第6話 激突レーミア!

スーザンさんに紹介されたアイテムショップに着いた

 

俊足剤、手榴弾、仙豆、奮力薬 


すごいアイテムばかりだ 


『へい!にいちゃん今日は何をお求めで?』


お店の店員さんが声をかけてきた


『氷系のアイテムが欲しいんですけど』


『氷のアイテムはここに数種類あんるんだぜ!何にする?』


見てみると、右から氷玉 氷風船 氷爆弾 っと三種類のアイテムが置いてある値段が書いてあるスレートがありそこには

400G、6000G、20000Gっとなっている


説明によると、氷玉を当てると当たった箇所が凍る氷風船は、割った時半径2メートル内の物質を凍らせる。氷爆弾は半径20メールまで届くそうだ。


お手軽な氷玉を3つ買い、雄大野原に向かった


着いた


早速レッドゴブリンの群れを見つける

ちょうど三体いる



よくみると、ここにいる魔物はみんなでかい

レッドゴブリンだって背が普通のゴブリンより高い。2メートルくらいありそうだ。

それにスーザンさんの言うとうり賢そうだ

一生懸命三体で大きな落とし穴を作っている。


何か、大きな魔物でも倒すつもりだろうか。

それに、三体のうち一体がメガネを付けていた

そのせいか人間より眼が悪いはずのメガネゴブリンはが僕に気づき指をさし、こちらに向かって謎のダンスをしてきた


メガネゴブリンの行動を理解するのに軽く1分かかった。奴は、僕を挑発しようとしているのだ。それに気づくと無性に腹が立った想像できるだろうか?魔物に挑発されるこの上ない屈辱を


僕とレッドゴブリンの間には落とし穴があるが知ったこっちゃない


僕が槍を構え、レッドゴブリンの方へ走り出す


『舐めやがってぇぇぇぇ!』


なーんてね。レッドゴブリンの作戦はお見通しだ。僕を挑発させて、落とし穴に落とす気だろう。


落とし穴を軽くジャンプで飛び越えたすると、レッドゴブリン達が驚きの表情を見せ、隙だらけとなった


空中で槍を振り、見事に三体の頭全てに命中させた。


父に借りた剣で手首を切り取った

よーしこれで依頼完了だ。他にもう用はないので、ギルドに戻ることにした。


『依頼達成おめでとうございます。はい、これが報酬の10万ゴールドですやっぱり速いですねー』


『いやぁそれほどでも…』


『それでですね…今回の依頼でジョンさんはギルドランクが、ー…Cランクがにあがりました!!』


その瞬間ギルドの中で飲んでいた男達がクラッカーを鳴らす!


おそらくスーザンさんが企画してくれたのだろう


『ふぉぉぉぉぉぉぉ!!!』


『やったなぁ!坊主!!!!!!!』


大勢の人からの拍手に少し照れる


『皆さんありがとうございます!』


そして、その場のノリでパーティが始まった。


パーティを終え、家に帰宅した。


我が家の冷蔵庫から謎の深い音が鳴ってないことに気づいた。

修理でもしたのだろうか、いやこの音の不快音は、中のコードに電気が通る時に流れてるらしく、大きな修理となるため買い換えた方がお得だから今度買いに行こうっと言う形で家族会議時に可決したのであった。ちなみにその今度とは永遠にこないのがオチである


『お兄様お帰りなさい』


『ただいま、あれ?父上達は?』


『二人は仲良く買い物に行きましたよ今日の夕飯の材料を買いに。』


『父上も付き添うなんて珍しいね』


『そんなことより兄上、私と一緒に遊びませんか?』


『いいよ!何して遊ぶ?』


『かくれんぼなんてどうでしょう?私がこの家のどこかに隠れるので。そうですねぇ…3分以内に見つけられなかったら、お兄様の負けでいいですね。』


『ふむふむなるほどじゃあ始めようか』


『そのかわり私が勝ったら、もう二度と魔物と戦わないっと誓ってください。』


『僕に、ニートになれと!!?』


『大丈夫です。その時は、私が養ってあげますから』


『全然大丈夫じゃないわ!!そん時は普通に就職するわ!』


『とりあえずそんな事ならこの遊びは断らせてもらうよ』


兄ちゃん権力発動!!


『え、そんな…さっきいいよ!って言ってましたよね。約束を破るなんで、こんな不幸な兄を持って悲しいです。』


『えっ、いやそれは…』


『お兄ちゃんはそんなに私と遊びたくないんですか?私、悲しいです。』

レーミアが涙目になる


突然、涙目でお兄ちゃんっと呼ばれ断れる兄がいるだろうか。


僕が折れることにした


『…もし僕が勝ったら、魔物と戦うのを許してくれるんだったらいいよ』


『わかりましたそれでは今から30秒数えてくださいその後、3分間私の方で数えますそれじゃあスタート』


急に始まった。僕の気が変わらない内に進めるっという作戦だろう

レーミア…賢くなったな


目をつぶる

30秒がたった

目を開ける


我が家にはへやが6個ある。

トイレ、キッチン、お風呂、両親の部屋、レーミアの部屋、そして僕の部屋だ


もちろん、キッチンにかけれる場所はないだろう。ひとまずトイレを確認し、お風呂部屋に向かった


ガラガラガラ


浴槽の中を見たが何もなかった 


残り2分30秒


次に両親の部屋だ


布団に膨らみはない、クローゼットを開く


服が多いな…奥まで確認するのに時間がかかる。


ベットの下もないとは思うが見ておいた


残り1分10秒


レーミアの部屋も同じように調べた。

なんだか、妹の部屋を漁るのって少し気がひけるな。


結局この部屋にはいなかった


残り40秒か、


自分の部屋を見てギリギリだな、とりあえず全部調べることができてよかった。


…待てよ?


なぜレーミアは、負けたら僕が魔物と戦うのを承諾しなければならないっていう約束をしたのだろうか…勝てる確信があった…?


そうなると絶対に見つからないような場所にいるって考えられるな


両親はなぜわざわざ二人で買い物に行ったのだろうか…いつもは母一人で行ってるのに…たくさん買い物をするのだろうか…


なぜ冷蔵庫から、音が鳴らないのだろうか…


冷蔵庫の扉を開けた


『お、お兄様!?なんでこの場所が…!』


『やっぱりな!母上と協力して、冷蔵庫を殻にし、冷蔵庫のコンセントを抜いて人が入っても安全なレベルまで温度を下がるのを待ちそこに入ってたってわけか。ついでに父上は、かくれんぼの邪魔にならないように買い物に付き添わせたってことだな』


『私、お兄様をあなどってました降参です…

ですが、魔物と戦うのはやめてほしいです。私、お兄様が死んでしまったら寂しくて生きていけません!』


『そっか…ごめん!僕は王様になりたいんだそのために魔物と戦うのは必要で…だからごめん!っでもありがとう心配してくれて。死にものぐるいで生きるから…許してくれる?』


『そうですか、ここまで頼んでも無理なら私も諦めます。今日はもう…先に寝かさせてもらいます。』


『そっかおやすみ…』


僕も今日は疲れたなぁ。夕飯を買いに行った母上には笑いが、僕も先に寝かしてもらおう


妹との激闘を制した



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最強王族 @seid

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