天文18 星変402年晋

402 年 3 月、金星が五諸侯のエリアに、昼間あらわれた。4 には月が水星を覆った。7 月には火星が東井にあり、そこから輿鬼、積尸を犯した。8 月には上將の東南で金星が木星を覆った。「楚の兵が飢える」「災いが上將に降りかかる」。太白が右執法を覆った。9 月、金星が進賢を犯した。「賢者が誅される」。10 月、真っ白な超新星が太微垣の西にあらわれ、12 月になると太微垣に入った。「兵が天子庭に入る」。403 年 2 月、木星が西上將を犯した。さらに 6 月、斗宿の第四星を覆った。「三年のうちに大臣が殺される」。8 月、金星が房北の第二星を覆った。9 月、木星が進賢を犯し、火星が西上將を犯した。10 月、金星が泣星を犯した。11 月、火星が土星と並んだ。月が火星と並んだ。12 月、月が軒轅第二星を覆った。


402 年の冬、北魏が後秦を大破した。403 年 12 月、桓玄が簒奪を為した。安帝および何皇后は尋陽に追放、何皇后は零陵君とされた。404 年 2 月、劉裕が桓玄一派を殲滅した。




晉安帝元興元年三月戊子,太白犯五諸侯,因晝見。四月辛丑,月奄辰星。七月戊寅,熒惑在東井,熒惑犯輿鬼、積尸。占並同上。八月庚子,太白犯歲星,在上將東南。占曰:「楚兵飢。」一曰:「災在上將。」丙寅,太白奄右執法。九月癸未,太白犯進賢。占曰:「賢者誅。」十月,客星色白如粉絮,在太微西,至十二月,入太微。占曰:「兵入天子庭。」二年二月,歲星犯西上將。六月甲辰,奄斗第四星。占曰:「大臣誅,不出三年。」八月癸丑,太白犯房北第二星。九月己丑,歲星犯進賢,熒惑犯西上將。十月甲戌,太白犯泣星。十一月丁丑,熒惑犯填星。辛巳,月犯熒惑。十二月乙巳,月奄軒轅第二星。占悉同上。元年冬,索頭破羌軍。二年十二月,桓玄篡位,放遷帝后於尋陽,以永安何皇后為零陵君。三年二月,高祖盡誅桓氏。


(宋書25-9)




魏書天象志の同年が異常に長いので、今日はここまで。と言うか宋書のここも天文現象の欲張りセットぶりがやばいですね。14個て。そして否応なしに感じるチェリーピッキングの気配。ほんに何と言うか、君たちは信じられません。(まがお)


と言うわけで、天文志をこれ以上続けると俺の虚無ゲージがやばいことになるので魏書 402 年で切り上げます。やばい、チェリーピッキングのために既知の事項を繰り返し垂れ流されるとかなんなのこれ……?


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