第29話1 万の モンスターを 討伐する!
「今日はなんのクエストを受けましょうかね大輝さん」
シヲンが大輝にそう聞いた。
「そうですね…」
「大輝さん急いで来てください!!!」
受付の人がいつになく焦った表情で大輝にそういった。
「どうしたんですかそんなに焦って!」
「とにかくシヲンさん達も大輝さんと一緒に来てください」
「はい!」
大輝達はただごとではないと思い受付の人についていった。
大輝達はいつもと同じようにアデルの部屋の前に連れてこられた。
「失礼します!」
「大輝さん来てくれましたか!!!」
「また何かあったんですか!」
大輝が真剣な表情でアデルにそう聞いた。
「ええちょっと前に大輝さん達に行ってもらった近くの村が今1万以上のモンスターに襲われているという報告がありまして」
「なんで急にそんなことに!」
「私にもよく分かりませんが、恐らく魔王復活前の影響でしょうね」
「分かりました。僕がその村に行けばいいんですね」
「ちょっと待ってください、大輝さん私達も一緒に行きますよ!」
2人は真剣な表情でそういった。
「いや、いくらシヲンさん達が強くてもさすがに今回の戦いは危険すぎますよ!」
「それはこっちのセリフです大輝さんがいくら強くても今回の戦いはただじゃすみませんよ!!!」
シヲンが声を荒げながらそういった。
「それでもどうしても行くって言うんだったら私達も一緒に連れていってください!」
「そうですよ、私たちは仲間なんですからたまには頼ってください大輝さん!」
ミイシャは笑顔でそういった。
「それじゃあ、よろしくお願いしますシヲンさん、ミイシャさん!」
「はい、任せてください大輝さん」
「それじゃあ、今、馬を用意しますね」
「お願いします」
そして大輝達は馬に乗り村へと向かった。
大輝達が到着するとムラは荒れ果てていた。
「大輝様来てくださったんですね!」
男の人はそう言いながら大輝達に駆け寄ってきた。
「村の人達は無事なんですか!」
大輝は気になりそう聞いた。
はい、今のところ、死人は出ていませんがモンスターが十体ほど村の中に入ってきました!」
「分かりました。とりあえず先にその村の中に入ってきているモンスターを倒しましょう!」
「皆さん、私について来てください、こっちです」
大輝達はその男の人についていった。
しばらく歩いていると目の前に十等のモンスターがいるのが見えた。
そして壊れている家の中に怪我をしている女の人がいるのが見えた。
「あなたはその女の人を連れて逃げて下さい、ここは俺達が何とかします!」
「はい、どうかご無事で」
そう言って男の人は女の人を抱えて去っていった。
「さて、倒しましょうか」
「はい大輝さん」
(すぱすぱすぱ!)
大輝達はそのモンスターをあっという間に倒していた。
「倒せましたね、大輝さん」
ミイシャはほっとした表情でそう言った。
大輝が遠くの森の方を見てみるとこっちにモンスターの大群がゆっくりと向かってきているのが見えた。
確かにあれはアデルさんが言ってた通り1万以上いるな。
「どうやらここからが本番みたいですよ」
「ええ、そうみたいですね」
2人はそう言って武器を持ち直した。
「うおおおおぉーーー!」
そのモンスター達は大きな叫び声をあげた後大輝の顔を見た瞬間物凄い勢いでこっちに走ってきた。
「スキル、ゴッドシールド!」
大輝はシールドで街全体を包み込んだ。
「いつまでもつかわかりませんが、これでしばらく街が壊れるのを防げるはずです」
「でも、あんな大量のモンスター一体どうやって倒したら!」
シヲンは焦りながらそういった。
「とりあえずモンスターを分散させるために二手に別れましょう」
「俺は右の方に行きますから2人は左の方に行ってください」
「大輝さんだけ1人で大丈夫なんですか?」
ミイシャは心配そうな顔でそういった。
「大丈夫ですよもし本当に危なくなったら一回引き返してきますから」
「気をつけてくださいね」
そして大輝達は二手に分かれた。
するとモンスターも二手に分かれておってきた、
大輝はしばらく走ってなるべく人がいないところに移動した。
「よし、ここなら大丈夫だな!」
大輝はそう言って剣を構えた。
するとモンスターは一斉に襲い掛かってきた。
(すぱすぱすぱ!)
大輝は次から次へとモンスターを切っていく。
「大輝さん本当に大丈夫かな」
ミイシャは心配そうな顔でそういった。
「大輝さんは考えなしに突っ込んでいくような人じゃないから、何か考えがあるんでしょう、きっと」
「とりあえず今は後から追っかけてきてる、モンスターを何とかしないと!」
「そうだね、とりあえず広い所に移動しよう」
シヲン達はしばらく走って広い場所へと移動した。
「よし、ここなら大丈夫そうね」
「スキル
シヲンがそう言ってスキルを発動させると地面から炎が溢れ出てきて、周りにいたモンスターは火だるまになった。
「よし私も!スキルボウゲンスラッシュ!」
「はぁ、何とか片付いたね」
ミイシャは息切れしながらそう言った。
「はぁなんとか片付いたなぁ、それじゃあ早く次の場所に行かないと!」
大輝がしばらく走っていると目の前にシヲン達がいるのが見えた。
「シヲンさんミイシャさん」
「大輝さんの方はどうでしたか?」
シヲンは気になり大輝にそう聞いた。
しばらくするとまたたくさんのモンスターがこっちに向かって走ってきた。
「また来ますよ2人とも!」
「はい!」
(ゴゴゴン!)
その音と同時に爆弾がモンスターのいる方に飛んでいった。
「大輝さん私達も一緒に戦いますよ!」
大輝達が後ろを向くと、そこには村人達がいて大砲を持ってきていた。
「この魔法で作られた大砲を使えば、私達も、大輝さん達と一緒に戦えますから!」
「あなた方は危ないので下がっていてください!」
「いいえ、また大輝さんに守って頂くばかりでは、私達の気が収まりませんどうか一緒に戦わせてください!」
「分かりました、ですが、少しでも危険だと思ったらすぐに逃げてください」
「分かりました」
「よし、今こそ、大輝さん達にあの時の
「おおおおぉーーー!!!」
村人達はを高く上げて
「そういうことなら。わらわも一緒に戦おう!」
目の前に現れたのは、姿を変えた、カルムだった。
「さぁ、行きますよ主様!」
「ああ!」
(ゴゴゴン!)
(すぱすぱすぱ!)
モンスターが大輝に殴りかかってきた。
大輝はその攻撃を避けてモンスターの腕を切り落とした。
「俺達は大輝さんに続くぞ!!!」
(ゴゴゴン!)
大輝達はモンスターを倒し続けた。
「次あのモンスターで最後ですよ!」
シヲンは息を切らしながら、そう言った。
「ええそうですね」
気を緩めないようにしないと!
大輝は心の中でそう思いながら剣を持ち直した。
そのモンスターの身長は4メートルぐらいですごくが良く強そうな見た目をしていた。
そのモンスターは大輝に物凄い勢いで殴りかかってきた。
大輝はその攻撃を避けて、モンスターの後に回り込んだ。
「これで終わらせる!スキル
大輝はモンスターの首を切り落とした。
「やったー、やったぞ、俺達はモンスターに勝ったんだ!!!」
「おおおおぉ!!!」
村人達は泣いて喜んでいた。
面白かったら 星5つ つまらなかったら 星一つ 正直に感じた気持ちでもちろん 大丈夫です。
最後にブックマークもいただけると嬉しいです。
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