2-24 インとメイホー村 (4) - ボロ小屋の中の転生者
生まれた地に到着する。
小屋を囲んでいる森と草原は、俺のいくらかざわついている心境とは裏腹に、不気味なほど静かにたたずんでいた。
小屋の光景は何一つ変わっていない。森はありし日のままに、伸びっ放しの雑草や低木や樹木が少々残念な獣道を囲っている。
草原の方は氷はもうさすがに溶けてしまったようだが、飛竜たちが踏み潰したイネ科植物たちの痕跡は残っている。村人たちが騒ぐ原因になるので出来れば元に戻してほしいがこの規模を元通りに戻すのは魔力の消耗的に結構大変なのかもしれない。
小屋の前の草原の中心には黒竜と紺竜が並んで立っていて、というか座っていて俺を待ち構えていた。
「久しぶりだね」
久しぶりのド迫力なリアルドラゴン二匹の立ち姿に若干気圧されつつ、気軽に声をかけてみる。
『久しぶりです~!』
『お久しぶりです』
急に二つ念話が来たので驚く。黒竜は一度念話をして事務系女子だと知っているのだが、紺竜の方は聞く感じ快活な子らしい。
「きみとは初めて話すね。元気してた?」
『はい! 元気ですよ~』
近くにいるので、念話じゃなくていいかと思い発声してみたがしっかり返ってきた。紺竜はだいぶ気さくな性格らしい。とはいえ、顔は全く変化がないので違和感がすごい。
全く害意がなく、従順な二匹の様子に、むくむくと好奇心の欲が顕現してくる。
とくに気さくな紺竜のせいだろう。この世界のことをまだ夢だと認知していた俺が、ファンタジー諸作品を元に描いていたドラゴンと仲良くなる構図は紺竜とは簡単に築けそうな気がするからだ。
「ちょっと足触っていい?」
『あ、はい。どうぞ?』
少し変に思われたかもしれないが、気にしない。
紺竜の足元に行く。少し沈んでいる足の裏付近は泥土がついているようだ。この巨体で森の地面を踏むんだから仕方ないだろう。
泥土が比較的ついていない小指辺りをさわさわして、ドラゴンの鱗というものを触感で堪能する。
うーん、つるつる。俺の掌ほどもある鱗は鈍く艶めいているようだが、さすがに銀竜の鱗ほどの輝きは持たない。
可動域などの平面の面積が狭い部分では鱗は細かくなるようで、指まわりの鱗は小さく、そしてびっしりだ。ゴツゴツとはしているが皮膚らしく若干柔らかさもあるようで、ぐっと手を押しつけると押し返されるような感触がある。ワニとかイグアナとかの皮膚も似たような感触なんだろうか。
爪は正直怖い。孤を半ば描きつつ生えている爪の先の鋭さは完全に凶器のそれで、俺の体なんて易々と貫きそうだ。いまさらながら、散々襲われてきた経験が思い出されて思わず身震いする。
彼女たちの見た目は俺を襲ってきた飛竜たちと変わらない。
二人はインの側近的な部下のようだし、なにか違いはあるのかもしれないが、少なくとも俺には分からない。彼女たちが俺を襲っていないという言質もまた取っていない。
『何かあるんです?』
「ああ、いや。ドラゴン触ったことってあまりなくてさ」
『そりゃあそうでしょうねぇ。あたしたち飛竜を倒せるくらいの猛者でもなければ触らせませんからねぇ』
紺竜は少し上機嫌だ。触られていることに関しては特に気にしていないようだったので、欲望がさらに調子に乗ってくる。
背中に乗っていいか訊ねると、
『いいですよお』
そう言って、紺竜がご丁寧にも伏せてくれる。俺はぴょんと跳躍して背中に飛び乗った。わずかに弾力を感じさせつつ、無事着地した。
おぉ~。ドラゴンの背中に乗ったぞ!
『肩にきてもらっていいですか?』
肩? 二人は腕がないタイプの竜なので、一瞬肩ってどこだと思う。だが、以前幾度となく小石をぶつけて落としたコウモリのように翼とくっついている腕っぽい部分の付け根に、しっかりと肩があった。
ここかな? と思いつつ、肩に乗る。
乗ると間もなく、紺竜はぐっと体を起こし、バッサバッサと翼をはためかせた。
割と容赦なく内風が舞うので、体をくっつけて必死に首元を掴んでいると、紺竜が腕を上げ、上を向いたようだ。紺竜はそのまま動かない。
眼前には針葉樹林が先まで延々と続いていたが、別に上空には山以外何もない。なんだ?
『キグナスの竜?』
黒竜が俺にぬっと顔を近づけてそう問いかける。
でっかい! ちょっと怖い!
びくついた俺の心境もそこそこに鼻息がふわあっと俺の体に吹き付けられる。
さっきの羽ばたきほどではないが、俺の髪と服をはためかせることはわけがない。水でも飲んでいたのかは知らないが、ずいぶん湿っぽい冷たい風だ。においは……カビくさい水のにおいとでも言う感じだ。
またもや首元に掴まる俺。竜を吹っ飛ばせるくらいの力があっても俺自身の体重は60キロ前後だろう。突風は空中戦と首絞めに次いで弱点3個目だな。結構あるなぁ……。
『そうそう。どう? かっこいい?』
『……分からないわ。人族の感性は』
俺もよく分からないけど、こんな必死に掴まってたらかっこよくもないでしょうよ。
「キグナスの竜って?」
『この子が昔拾った本です。なんでも飛竜と仲良くなった騎士の男が、各地を巡る話だそうです』
『強いし素敵なんですよ~キグナス。最初は街を守るためにオーバンを倒してしまうんですけど、子供がさらわれていたのを知って、謝るんです。それから二人は悪い魔人どもをばこばこ倒していって~』
紺竜が長い首を俺に向けて自慢げにそう語る。
へえぇ。この世界にはそういう創作物もあるんだな。というか、字読めるんだ。いや、俺と話せる時点で関係ないのか?
「それは素敵な話だね」
『でしょう?? キグナスがオーバンの肩に乗ってる絵があるんですけど、すごくかっこいいんです』
ああ、それで肩に乗らせたわけね。
「なんか俺でごめんね」
『え? 何がです?』
「俺騎士じゃないからさ。キグナスは長剣とか持ってたんじゃない? あとマント羽織ってたり」
『あ、はい。剣もマントも確かにありましたけど。ダイチ様の方がキグナスよりも強いので問題全然ないですよ? むしろ誇らしいです!』
紺竜はそう言いながら、長い首を俺に向けたかと思うと、黄色い目を細めて口を開けて俺を簡単に呑み込める顎を上下に揺らした。笑ったのだろうか?
創作物の人物より強いって何を根拠にと思うが、飛竜より強い七竜を追い詰めていたんだからそうなるか。殺そうと思えば、インのこと最初に殺せたっぽいしな。
「てか、オーバンは七竜じゃなく飛竜なんだね」
『七竜の創作話は売るのは禁止されていますから』
黒竜が解説してくれる。
「ああ、宗教上の事情ってやつかな」
『しゅうきょ……?』
「んと、七竜に関して民衆に変な……イメージを植えられたくないって思ってるんだよ。きっとね」
『なるほど』
七竜にまつわる宗教の形態は、まだはっきりと分かっているわけではないけれども。
『おい、ダイチ。何をしておる?』
そんな時に唐突にインから念話がくる。
――え? あーと。黒竜と紺竜と話?
『お主のう……』
インがため息をついている姿が頭に浮かぶ。
『仲良うなるのは別に構わんが。ディアラとヘルミラはまだ寝ておらんし、もし二人が部屋にきたら私が言い訳を言わねばならんのだぞ?』
――ああ、ごめんね。すぐに済ませるから。
『うむ』
ふう。
「インから念話来て怒られちゃったよ」
紺竜が幹のような首をかしげる。
『何て言ってたんです?』
「早く用事すませろってさ」
『じゃあ、早く済ませないとですね。銀竜様はお叱りになると長いですから』
そうなのか。そんな感じではあるけれども。
肩から降りようとして、多少ぼこぼこはしているが、障害物が特にない紺竜の背中に、ふと子供っぽい考えに思考が捕われる。
年甲斐もないのは確かなんだが……うずうずする。どうも好奇心に勝てない。
「背中から尻尾まで滑りたいんだけどさ、尻尾のところちょっと反らしてもらっていい? うまく着地できるように」
『え、ああ。キグナスもやってたやつですね!』
え、キグナスも滑り台やってたの? ずいぶん子供っぽい……というか、子供向けの話だったか。
紺竜が肩から尻尾まで滑れるように直線にしてくれ、尻尾の先も緩やかに外に反らせてくれる。うん、滑れそうだ。インは尻尾の部分にヒレのようなものがあったが、紺竜と黒竜には飛竜たち同様にない。
滑ってみる。それほどお尻に抵抗が発生することもなく、俺の体はすすーっと尻尾の先まで滑り、やがて空中に放り出される。
一回転できそうだったが、リアルではバク転はできた試しはなく、怖かったので素直に着地する。思わずY字ポーズを取ってしまった。なかなか気持ちいいこれ。
>称号「子供心を忘れない三十路」を獲得しました。
三十路は余計だ。……急に恥ずかしくなってきた。なにしてんだ、俺。
見れば紺竜がこちらを見ていて、目を細めながら顎を上下させていた。
黒竜も見ていたが、こちらは表情の変化らしいものもなく無言だ。キャラ的に子供っぽいとか、下手したら軽蔑していそうだ。
『……よかったら帰りに私にもしてください』
だが意外にも、羨ましかったらしいことに苦笑する。滑る側はともかく、滑られる側に何か惹かれるものがあるんだろうか。
◇
小屋への道は相変わらず丈のバラバラな雑草で覆われていた。元々整えてはあったんだろうが、放置されたためにこうなっているのがよく伝わる姿だ。
もう1年、早くて半年もしたら、道は完全に雑草に覆われてしまうんじゃないだろうか。そんな風にも思えてしまう。この辺りの植物は育ちいいらしいしね。
和気あいあいとしていた俺たちとは裏腹に、小屋の周りはしんと静まり返っている。まだ日は完全には落ちていないが薄暗く、いっそ不気味なほどだ。
なんとはなしに、中には入らず、小屋の外観を観察する。
建材となっている木材は色が悪く、ゆがんでいる箇所もあり、あまり状態がよくない。腐ってはいないようだし、隙間なんかも特にないようだが……俺がレベル一桁――現代と同じ力だとしても、もしかしたら思いっきり蹴ったら壊せるかもしれない心もとない感じがあった。
俺の生まれた小屋は、こうして改めて見なくてもお粗末な小屋だった。
周囲に物が全く何もないのがまたうら寂しさを助長させる。
同じく木造小屋だったヒルデさんの家も作り自体は似たものだが、外壁の木材はもう少し状態がよかった。小屋の周りには植木鉢や台車、木でつくった家具や農具などのこまごまとしたものがあって、隣には馬小屋があったし、人の生活の息吹の感じられる生活感漂う家だった。ここにはそうしたものがない。
せっかく体力は余り余っているのだし、小屋の持ち主がいるのなら、リフォームでも考えるところだ。簡単なDIYならできる。力仕事なら全く問題ない。いずれ道を整理するくらいはしてもいいかもしれない。もっとも、各種道具があるのかが疑問だけど。
>称号「帰還した」を獲得しました。
称号の知らせに、今のところ俺だけに存在し続けているシステム的には、確かにここが俺の生まれた場所になるのだなと教えられる。
……別に故郷なんてどこでもいいけどな。でも、さすがに無人はダメだろう。
場所にも人にも居場所を見いだせなかった俺への盛大な皮肉のようにも思えてくる。転生した今となっては、俺はインターネットとMMORPGという“故郷の海”すらも失ってしまった。
ずりずりとテンションが落ちていく自分に対して、息をつく。
小屋の中は灯りがついてないため薄暗い。
とはいえ、《夜目》がある。色味はないが、モノの位置はしっかり分かる。
本や錬金術の道具が置かれた机。鳥かご。丸椅子。ダイニングテーブル。本棚。壁に掛けられたいくつかの杖や剣。奥に寝室。
外観がそうだったように、室内の様子も何一つ変わった様子は見られない。
そして、少々内装の雰囲気を損なう巨大な水槽と合成樹脂的な質感の枠組み。
水槽には俺がヒビを入れてしまった跡もあり、別に疑ってはいなかったが、俺はここから出てきたんだなと思い知らされる。
軽く家の中を歩き回るが、やはり特に変化はないように思う。
小屋の目の前の道には一応轍があったので、山賊とかに荒らされていても何の不思議もないんだけど。
とはいえ、ここは銀竜のおひざ元だ。この小屋を南下した先に何があるのかは分からないが、少なくともマップ上では草原と森に囲まれた一本道が続いている。
メイホーの人々の信仰の具合や、インに問い詰められてうろたえていた商人二人の様子を見るに、わざわざ竜たちの住処を侵し、襲われる危険を顧みずに通るのはそれなりの理由がいるに違いない。ケプラの方からも南下できるようだし。
そうなると……轍の主――ここを通った者が何者なのか、普段どのような人々が通るのか少し気になるところだ。
メイホーの人々はティアン・メグリンドについて、特に聞き及んでいない様子だった。ヘイアンさんたちが言っていたように、魔法で身を隠したとかいう可能性もなくもないが……彼女は南下したのか? もしそうなら、俺の行っている捜索はてんで方向違いということになる。
……考えても仕方ない。今は服の返却だ。インが怒るしな。
寝室に行き、男性用の衣類の入った引き出しを開ける。俺がかつて拝借したシャツとパンツの場所は、どちらもしっかりと誰かの抜き取った隙間があった。
俺は畳んだ衣類を元の場所に入れ、インのワンピースも返した。インの魔法によって縮小させられたワンピースだったが、今は1サイズも2サイズも大きくなっている。もっとも、元のサイズに戻せたか自信がないとはインの言葉だが。
一番いいサイズの戻し方は、少し大きめに戻した上で本人に着せ、それから再度《
玄関にあった靴置き場にも、少し綺麗にしたサンダルも返す。サンダルはミュイさんが言うには、どこにでもある履物らしい。
履き心地は割と良かったので少しばかり返却が惜しまれる。とはいえ、底がだいぶすり減ってしまったような気もする。購入した革のブーツは俺の足には、少し大きい。飛竜との戦いを経てよくこれで問題なかったなという感想も少し。
ふとあることを思い出して、机に行く。
それは俺の心をいくらか照らしてくれる明るい灯りにもなれるはずだったが、そんな期待は簡単に裏切られる。
机の上に置いた借りる旨を書いた俺の手紙はそのままだった。
ため息をつく。あまり期待はしていなかったけれども。俺は一応手紙の上に台座を移動させて、飛ばされないように置いた。
ギッと、俺の足音が小屋の中に響くのが気にかかった。もう早くも聞き飽きた生家の物音だ。
――なあ、イン。
インを呼んでみる。
『どうした? 服は返したのか?』
いつもと変わらないインの声にほっとさせられる。この場所は侘しい。
――返したよ。
『そうか。では、帰ってこい。二人はまだ起きておるようだしの』
特に何の変哲もないインの返答だったが、思わず頬が緩み、心に灯りが灯った。
緩むと同時に、俺は現実である時には虚無感すら感じていた日々のことがふっと頭によぎった。
毎日変わらない仕事。ゲームという名の仕事。GMとしての仕事。みんなのための仕事。
ここには日々の忙殺という名の「フタ」がない。フタを取ってしまえば、俺はこんなにも寂しがり屋だ。
元々寂しがり屋だったのか、あとからそうなったのか。孤独を武器にするタイプの男だったのか、寂しがり屋を隠すために孤独を選んでいた男だったのか。なんにせよ、寂しがり屋であることを隠すために「フタ」をしていた人々はたくさんいただろう。
「寂しがり屋の獣」を扱うのは難しい。そのフタをした日々の充実感が果たして、本物の充実感だったのかそんなことを少しも考えずに生きていきたいと願うくらいには難しい。
でもここに――この世界に来たら誰だって寂寥感の一つや二つ抱くだろうな。ここには同じ日本人、同じ現代社会人が一人もいないのだから。
『どうした?』
――何でもないよ。……なあ、転生者ってどんな奴なんだ?
言ってから、前も聞いただろうに、と思う。
『……すまんが、私はあまり転生者のことを知らんのだ。前も言ったが、奇抜な発想で色々な道具をこしらえたり、あと一部の者はすこぶる強者であったことくらいかの、私が聞き及んでおるのは』
――そうだったね。
会ったところでどうなのだろうとも思う。確かに話は弾むかもしれないが……会えたということは、元の世界には戻れないことも意味しそうだ。
もちろん、戻るために苦心している可能性もある。ここはゲームの世界なのか、それとももはや別種の、並行世界のようなものなのか。それすらも分からないので、……。でもどうせなら、俺の世界とこの世界で行き来できればいいなと少し思う。
インという大物すぎる後ろ盾や、俺自身がスーパーマンのような力を持っているためもあるだろうが……文明的にうんざりすることも多いとはいっても俺はこの世界をそれなりに気に入っている。まだ少しも冒険していないことに対して悔いる気持ちも大きい。ドラゴンたちと戯れるなんて経験はここでしかできない。
なにより、ダークエルフの姉妹を助けてしまった。契約も結んだし、俺には責任と義務が生じた。二人を無事に彼女たちの里に連れて戻るまでは、この世界にいなければならないし、いたい。
――……強者、か。
強者というと、「高レベル」という考え方になるが……。転生した人たちはクライシスのユーザーだったんだろうか? ……そういや転生って死んでからじゃないのか。
『まあ、お主ほどではなかったようだがの。お主ほどの奴が転生してくるのなら、私はむざむざ攻撃は仕掛けたりしなかったであろうな』
念話でこぼしてしまったらしい。インはそう気さくに笑った。
『ま、用事を終えたのなら戻ってこい。母が添い寝をしてやるぞ。今日の添い寝はスペシャルだ!!』
スペシャルな添い寝ってなんだよと思わず笑う。ついに布団の中に入ってくるのか?
――分かったよ。
>称号「母がたくさんいます」を獲得しました。
ほんとにな。二人はともかく三人で、さらに一人が人外それも竜とはかなりレアだろう。……というか。ティアン・メグリンドもある意味で母親だろう。まあ、彼女は科学者枠なので、母親面しそうにはないけども。
5人目や父親もそのうち出るかもな? どういう状況なのかさっぱり分からないけど。俺はいくらか人心地つけた心境の中で、生まれた家を後にした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます