第3話 ヘラクレスのギルド

ミカの案内のもと、ギルドのヘラクレスに着いた


『ここだよー』

ミカがヘラクレスの建物を手でひらひらと目立たせる


『ミカはもうギルドメンバーなの?』


『うん、まだギルドランクはDだし、収入も少ないけどね』


ギルドランクってなんだろう。

あとでギルドランクについてギルドの人に聞いてみるか。関係者に聞いた方が確実だしね


『信用できる受付嬢を知ってるから、紹介してあげるねー。その人は私のいとこなんだー』


中に入りミカがスーザンさんを呼んでくださいと、受付に言った


するとスーザンと予測できる人物が、中から出てきて、ミカに声をかけた


『あ!ミカちゃん!久しぶりー今日はどんな依頼をこなす?』


『ううん違うの今日は、ジョンをギルドに紹介しにきたの!』


すると、受付嬢がこちらを向いて声をかけた


『あなたがジョンさん?』


『はい』


『私はスーザン。ギルドの加入するんだったら、この紙必要事項を記入してね』


その紙にはスキル、年齢、レベルを書くように指示された文字があったので従って記入する

そしてその紙をスーザンさんに渡した


『ありがとう。これでギルドの加入手続きが終わりよ。』


ギルドに加入するのはかなり簡単で早かった


『次は、ギルドについて説明するわ。』


話によると、ギルドというのは、依頼人がギルドに依頼し、それを僕たちギルドメンバーがこなすというものでギルドは、その依頼人とメンバーをつなぐ役割をしていた。


先ほど気になったギルドランクについて聞いてみる


『ギルドランクってのは言葉のとうりギルドメンバーのランク。そのランクによってできる依頼が決まるの。ランクが高いほど、レベルの高い依頼を受けることができて、高い報酬を得れるわ。ちなみにランクは、D〜からSまであるから、ジョンさんも頑張ってね』


『頑張ってね』の時の笑顔をぼくの男心をくすぐってきた。これまで何人の男がこの笑顔にやられたのだろう。僕はやる気が出て『はい‼︎』っと力強く答えた



『ギルドに加入したら、特製検査を受けれるサービスがあるんだけどやってみる?』


ようやくきた、むしろ僕にとってはこっちの方が本命だ。


『おねがします』



『よし、それじゃあこの紙に手を置いてみて』


『これは一体なんですか?』


『これは特製書という魔道具で手を置いた人の特性を測るものよ。』


『E〜AAAまでの段階で特性を評価してくれるわ』


『なるほど』

魔道具の力は計り知れない。魔道具には様々な力があり、中には魔物を出したり、スキルを覚えさせることができるものもあると聞いたことがある。


手を置いた


すると、紙の上に文字が浮かび上がってきた


武術


剣術C


体術B


弓術C


槍術A





魔法


火系C


氷系E


水系C


土系E


本能系A


『どうやら、本能系と槍術に特化した人なんだね。本能系を扱えるのはかなり珍しいよ』


『そうなんですか?ところで本能系ってなんですか?』


『かなり特別なことができるから説明するのは難しい、、、まぁそのうちわかるんじゃないかなぁ』


『ところで、このギルドでは、高い特性のもののスキルを手に入れられる魔道具を配ったらんだけど、あなたは、槍術と本能系魔法どっちの魔道具が欲しい?』

槍は普通に強そうだが、の本能系魔法には興味がそそられ本能系の魔道具を選んだ本能系のスキルを手に入れられる魔道具をもらうことにした


『本能系の方でお願いします』


『オッケーちょっと探してくるね』


スーザンさんは受付の奥の方へ行き、数分後戻ってきた


『ごめんなさいー見当たらないからギルド長に聞いたんだけど本能系の魔道具は、珍しくて無かったんだって』


僕のがっかりした様子を見てスーザンさんは慌てて言った


『でもね、代わりに槍系の魔道具はあげるよ!

はい、これ』 

『それに、他にも本能系のスキルを手に入れる方法はあると思うから…』


『え!ありがとうございます。』


僕は槍系の魔道具をもらった


『これは槍術の種子っていうの食べればスキルを手に入れられるよ。知ってると思うけど高い特性のスキルは、ゲットしやすいから。Aだったら、これで1、2個くらいげっとできふんじゃないかな。』


僕は槍術の種子を食べてみる


…何も感じない


『これって本当に…』


僕が不服そうな顔を浮かべるとスーザンが笑った


『あはははは!みんな同じような顔をするから笑っちゃう。大丈夫ちゃんとスキル手に入れてると思うから、ほら鑑定眼持ってるでしょ?』


自分で自分鑑定してみた


ジョン・シラバルス


性別:男性


スキル:剣術C 槍創作 槍術C


レベル:10


すごい…本当にあんな有名な槍系のスキル2個も覚えちゃった僕が剣術Cを一つ手に入れるのに1年間かかったのに、特性が強いとこんな簡単に…


『すごいですね…2個も覚えてしまいました。』


僕は嬉し笑いわ浮かべた


『よかったわね』


『ちょっとスーザンさん!ジョンに馴れ馴れしすぎませんか?』

ミカが膨れっ面になる


『あらそう?ミカちゃんったら、焼きもち焼いちゃったのね』

スーザンさんがクスクスと笑うなんだか冷やかされてるみたいで嫌なので話題を変える


『そういえばさっきの魔道具意外で本能系のスキルを覚える方法ってなんでしょうか?』


『火系のスキルは炎タイプの敵を倒せば手に入れられる。特に倒した敵が強いほどスキルを手にしやすい。ってことはつまり本能系魔法はは、本能が強い魔獣系の敵を倒せば手に入れやすいと思うわ。

ちなみに武術系のスキルは簡単よその武器をたくさん練習すればいいの』


『なるほど…ありがとうございました。』


『うん今日は早速依頼をこなしてくの?』


『いえ、今日は忙しくて…』


本当にレベル上げで忙しい


『そっか、長い間依頼をせずにほったらかすと強制除名させて二度とギルドメンバーにならないかもよ』


スーザンさんその笑顔怖いです


『心に留めておきます…』


『ミカちゃんは?』


『今日はいかなーい』


『そっか、強制除名だけはきおつけてねーそれじゃあまたねー』


『はーい』


『さようならー』


僕が不服そうな顔を浮かべるとスーザンが笑った


『あはははは!みんな同じような顔をするから笑っちゃう。大丈夫ちゃんとスキル手に入れてると思うから、ほら鑑定眼持ってるでしょ?』


自分で自分鑑定してみた


ジョン・シラバルス


性別:男性


スキル:剣術C 槍創作 槍術C


レベル:10


すごい…本当にあんな有名な槍系のスキル2個も覚えちゃった僕が剣術Cを一つ手に入れるのに1年間かかったのに、特性が強いとこんな簡単に…


『すごいですね…2個も覚えてしまいました。』


僕は嬉し笑いわ浮かべた


『よかったわね』


『そういえばさっきの本能系のスキルを覚える方法ってなんでしょうか?』


『火系のスキルは炎タイプの敵を倒せば手に入れられる。特に倒した敵が強いほどスキルを手にしやすい。ってことはつまり本能は、本能が強い魔獣系の敵を倒せば手に入れやすいと思うわ。

ちなみに武術系のスキルは簡単よその武器をたくさん練習すればいいの』


『なるほど…ありがとうございました。』


『うん今日は早速依頼をこなしてくの?』


『いえ、今日は忙しくて…』


本当にレベル上げで忙しい


『そっか、長い間依頼をせずにほったらかすと強制除名させて二度とギルドメンバーになれなくなるかもよ』


スーザンさんその笑顔怖いです


『心に留めておきます…』


『ミカちゃんは?』


『今日はもう家に帰るー』


『そっか、強制除名だけはきおつけてねーそれじゃあまたねー』


『はーい』


『さようならー』


ギルドを出た


『怖いね…強制除名』


『そうだねー検査が終わったら、一緒に依頼をこなしていこうぞー!!』


ミカとパーティを組むのも楽しそうだ


家に着いた ミカと僕は隣近所だ


『じゃあまた明日ー明日も特訓するでしょ?』


『うん、10時に家に向かいに行くね』


『オッケーわかった』


ミカが家の扉を閉めるのを確認してから僕はダンジョンに向かった。

もう五時か…


僕が一人でダンジョンに向かうのははやく槍系の技を試したかったからだ。それこんな時間にみかを付き合わせるわけにいかないしな


僕はダンジョンに向かった


ダンジョンに行く途中


草原で魔物と戦った、槍術を手に入れた僕は複数が相手でも怖くなかった。


ゴブリンが三体僕ためがあった途端追いかけてきた。


どうやら日が暮れると、魔物は凶暴になるらしい

槍創作で魔力を使用し、槍を作る


作った槍を構えた





走ってきた順にゴブリンの頭を狙って槍を打つ

ビュビュビュ!

強い音を立て

3連撃した槍は三体脳天に見事命中し倒した


『ふぅ』


一息ついた後、ダンジョンに向かう


一人で倒していた分、経験値を手に入れる効率が上がり、レベルは11にまで上がっていた


一人で戦うのは、強い敵を倒せないし、生存確率が下がる分レベル上げには適していた


ダンジョンについた



一人でダンジョンに行くのはやはり緊張するな…

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