第68話 盗賊の砦・地上一階②




 二つ名と言うのは大概は大げさな誇張ハッタリだと常々思っていたが、今回に限っては違うようだ。“生き埋め”のラオシーはその名にたがわず、土魔法で敵を生き埋めにしてしまえる力を持っているようで。

 それにまんまと嵌ってしまった自分は、何と言うか道化者に相応しい気もしなくはない。ただし今は後悔や反省より、現状の打破に心血を注がなければ。

 何しろすぐ側に、俺の首を撥ねようと蛮刀を振り上げている戦士もいるし。


 取り敢えずは時間稼ぎの《フラッシュ》をお見舞い、HPに余裕はあるがむざむざ急所に一撃を喰らいたくはない。その隙に、やや詠唱時間の長い《Bタッチ》を唱えつつ。

 この生き埋め状態って、どうすれば解除出来るのかなと考えを巡らせてみたり。普通に考えれば効果時間とかあるのだろう、自然解除以外にはちょっと思いつかない。

 後はド根性で、無理矢理抜け出すとか……?


 などと考えつつ、唱え終わった《Bタッチ》で盲目状態の戦士を弾き飛ばしてみる。これで束の間の安全が得ら……ぐおっ、またもや魔術師から魔法が飛んで来たよ。

 今度は《ブラスト》と言う名前の、つぶて飛ばしの攻撃魔法みたいだ。たかが礫と思ったが、相当痛いしダメージも酷い。何より、小太り魔術師の被虐ひぎゃくの表情が腹が立つ。

 こちらも仕返ししたいけど、どうしてくれようか?


 召喚した闇戦士は頑張ってくれているし、吹き飛ばした戦士もひっくり返って椅子と机の間に転がり込んでいる。ネムは相変わらず、俺と同様に捕縛され状態。

 唯一自由なファーは、パニックで変な飛行を繰り返している。鬱陶うっとうしそうな魔術師だが、そこは敢えて無視してくれている様子。

 それでも心配だし、こちらに気を逸らさないと。


 取り敢えずは魔法戦だ、何しろこちらの武器はあの魔術師に届きそうもないし。いや待てよ、投擲とか弓矢なら届くんじゃないかな……ってか、この状態で武器交換は可能なのかな?

 それを悟られて物陰に隠れられても厄介だ、相手の詠唱開始に合わせてこちらも呪文を紡ぐ。またもや飛んで来た《ブラスト》のお返しに、こちらは氷魔法の《アイスランス》を贈呈してやる。

 初お披露目だけど、なかなか威力のある呪文だな。


「ラオシー様っ、こいつ光と闇の魔法を使います……魔法戦士です、ご注意をっ!!」

「ほぅ、なかなかやりますね……あなたの職は魔法戦士でしたか、しかも従者も連れているとは。私の魔法がレジストされたのも頷けます、しかし今度はそうはいきませんよ!?」


 おっと、どうやら再び同じ生き埋め呪文を使って来るようだ……今度喰らったら、やはり同じくレジスト判定が為されるのだろうか?

 それに失敗したら、有無を言わさずまさかの生き埋め? 苦しんで死ぬとかの結末は勘弁して欲しい……さっさと何か、手を打たないと。

 ってか、現状で武器交換が可能かどうかの答えだけど。


 うん、下半身が地中でも普通に出来た……手には交換した弓矢を構えて、散々練習した連射で小太り魔術師の詠唱の邪魔などしてみるけど。

 何とか上手く行った模様、しかも2射目がクリティカル!


 慌てた様子で、小太り魔術師がテーブルの奥に隠れようとしている。それと同時に、転がっていた近場の戦士がようやく立ち上がっての戦線復帰。

 色々と対処しないと不味い状況だが、それでも相手側ばかりに有利に進んでいた訳では無かった。捕えられていたネムが、慌てて近付いた魔術師にブレスを吐いたのだ。

 ダメージにすっ転んだ“生き埋め”のラオシー、何かHPも半減してます。


 そこに満を持しての、SP貯めからの《貫通撃》の弓矢スキル技。初使用だが、狙い違わず転んだ小太り魔術師の股間辺りを見事に貫通……。

 男として不味かったかな、普通はこんな場所は狙わないんだけど。何か凄い悲鳴とともに、この一撃でレア種の筈だった小太り魔術師は撃沈された模様。

 驚く俺だが、幸いそれと同時に半埋め状態からは解放された。


 その隙を近くにいた戦士に突かれて、ガリガリと体力を削られたけど。同じく魔法の捕縛から解放されたネムが、腹立ち交じりの特攻を掛けてくれて大助かり。

 その隙に《Dタッチ》の呪文を唱えて、与ダメージ兼の回復仕込みなど。先に大ボスを倒してしまったので、何と言うか精神的に余裕が出来ている。

 そんな訳で、ネムに追従して主従で戦士を削り切る事に成功。


 その間に、ファーがテーブルの上にポーション瓶を用意してくれていた。有り難く頂戴しつつ、唯一残った闇戦士の戦闘をチェックしてみると。

 こちらは割と良い勝負、体力はお互い半分まで削り合っている感じだろうか。闇戦士の方が防御力に秀でているけど、相手の戦士は刀さばきが上手な気がする。

 そんな拮抗も、俺とネムが参加したらあっという間に崩れてしまい。



 結果はこちらの圧勝だったが、召喚闇戦士がいなかったらかなり不味かったかも。前衛プラス後衛に魔術師の配置って、ゴブリン戦でも思ったけど崩すのがとっても大変だ。

 ただし後衛魔術師は装備が薄いので、倒せるならば先にヤッてしまうに限る。それにしても初めて《貫通撃》を使ったけど、凄まじいパワーだったなぁ。

 防御力無効とかは別にして、攻撃力は段違いにあるみたい。


 それとも急所に当たったとか、そっちの方があったのかも知れないな。突属性って、殴り武器に較べるとクリティカルが出やすい傾向は確かにあるし。

 それはまぁ良いとして、戦闘も終焉して静かになった兵舎の台所である。UMの土魔術師は、スキル2Pに色々とアイテムも落としてくれた。

 戦士2人は、強かったけどほぼお金のみのドロップ結果。


 ドロップアイテムは、まずは定番の土の術書と土の水晶玉×4個。それから冒険者の心得:初級に『土蜘蛛のローブ』と『土蜘蛛のマント』と言う装備品が。

 どちらも土魔法の効果に20%の上乗せを与えてくれる良品で、耐久値や防御力もまずまずである。ただしローブはダブダブで、これで近接戦闘をこなすのは無理がありそう。

 取り敢えずは、どちらも保留で鞄行きに。


 ――土蜘蛛のローブ 耐久9、防御+9、土魔法スキル+20%up

 ――土蜘蛛のマント 耐久9、防御+9、土魔法スキル+20%up


 最後に『スペードの鍵』と、初見の『充魔の勾玉』と言うアイテムが8個。鍵の方は良く分からないが、とにかく四天王から4種集める感じだろうか。

 充魔の勾玉の方は、説明を読む限りは魔法のアイテムのバッテリー的な何からしい。使用には錬金術スキルが必要との事、消費アイテムの類いみたいである。

 おやっ、そうなると使い捨ての呼び鈴も再使用可能なのかな?


 しまったな、初期に使った奴は鞄に空きが無いから捨てちゃったよ。辛うじて残っているのは、使い勝手の良かった辰の仔の呼び鈴くらいのモノ。

 まぁいいや、肝心の錬金術スキルも持ってないし、今後覚える予定も無い訳だし。そんな事を考えていると、ファーが台所の中で収集ポイントを発見した様子。

 おっと、今度は食べ物の補充に期待出来そうだ。


 その勘は当たっていて、3つのポイントから調味料とドライフルーツ、それからアップルパイをホールで回収出来てしまった。最後のは大物だ、早速相棒に切り分けてあげて。

 小休憩の合間に、今後の指針をあれこれと思い浮かべてみる。さっき出くわした盗賊の護衛戦士ズが意外と強かったので、今後の攻略がちょっと不安になってしまった。

 ただし良い方の誤算もある、召喚した闇戦士がまだ健在なのだ。


 色々と現状ステータスをチェックしてみると、このタイプは1つの戦闘オンリーではなく時間契約らしい。この闇戦士の場合、あと20分ちょっと稼働出来るらしく。

 これは嬉しいサプライズと、引き続き護衛に連れて行く事に。無表情と言うか、闇にまとわれて表情の窺えない従者と言うのもアレだけど。

 贅沢は言っていられない、何しろ敵の勢力は未だにこちらの十倍はいるのだ。


 いや、相棒2人を足せば5倍程度で済むかもね。どちらにしろ、1人で対処するには多過ぎる事案である、今後も積極的に呼び鈴は使って行きたい所存。

 残りの呼び鈴は2個しか無いけどね、しかも名前からしてそんなに強そうでは無い。などと思いつつ中庭を確認すると、そこはカオスで溢れ返っていた。

 数人の盗賊達と思われる怒声と、駆け回る蹄の音。


 ゴブリンズの戦士達はまだ無事かな……霧はかなり薄くなってるけど、中庭はある意味閉鎖空間なので、拡散の速度は思ったより遅いみたいだ。

 だから中庭が現状、どうなっているかは把握し難くて仕方が無い。追い打ちを掛けるように、扉から出ようとしたら闇戦士が陽光を嫌がる仕草。

 そう言えばコイツ、思い切り闇属性だったっけ。


 さてどうしよう、こちらは移動したいのだけど行き先も決めていない次第である。この兵舎の2階へと上がるか、右か左の砦本体に乗り込むか……。

 取り敢えず予備のマントを取り出して、闇戦士に日除けに使うように指示を出して。右手に階段を発見してたので、そちら方面へと目立たぬように移動して。

 やはり上から中庭を眺めてみたい、その誘惑に駆られて上を目指す事に。


 闇戦士には砦の陰に潜んで貰って、こちらが危なくなったら合流する手筈を整えて。砦への入り口は、幸い日陰になっていて鍵も掛かっていない様子。

 その奥の中央付近に、従来はこの谷の通行用の旅人用の通行口があるようだ。馬車も通れるほどの大きさで、砦の守りに相応しい分厚さも兼ね備えているけど。

 今は盗賊達だけが、出入りしていると言う凋落ちょうらく振り。


 それはともかく、テイムした馬とゴブリン兵士達がまだ頑張っているなら、こちらも手助けをしたい。2階の部屋の構造も気になるが、まずは狙撃ポイントの確保だ。

 兵舎の構造は、階段と通路は1階も2階も剥き出しで、申し訳程度に手摺りと屋根が付いている感じ。つまりは外からは丸見えなのだが、この際仕方が無い。

 2階の通路から見下ろすと、盗賊達は結構たくさんいるみたい。


 その大半は、暴れ回る馬の捕獲に駆り出されているみたいだ。彼らにとっても、馬は重要な財産らしい。傷付けないように遠慮しているので、余計に混乱に拍車が掛かっている様子。

 そこに2階の通路からの、弓矢での狙撃である。中庭の混乱は既に溢れ返らんばかり、どうやらゴブリン兵士達も未だに健在の様子。

 いい感じに、敵の兵力を削ってくれているのがチラっと見えた。


 どうやら霧と厩舎などの障害物を、上手に使っているようだ。盗賊の数は視界内に8人程度を確認出来たが、どいつも戦闘力の低い雑魚みたい。

 装備や動きの雰囲気で、何となく見分けはつくっぽい。それでも数減らしはしておきたい、有利な位置からの射撃で貢献していると。

 ちょっと図に乗り過ぎたみたい、こちらの存在が敵にバレてしまった。


「あそこに侵入者がいるぞ、兵舎の2階だ!!」

「誰かゴラス様に報告しろっ!! ゲイムーン様はまだかっ!?」

「馬の確保は後でいい、どうせ逃げ場所は無いんだ! 侵入者を捕えろ、全員でかかれっ!!」


 完ぺきに見付かってしまった、これはとんだ失態である。予定ならもう少し後の筈だったのに、弓矢と中庭の兵力で削れたのはほんの雑魚兵士3人程度。

 最初にこちらを見付けたのは、どうやら砦に設えた見張り塔に詰めていた盗賊らしい。中庭で騒いでた連中とも目が合ってしまった、しかしその背後から霧に潜んでの襲撃が。

 未だ混沌は続いているらしい、そしてこちらにも新たな展開が。


 見張り塔は左右どちらの砦にも付いているのだが、右手の塔は岩組みで立派な造りである。通行扉部分の砦は木造りなのだが、それに付随する感じでくっ付いている。

 その塔の地面の部分に、通風孔のような妙な柵と言うか隙間が存在していて。ファーがその隙間に、人影を発見して報告して来たのだ。

 どうやらあれは、牢屋に捕まっている一般人らしい。


 それもファーの絶妙なパントマイムを紐解いて、何となく判明した事柄だけど。もしそうならば、助けに行く事で何らかのフラグが立ちそうではある。

 潜入撲滅ミッションが、人助け救出ミッションに変更とか止めて欲しい。難易度設定は同じくらいかもだが、他人の命まで気軽に引き受けられないってば。

 どうしようかねぇ、本当に?


 四天王は恐らく残り2人はいる筈だし、盗賊のボスに出て来られても現状では厄介だ。もう少し敵の数を減らしたい、出来れば四天王は先に壊滅させてしまいたいところ。

 牢らしき窓から覗いていた捕虜らしき人物も、こちらの存在に気付いた様子。助けてくれと物凄いアピール、それと同時に見張り塔から矢が飛んで来た。

 おっと不味いな、慌てて階段へと逃げ込みつつ。


 塔の入り口は、階段のすぐ近くに見て取れた。ただしそこに入ってしまうと、まさに袋の鼠状態に陥ってしまう可能性が。主に地下だと、それ以上どこにも行けなくなりそう。

 向こうも断定して探しはしないだろうし、少しくらいの寄り道ならば何とか誤魔化せるかな? 途中で闇戦士と合流して、少々気を大きくしてすぐに見付かった階段を降りてみる。

 そこは確かに、人を捕えておく場所だった。


 石の塔自体がそれほど大きくも無いのだが、地下のスペースも全く大した事は無かった。左手に3畳程度の広さの牢屋が2つ、その手前側にさっき見た男が入っていて。

 奥の牢屋は無人らしいが、とにかく臭いも酷いし清潔さも皆無の場所だ。ただし牢の対面には、何やら見慣れない器具がわんさか置かれていて興味を惹く。

 どうやら錬金術の素材やら道具らしい、拷問の器具も混じってるけど。


「あ、あなたはひょっとして……盗賊団から、私を助けに来てくれたんでしょうか!?」

「いや、違うけど?」


 しまった、素直に答えてフラグをへし折ってしまった……ここに来たのは盗賊団の力を削ぐためであって、この囚われの牢主の救助ではないのは確かだけど。

 ってか、そもそもこの人は誰なんだろう? そこら辺を訪ねてみると、元は流れの錬金術師だったらしい。半年前にこちらの森へ薬草を摘みに来た際に、まんまと奴らに捕まってしまい。

 本当は殺される予定が、薬を作れる特技の為に生かされていたそうで。


 運が良いように話しているが、囚われた時点で最悪だと思うのは俺だけ? とにかく必ず礼はするので助けて欲しいと、自称腕の立つ“錬金術師”のマイリーさんの頼みに。

 こちらも特に否は無い、ってかここまで来たのだからそれ位はする訳だが。生憎と牢屋の鍵が見当たらず、2人して頭を悩ませる破目に。

 時間が惜しいと告げる俺に、錬金術師は切羽詰まった提案をして来た。


「たっ、確かにこんな場所で見付かったら2人とも殺されてしまいますね……そうだ、そこの薬品を取って頂けませんか?

 私が前に煎じた、時の狭間の香木があった筈です」

「おおっ、いいね……! その間にこっちも休めるし、向こうの不意打ちを警戒しなくて済むからな。香炉は俺が持ってる、早速使おう」


 なかなかに役に立つオジサンだ、マイリーさんは無精髭の不潔な中年手前のマッドサイエンティスト風味な容貌だが、半年の監禁生活を思えば仕方ないのかも。

 どうやらポーション類も提供してくれるらしく、何と言うか隠しお助けキャラ的な要素が満載である。見付けて良かったのか、この境遇がすでに不味いのか判然としないけど。

 とにかく貰った薬品類を整頓しながら、こちらも鞄内をチェックしてると。


 ぽろっと出て来た、師匠に貰った『魔法の合鍵』が3つ……そう言われればありました、それを使って囚われの錬金術師は無事に救出に成功して。

 一応は、何らかのフラグは回収したっぽい。後は無事に街に辿り着けたら、ただで錬金術を教えて貰える約束をして貰って。追加報酬みたいなモノかな、別にいいけど。

 今は物資の供給の方が嬉しいかも、そんな訳でポーション以外も色々と調合して貰って。


 ここにある素材と、俺が持っているアイテムでの調合ではもちろん限界があるのは確かだけど。それでも追加の召喚アイテムの補充は、超嬉しいサプライズだった。

 こちらから提供したのは、『戦士の紋章』『魔術師の証』『騎乗者の鞭』の3アイテム。彼によると、本来は加工する事で前衛や後衛や従者のパワーアップ素材になるらしいのだが。

 状況が状況だけに、俺が呼び鈴への加工を望んだのだ。


 ついでに『辰の仔の呼び鈴』も、再使用可能にして貰って。これで戦力はかなり整ったかも、そんなこんなでマイリーさんは作業を忙しくも器用にこなして行って。

 その楽しそうな雰囲気に、俺も何となく工作趣味をうずかせてしまった。今はそんな時ではないけど、街に出られたら何かのギルドには入ってみたいと思う。

 錬金術もいいかもね、本命は木工だけど。


「……出来ましたっ!!」

「お見事……ただし戦闘中は危ないから、俺の近くにはいない方が良いかな。ってか、俺と会った事がバレるのも不味いかもな。

 このままここに潜んでいて、騒動の隙をついて逃げ出せたらそれがベストなんだけど」

「そうですね、私に戦闘能力はありませんし……分かりました、おっしゃられた通りにこの場に待機しています。

 それから安全を確認して、可能なら脱出を図りますね」


 そんな会話と共に受け取ったのは、まずは呼び鈴が補修分を含めて4つ。それから追加で作ったポーション類や、欠片から作った水晶玉が幾つか。

 更には魔力を数分間だけ高めてくれると言う、『魔力のガム』と言う初見のアイテムを5つ。ガムはあまり好きじゃないんだけど、有り難く貰っておくとして。

 追加の報酬に、時の狭間の香木を3つほど頂いた。





 ――ふむっ、これで前より反撃の戦力はマシになったかな?






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