第19話ヒフマン
次の日。
「この町の中にお知り合いのお店があるってアデルさん言ってたけどここら辺で会ってるのかなぁ」
ミイシャは少し不安に思いながらそう言った。
「あ!これじゃないですか?ミイシャさん」
大輝はお店の方を見ながらそう言った。
「すいませんアデルさんの紹介で来たんですけど?」
大輝はお店の男の人にそう声をかけた。
「話は聞いてるよ」
大輝は男の人に素材を渡した。
「話は聞いていたが、まさか本当に伝説の素材をこんなに手に入れるなんてな!」
「それじゃあお客さんが今着てる装備を強化してもいいか?」
「あ!あと剣も」
「はい、お願いします」
大輝は男の人に装備と剣を渡した。
「それじゃあ少し待っててくれ」
「はい」
(カンカンカン!)
しばらくして。
「できたぞ!」
大輝が装備を見てみると、黒と白のかっこいい装備になっていた。
剣も白と黒でかっこよくなっていた。
「この素材、先に返しておくよ少し使ったけど、ほとんど残ってるから」
「ありがとうございます」
「早速身につけてみるといいよ」
大輝はそう言われて装備を身につけた。
「前に着ていた装備よりすごく軽くなってる!」
「あ!そうだ!スキルも確認してみよう」
大輝の目の前にステータスが出てきた。
<ステータス
名前青宮大輝
HP999999999991475855\99999999999991475855
MP999999999991475855\999999999999991475855
攻撃力:9999999999995426
防御:999999941222252
装備スキル攻撃力半減、自動回復呪いの攻撃半減>
装備スキルだけもうちょっと詳しく見てみよう。
<自動回復1.1秒にHPを1回復させる >
<攻撃力半減どんな攻撃でも70%攻撃を半減させる>
<呪いの攻撃無効>
「すごい装備スキルが前より更に強くなってる!」
「それならよかった」
「ありがとうございました」
大輝はそう言ってお金を払ってギルドへと向かった。
「あ!皆さん」
「よかった大輝さん装備強化できたんですね」
受付の人はほっとした表情でそう言った。
「かっこよくなりましたね、装備」
「ありがとうございます」
「さて、今日は何のクエストをや
りますか?」
「最近大変なのばっかだったんで、もう少し簡単なやつがいいです」
「じゃあ、上位クエストのこれなんてどうですか?」
大輝はそう言ってそのクエストの紙を2人に見せた。
「ヒフマン24匹
「そのクエスト受けます」
「ミイシャさんはどうしますか?」
「私もそのクエストでいいです」
「すいません、このクエスト受けたいんですけど?」
大輝は受付の人にその紙を見せた。
「はい、分かりました。それではお気をつけて行ってきてくださいね」
大輝達はそう言われてギルドを出た。
しばらくして。
「ここら辺にヒフマンの巣があると思うんだけどどこにいるんですかね?」
シヲンは少し困った表情でそう言った。
「あっ!あれじゃないんですか?シヲンさん」
シヲンは大輝が指さした方を見た。
「あ!そうです、行ってみましょうか!」
大輝達はヒフマンの巣の中に入っていった。
すると中にはたくさんのヒフマンがいた。
ヒフマンはいきなりミイシャに襲い掛かり液をかけてきた。
するとミイシャの着ていた服が溶け始めた。
「きゃ私の服が!」
「先に片付けますよ大輝さん」
「はい!」
大輝はそう言ってヒフマンを倒して行った。
(すぱすぱすぱ!)
「全部倒し終わりましたね」
「大輝さん何の役にも立てなくてすいませんでした」
「気にしなくていいですよミイシャさん」
大輝はそう言いながらミイシャの方を見た。
するとミイシャが来ていたほとんどの服はヒフマンにとかされていた。
また、このパターンか!
大輝は心の中でそう思った。
「大輝さん服直してもらっていいですか?」
「あ!はい!」
「なんで大輝さんそんなに緊張
してるんですか!」
「いいえ何でもないので、気にしないでください」
それはそうだろうって言いたいところだけどミイシャさんは何も気にしてないんだろうなぁ。
「スキル
「これで治りましたよミイシャさん」
「せっかくなんで、このあたりの素材を回収しておきましょうか?」
「ええそうですね大輝さん」
「私も素材回収する」
2人は大輝にそう言って、素材回収を始めた。
「大輝さんなんか変なの撮れましたけど、これなんですか?」
ミイシャはそう言いながら大輝にそれを見せた。
「それヒフマンの溶かす液体じゃないですか」
「そうなんですか?」
「それじゃあ、そろそろギルドに戻りましょううか」
「そうですね、大輝さん」
面白かったら 星3つ つまらなかったら 星一つ 正直に感じた気持ちでもちろん 大丈夫です。
最後にブックマークもいただけると嬉しいです。
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