第28話 ダンジョンで新しい 武器の威力を試します。

「あ!大輝さん久しぶりです」



受付の人が笑顔で大輝にそういった。



「お久しぶりです」



大輝達は受付の人にそう挨拶あいさつした。



「でも、良かったんですか、まだ全然休み余ってるのにきて?」



「ええやることがそんなになかったので、でも休みをくれてありがとうございます」



「大輝さん達にはいつも頑張ってもらってますから当然ですよ」



「それでは、クエストをゆっくりとお選びください」



「今回のクエストは何にしましょうか大輝さん」



「うーん、そうですね…」



大輝は少し考えた。



「それじゃあ、このダンジョン探索にしますか?」



「いいですね新しく買った武器がどういうものなのか試してみたいですし」



シヲンはわくわくした表情でそういった。



「いいね、それじゃあ、ダンジョンに行こう!」



ミイシャは笑顔でそう言った。



大輝達はギルドを出て冒険に向かった。




「今回のダンジョンはどんな所なんでしょうね?」






「分かりませんけど、多分普通のダンジョンと同じなんですかね?」



「きっとあそこだよ、行ってみよう2人とも!」




大輝達はダンジョンの中に入っていった。





そして大輝達はダンジョンの中をしばらく歩いた。




すると目の前から四足歩行のモンスターが現れた。



「ここは私が倒します!」



ミイシャはそう言って足を1歩前に出して武器を構えた。



(ギリギリ…シュ!)



ミイシャが撃った矢はモンスターに直撃した。



「うおおおおぉーーー!」



「この弓自動的にモンスターをロックオンしてくれるから、すごい使いやすい!」



「よかったですねミイシャさんそれじゃあ、次に向かいましょうか」



「はい、大輝さん」



大輝達は再び歩き始めた。



するとまた大輝達の目の前にモンスターが現れた。



「2人とも武器を構えてください」



大輝がそういうと2人は武器を構えた。



モンスターはいきなり手に持っている剣のようなもので、大輝達に攻撃をしてきた。



攻撃を避けて、、大輝はそのモンスターから距離を取った。



とりあえず、いきなり攻撃するのは危険だから、しばらく様子を見るか。



モンスターが再び切りかかってこようとしたその瞬間!



モンスターがいきなり大輝達の目の前から姿を消した。



「後だ!」



モンスターはシヲン達に切りかかろうとしたが!



大輝が2人をゴッドシールドで守った。



モンスターの剣はそのシールドに弾かれた。



(カン!)



「2人とも怪我はしてませんか!」



「はい、大丈夫です大輝さん!」



「それにしても、なんでいきなり後ろに移動したんでしょうね」



シヲンは少し悩んだ表情でそう言った。



「それはまだ分かりませんけどとりあえず距離をとって様子を見ましょう」



大輝達はモンスターから距離を取った。



「2手に分かれて攻撃をしてみましょう!」



「シヲンさんとミイシャさんは右から攻撃をしてください俺は左から攻撃します!」



「はい、分かりました!」



(ギリギリ…シュ!)



(カン!)



ミイシャが打った矢はモンスターに弾かれてしまった。



「あたしの攻撃じゃダメか!」



「シヲンどうしよう!」



「どうしようって私に言われても」


シヲンが頭を悩ませていると目の前にスキル習得の画面が出てきた。



<新しいスキルを取得しました。名前はアブソリュートデイズ>



<スキル説明このスキルは自分自身のMPを使って玉を作り出すことができます>



このスキルを使えばモンスターに勝てるかもしれない!



シヲンは心の中でそう思いスキルを発動させた。



「スキルアブソリュートデイズ!」



シヲンは右手に黄色くて強い光を放つ玉を作った。



「私がモンスターの隙を作りますから大輝さんはその瞬間攻撃をしてください!」



「はい!」



シヲンはモンスターの攻撃を避けながら近づいた。



そしてシヲンはそのモンスターに向かって玉を投げつけた。



シヲンが投げつけた弾はモンスターの腹に直撃した。



「うおおおおぉーーー!」



モンスターは叫び声を上げたが、すぐに体を再生した。



「そんな私のスキルが全く効かないなんて!」



モンスターはシヲンに向かって切りかかってきた。



「シヲンさん危ない!」



大輝はシヲンを庇うように突き飛ばした。



「大輝さんありがとうございます」



「シヲンさんはここでじっとしててください、俺が何とかしますから!」



大輝はそう言ってモンスターの目の前に立った。



「一かばちか試してみるか」



大輝はモンスターの攻撃を避けて剣で攻撃をした。



大輝はものすごい勢いでそのモンスターを切った。



円転激えんてんげき!」



(すぱすぱすぱ!)



「うおおおおぉーーー!」




モンスターはそう、叫び声をあげながら、倒れた。



「すごいですね、大輝さんあんなに再生さいせい能力が高いモンスターを一瞬で倒すなんて!」



シヲンは驚いた表情で言った。




「ただ再生するスピードよりも早く攻撃をすれば倒せるんじゃないかと思っただけですよ」



「でもそれに気付くってすごいですね」



ミイシャも驚いた表情でそう言った。


「ありがとうございますそれじゃあボス部屋を探しましょうか」


「はい」



2人は大輝にそう返事をして、ついていった。



大輝達がしばらく歩いていると、目の前に大きな扉が見えた。





「入りますよ2人ともいいですか?」


「はい!」



そして大輝達はその扉を開けて中に入った。



すると中には2メートルぐらいの人型のモンスターが出た。



「モンスターの攻撃がきます2人とも避けてください!」



モンスターは2人に殴りかかった。



2人は、大輝に言われた通り、その攻撃を避けた。



(ゴゴゴ!)



「たった1回の攻撃で地面にヒビが入るなんて!」



「驚いてる場合じゃないよミイシャ次の攻撃が来る!」



モンスターは再びシヲン達に殴りかかってきた。



シヲン達はその攻撃をギリギリで避けた。



「どうにかして、あのモンスターの動きを止めないと!」



「どうにかして、あのモンスターの動きを止めないと!」


「どうにかして、あのモンスターの動きを止めないと



「あ!そうだシヲンさんさっき覚えたスキルをもう一度使えますか?」



「えっ、使えますけど、それでどうするんですか大輝さん?」



「シヲンさんにさっき覚えたスキルを使ってもらって、モンスターの足止めをしてほしいんです」



「分かりました。やってみます」



「スキルアブソリュートデイズ!」



シヲンはそのスキルを繰り返し、モンスターにぶつけた。



あったあそこが弱点だな!



大輝はモンスターの首に切りかかった。



「ぐおおおおぉーーー!」



「やりましたね、大輝さん作戦成功ですね」



ミイシャは笑顔でそう言った。



「いいえ2人のおかげですよ」



「それにしても大輝さんてすごいですよねさっきのモンスターも倒す方法が見つかった瞬間に倒しましたもんね」



「いいえシヲンさんあれはたまたまうまくいっただけで」



「そうですか、私は大輝さん自身の強さだと思いますけどね」



「そう言ってくれると嬉しいです」



「さて、それじゃあギルドに戻りましょうか」



「はい」



大輝達はギルドへと戻っていった。




面白かったら 星5つ つまらなかったら 星一つ 正直に感じた気持ちでもちろん 大丈夫です。


最後にブックマークもいただけると嬉しいです。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る