ内最年長。女子高生好き。バツイチで、女子高生との不倫が原因で離婚した。現在はマイと結婚し、幸せで、不倫の毛も特になし。

※ガブ …… 31歳。ノヴァの古参ギルメン。フリーのプログラマー。金持ちで家に複数のゲーミングPCがある。知的イケメンでモテる。親から結婚の話が持ち上がっているが、親の好みそうな相手にプログラムやゲームに理解があるわけないと踏んでいて興味はない。

※ニル …… 29歳。ノヴァの古参ギルメン。ギャグが好きでオヤジっぽい。ショートカット美人。スポーツマンで頭も良いが、家事が下手。ガブとは仲が良く、ゲームのイベントに一緒にいくほどの仲だが、恋愛関係にはいっていないらしい。

※マイ …… 22歳。新人漫画家。ノヴァのギルメン。イワタニと結婚している。芸能人級の美少女。いじめ、虐待、リスカ、うつ病などの不幸の経験があり、ギルド内の問題児だったが、イワタニと接するうちに丸くなっていった。

※園村栄治 …… ダイチの職場の課長。皆からはクソ課長と呼ばれ、嫌われ者で、いるだけで課内の会話がなくなる。芸能人情報と宝石に詳しい。

※桐野さん …… ダイチの同僚の男性の一人。

※小林梓 …… ダイチの同僚の一人。不愛想だが、言動は割とストレート。ダイチ曰く、ネリーミア似。


・赤竜|(ジル)LV107 …… 1452歳。七竜の一柱。火系の魔法やブレス攻撃が得意。人化すると、オレンジ色の髪、赤目の妖艶な美女に。ヒステリックで高飛車だが理知的な面もある。ゾフをこきつかうところがある。ダイチに殺されかかったが、ゾフにより助けられた。

・黒竜|(ゾフ) …… 七竜の一柱。空間魔法が得意。人化すると、ゴスロリ+目隠し+角という際立った個性の持ち主。エルフと付き合いがある。ジルと共闘してダイチと戦ったが、敗北。ジルが殺されそうになっているところを助けた。

・ウググLV32 …… 濃い臙脂色の肌をしたリザードマン。ジルの世話役の一人。世話役=男の元で寝ているジルを部屋に戻す役目。ジルからしてみれば、「忠実な性格が好み」「寝心地が良さそう」という理由で世話役に選んだに過ぎないが、ウググの方は至上の誉れだと思っている。イン曰く、平凡なリザードマン。

・ゼイアー・マクイルLV11 …… 54歳。金櫛荘の支配人。まだまだ現役で、仕事はそつなくこなせるが、だいたいフロントにいる。ダイチにフレンチトーストのトッピングについて聞いた。

・ダンテLV30 …… 41歳。金櫛荘の男性筆頭使用人。浅黒い肌に短髪。黒髪褐色目。イケメン。色気のある男性。実はドワーフとの混血で、見た目は20代。

・エルヴィンLV17 …… 24歳。ケプラ東門の若い門番兵。ウルフヘアーの元気な青年。

・グラッツLV28 …… 35歳。ケプラ東門に配属されている門番兵。目つきが鋭く右頬に切り傷がある。身長190センチほど。人相はあまりよくない。門番兵の中でも屈指の実力派なので、討伐部隊の常連。既婚者で、今の地位と生活に満足している。昔、ケプラ騎士団のアレクサンドラに気があって2回ほどアプローチをかけてみたが、諦めた。

・ベイアーLV30 …… 37歳。東門に配備されている門番兵。無精ひげが濃く、もみあげから顎までびっしりと黒いヒゲで覆われている。グラッツと同じく身長190センチほど。グラッツと同じく討伐部隊にもよく配備される実力派。普段は落ち着いていて、柔和でもあるが、母と姉の影響で女が嫌いで、現在はこじらせていて、酒場や娼館などでは女性関係で何度か問題を起こした。ケプラ騎士団に入りたかったが、問題を起こしていたことを理由に断られた。

・トミンLV10 …… 29歳。ケプラ西門の厩舎番。ヤギの獣人。

・タミルLV8 …… 27歳。ケプラ東門の厩舎番。ヤギの獣人。髪が白く、顔は人間だが、手の甲などの体表に少し白い毛がある。西門の厩舎番トミンとは従妹。女子っぽい可愛い顔立ち。

■シャンピン …… オーラムで取れる紅茶の一つ。ようはダージリン。

・マクワイアLV12 …… 29歳。東門厩舎の騎手の一人。茶髪、茶目。馬顔でちょっと老け顔。愛称マーク。17年騎手をやっているベテラン。アランプト丘の討伐に向かうダイチの身を心配していた。


< ソラリ農場 5-7~>

・アルフォント・ソラリLV12 …… 56歳。ソラリ農場を経営している。壮健な男性。白髪交じりの栗色髪、褐色目、鷲鼻。若い頃はアリオのような爽やか系。最近の悩みは子供の二人ともいまだに結婚する気配がないことと、エルマのフリードへの仕打ち。

・クラウディア・ソラリLV10 …… 51歳。アルフォントの妻。白髪交じりの栗色の髪、緑目。最近は腰を痛めている。

・エルマ …… 32歳。アルフォントの弟夫妻の次女。鷲鼻が特徴的。栗色、褐色目。父似。忙しくなり人手が欲しくなったことを聞いて、1年前から居候がてらソラリ農場を手伝っている。2年前に獣人の山賊との戦いで夫を亡くして以来獣人が嫌いで、獣人であるフリードを時々いじめている。

・フリードLV25 …… 50歳。外見30歳。ソラリ農場で長年雇われている狼の獣人。獣人国シャナクはアレグレ市出身。エルマから嫌われているので、苦労している。40年前、獣人で貿易商だった父がとある事件に巻き込まれて出奔。父の死を知るために各地を転々としながら、現在はソラリ農場で落ち着いている。農場の用心棒、攻略者としてそれなりの腕で、ダイチを攻略者パーティに誘った。

・エミリア・ソラリLV9 …… 28歳。ソラリ家長女。鷲鼻が特徴的。栗色、緑目。父似。とある男性と隠れて交際中。

・フロレンツ・ソラリLV12 …… 31歳。ソラリ家長男。栗色の髪、緑目。母似。鼻筋が通り、エラの張った、爽やか系青年。どちらかというと母似。王都のとある舞台女優の熱心なファンであるとともに交際(援助)中。ダイチはこの恋愛の未来について懐疑的。

※ウィグルLV9 …… 23歳。ソラリ農場で雇われているゴブリン。ゴブリンの性質のままに、小心者だが働き者で綺麗好き。だが、気が多い性質でたまにドジをする。クラウディアが普段はやっているが近頃は腰を痛めていたので、代わりに時々ソラリ家の洗濯物を洗っている。仕事をほっぽりだしていたところ、フリードがエルマの洗濯物を洗う羽目になってしまい、揉め事になった。

※エヴェリア …… 王都にあるパン屋の娘で、劇場で端役だが女優もしている。フロレンツから衣装代などを工面してもらっている。本人は、フロレンツにあともう一押しあれば嫁いでもと思っていたことがあったが、今は舞台で共演している俳優といい仲。

・ハウマン …… 35歳。ソラリ農場で長年雇われている朴訥な男性農夫。真面目で、エミリアに気があるが、相手にされていない。

※ムラウ …… 47歳。<人類親睦会>の幹部の一人。エルマから金をだまし取っていた。

※ルドヴィク …… エルマの夫。アマリアはハンバル市の兵士。獣人の賊との戦いで、33歳で殉死した。愛称ルド。情厚き若き山賊ハンターとして部隊内では頼りにされていた。

■ハルガヤ …… イネ科の雑草。牧草として栄養は乏しいが、乾草に混ぜると家畜の食欲を増進する。

■ヒメクグ …… カヤツリグサ科の雑草。小さなくす玉のような穂を1つつける。

■ハイアーの関所 …… ケプラの北にある関所。


< アランプト丘 5-12~>

※イレナ姫 …… アマリアの第二王女。<白銀衆>という私兵を持っている。最近メンバーが交代した。

※エータイ族 …… 南の大陸にいる一族。人間だが身体能力が高く、騎馬にも優れる。バルフサの武将が口を揃えて白兵戦や決闘では敵わないと言う人々。ただ造船技術はなく、海を渡ったことはないし、魔法の見識も低い。ヤギや馬の心臓を食べる儀式があったりする。

※マルタ …… サラバルロンドの踊り子の一人。踊りでは肌を白粉で白くしている。緑色の衣装を着ていた。

※ジータ …… サラバルロンドの踊り子の一人。黒髪褐色の美女。赤色の衣装を着ていた。

※ソライル・ワグネル …… 吟遊詩人。借金返済のため、現在はサラバルロンドに所属している。

※ミネルバ …… 当時ウルナイと恋仲にあったとされるアマリアの姫。

・カレタカLV28 …… 36歳。オークの戦士。カチナ村出身のハーフオーク。ハーフオークで、そのために顔立ちは人寄りで通常のオークよりも毛深い。斧使いでスラッシュアックスの名手。武骨だが知能は通常のオークよりもかなり優れ戦術にも長けている。フリードパーティで、フリードとともに参謀役も担う。獣人のハーフ、グラナンとは長い付き合い。

・アナLV28 …… 2歳。ハーフエルフの女剣士。無感情系で無口。実はホムンクルス。所有者は建築家のミルゲイ・アルクイスト。無人の屋敷で保管されていたのを、カレタカとグラナンに拾われた。魔力の供給は主にグラナンがしているが、時々は知人の魔導士に魔力を供給してもらっている。

・グラナンLV24 …… 40歳。鹿の獣人の魔導士。実はハーフブルート(オド)。アマリアはヴァーヴェル出身。本来は火と風系の攻撃魔法が得意だったが、フリードたちと行動を共にするようになってからは回復魔法や補助魔法が中心になっている。ハーフであるカレタカに話しかけて以来、長い付き合い。

・パウダルLV8 …… 24歳。満腹処のゴブリン店員。メス。

・フルド・アバンストLV20 …… 19歳。ケプラ騎士団ムルック・アバンスト副団長の息子で、団員の一人。父親からはよく叱られているが、なんだかんだ仲は悪くない。アランプト丘では南の隊にいた。エリゼオを憧れの眼差しで見ていた。籠屋の娘エリーゼに執心。

※ザシウス・ノルンウッド子爵LV16 …… ケプラに住んでいる小貴族の一人。

・レナックスLV12 …… 23歳。茶髪で好青年。ケプラギルドの若い職員の一人。

・ムルック・アバンストLV35 …… 42歳。ケプラ騎士団の副団長。金髪オールバックで顎髭豊か。表情を緩めるとつぶらな目が印象的。レイピア使いで、精悍な顔つきの割に少々皮肉屋。アレクサンドラを何かとこき使う。団員のフルドは息子。昔は指導が厳しかったが、現在は丸くなっている。アランプト丘では全体の指揮をとった。

※アルゴナLV13 …… オークの住まうカチナ村の女オーク。他種族の来訪者をあまり歓迎しない村とは裏腹に、差別感情の薄い温厚な性格。薬師で腕は確か。ステュムパリデスに襲われ、瀕死の重傷を負っていたアランたちを助けた。ハーフであることを理由に居場所のなかったカレタカにも慈悲深かった。

・マルコLV22 …… アランプトの丘でダイチが一緒になった攻略者のパーティのうち一人。少し長い黒髪を後ろで軽くしばっている。顔立ちは整っているが、リアクションがでかく、三枚目。

・イワンLV21 …… 同上。茶髪の短髪。ヤンパダの渓谷で瀕死の重傷を負ったが、オークのアルゴナに助けられた。喧嘩が強く、マルコと喧嘩をした際にはだいたい勝っている。

・ロレッタLV20 …… 同上。小麦色のボブ。攻撃面はやや心もとないが、攻撃、防御、補助と何でもこなせる魔導士。よく二人、特にマルコを叱っている。

・アレクサンドラ・ファブニルLV30 …… 25歳。茶味がかった金髪で青目。ケプラ騎士団の団員。剣と騎馬が得意。少し不安をかきたてられる系の美人。団員の中でも実力派。双剣使いで、《戦気察知》持ち。アバンストに目をかけられていること自体はいいのだが、それなりの男を見かけると「嫁にどうか」と言う癖には困っている。アランプト丘では東の隊の分隊長を務めるとともに、ダイチの護衛も兼ねた。

■ガルム …… メイホーの西部に生息する狼系の魔物。狼よりは断然強い。

・ハミットモールLV29 …… 80歳。ミミズク顔に毛むくじゃらの、大柄の鳥人族。ケプラの教会で牧師をしている鳥人族の変異種(ベルクト)。攻略者でもあり、補助・回復もできる上に、メイスでも奮戦できる。熊のような体のフクロウということで「オウルベア」というあだ名がある。

・ユラLV25 …… 騎士団の一人。元々孤児で、騎士団を孤児院か家族同然のように思っている。明るく、無邪気な性格で騎士団のムードメーカー。丸っこく、子供っぽい顔立ち。気性の似ているトストンと仲がいい。アランプト丘ではイグナーツとともに南の隊にいた。足が速い。

・トストンLV24 …… 騎士団の一人。ユラと仲がいい。ユラと同じく無邪気な性格だが、ユラよりもやや神経質な面があり、頭もユラよりよくまわる。アランプト丘ではオデルマーと西の隊にいた。身軽で足が速く、伝達要員によくなる。東門の門兵であるベイアーを頼もしく思っている。

・イグナーツLV26 …… 騎士団の一人。ケプラ騎士団では貴重な魔法の使える団員。アランプト丘では、補助・回復要員として南の隊にユラといた。ベンツェとよく絡む。範囲の広い無精ひげが顎に生えている。偏屈な性格だが、言うことはいつも的を射ているので、頼りにされている。

※カーロイLV11 …… 騎士団の一人。新人。マタビ村出身で家が困窮して半ば追い出されてケプラへ。父親がアバンストと知り合いなため、頼ってきた。剣は全く振ったことがないので、担当になったアレクサンドラの悩みの種。アルマシーと面識はないが、七星の部隊に配属になった人物がいるのは聞いている。

・ベンツェLV28 …… 騎士団の一人。ダイチと同じ東の隊にいた長剣使い。快活な性格。ユラをよくからかう。ベルナートとイグナーツとよく絡む。何でもこなせるが、特に剣の腕は目を見張るものがある。とっさの状況判断力にも優れ、団員からは頼られているが、敵に命乞いをされて重体を負ったことがあり、時折アバンストはそのことについて注意喚起も含めて触れている。

・ハークライ・オネストLV28 …… アランプト丘掃討戦に参加した攻略者の一人。メキラ鋼の白い装備を着ている美丈夫の青年。父はオネスト男爵。刺突スキルの《連突き》持ち。

※クライム・オネストLV19 …… ケプラ貴族の一人。男爵。攻略者家業に精を出している息子が心配な余り、装備には少々お金をかけている。

※コリンク …… ケプラの酒場の店主。息子の一人がケプラ騎士団員のチャールダ。ベイアーが暴れた事件をきっかけに、男女の客がくると、内心では警戒している。

※ジュデッカLV9 …… ケプラ騎士団の一人。11歳の少女で、洗濯や配達、ケプラ市内での伝達などの雑用担当。両親を賊に殺された難民の子で、ある日に団長が連れてきた。心的外傷により無口だが、真面目に働いている。団長以外だとユラに懐いている。

※アリーズLV26 …… ケプラ騎士団の一人。女性団員。男のような顔の醜女だが、磊落な性格で、豪快に剣を振る。両親から散々顔のことを言われて育ってきたため、顔の事を気にしなくていい剣の道と騎士団としての道に心血を注いでいる。騎士になるのが夢だが、女騎士は少なく貴族の美意識は高いため、従士止まりでいいと考えている。

※エリーゼ …… フルドが通っている籠屋の少女。アレクサンドラ曰く、リスのような小柄な少女。

※ハマーヤン・マクリオ …… ケプラやセティシアに滞在している資産家で貿易商人。大の少女好きで、慈善家でもある。とある商人の出店の際には、少女たちの歓待と奉仕を受けて融資した。近頃生まれた子供が男児だったことで残念に思った。

・エリゼオLV37 …… アランプト丘掃討戦に参加したこげ茶・茶目の無頼の攻略者。<ランク3銀>の猛者。パーティを組まない孤高の者で、ぶっきらぼうだが、故郷にいる時は表情を和らげる。ドワーフの国ガシエントの出身で、ガルソンと親しい。

・オデルマーLV25 …… ケプラ騎士団の一人。小太り。長めのロングソード(トゥハンドソード)を扱う。タンクの役割を投げて単独行動をしてしまうといったことはないが、割と熱血漢。同じくタンクのティボルと張り合うところがあるが、手合わせでは勝てずにいる。単純な力比べなら勝てるのだが、本人はそこに重きを置いていない。

・ベルナートLV28 …… ケプラ騎士団の一人。ダイチの班にいた弓使い。《精密射撃(プリサイスショット)》が得意。剣ももちろんできる。実力はあるし、人望もあるが、一歩引いたところがある。団長や副団長から期待されているのは知っているが、威厳がないので指導官には向いてないと考えている。ベンツェやアレクサンドラとよく絡む。

※チャールダLV28 …… ケプラ騎士団の一人。貴重な魔導士団員で、戦術に明るい。アランプト丘では西の隊にいて、トストンと指揮をとっていた。酒場の店主であるコリンクの息子で次男。時折、団長と副団長に酒を贈っている。賭け事が好き。

※ラユムンドLV24 …… ケプラ騎士団の一人。弓が得意。やや引っ込み思案。ユラとイグナーツとともに南の隊にいた。料理が得意で、遠征の時は感謝される。剣と弓を教えてくれたベルナートとベンツェを尊敬している。

■死霊オーガ …… オーガクリードが召喚するゴースト化したオーガ。物理攻撃が効かないので、魔法か属性を付与した攻撃で対処する必要がある。

※ミーゼンハイラム伯爵 …… <七影魔導士連>を支える貴族の一人。アルハイム男爵を唆して、ジョーラ(七星の一人)を亡き者にしようとした。

※ウリッシュ・ガスパルン伯爵 …… 43歳。七影魔導士連の「魔法闘士(ヘクサナイト)」の称号を賜っている魔導貴族。

・ハムラ・ヨルツド …… かつてジョーラを救うためにダイチたちと夜露草探しを手伝ったジョーラの部下の魔導士。ミーゼンハイラム伯爵からの命を受けて、ケプラ騎士団に「ダイチのことを調べよ」という内容の密書を届けた。

※ワリド・ヒルヘッケン …… ケプラ騎士団の団長。ケプラ騎士団を不在にしていることが多々あり、その間のことは副団長のアバンストに任せている。メナードクという酒が好き。ダイチとインの捜索願いを出された際には、焦って夜通し探しそうだったディアラとヘルミラを制した。

■スリ・アウフトの七星三英雄 …… スリ・アウフトで大量発生した魔物たちを討伐した「大剣闘士」「剣聖」「弓術名士」の三人と遊撃軍が討伐および奮戦した逸話。非常に魔物が多く、かつ、戦場が広々とした荒野だったこともあって、討伐の状況、とくに三人の雄姿は詳しく伝わっている。

■赤い土の宿 …… アラン、イワン、ロレッタが宿泊しているケプラの安宿の一つ。

■グリーンエイプ …… アマリアはヴァーヴェル近くの森などに主に生息する猿系の魔物。体表が草で覆われ、皮膚は堅い皮のようで、吹っ飛ばしてもあまりダメージが入っていないことがある。レベルは15程度だが、群れを成し、石や木の実を投げつけ逃亡も図るなど、あまり相手にはしたくない相手。

※ミルゲイ・アルクイスト …… ヴァーヴェルの有名な建築家。肺を悪くして他界した。ハーフエルフ型ホムンクルスのアナの所有者。

※ジガー・ソレイル …… ヴァーヴェルの商人。ミルゲイの友人。アナを引き取る予定だったが、アナが見つからないまま、ホムンクルス嫌いの女性と結婚してしまったので、カレタカとグラナンに預けられて、男に奉仕させないでくれという友人の意を汲めてほっとしている。

■ラーカ・ダム …… アマリアはヴァーヴェルの僻地にある所有者を失ったホムンクルスの預り所。

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