第八章の⑩:半年経過!
さて、前回書いたのが試用期間終了後だからほぼ三か月前か・・・ずいぶんズボラしてしまった(汗)
なんだかんだと5月に入社して嵐の様に月日が経過し、あっという間に半年経過・・・
思えば何度目の転職だろうか?1、2、3・・・7社目。厳密には8社目か。
思えば2000年に大学をフリーター卒業して以来22年。その間にいくつも会社を経験してしまった。普通の感覚であれば「こらえ性の無い奴」等と思われてあまり良い印象はないのだろうが、まぁこれも人生。仕方ないわな。
ともかくも昨年6月末にリストラされ、今年の5月に今の職場に入社して現在までほぼ一年半、長かったように感じるがあっという間だった。
ほぼ同業他社の様な職場に転職出来て、営業としてやっている業務も業界は違えど似通っていてなじみやすい職場であったのは本当に幸いだったと思う。
まぁ、これから先転職しないと言う保証は私自身全くできないが(笑)、いい加減ここで最後にできるとよいなぁ。
流石に転職に疲れた。
転職は体力も気力も使うし、特に仕事が決まらず焦り出すと本当に精神を削られる。実際今の職場に決まった時はコロナ禍での失業給付延長の最後の月であったため、これで決まらなければ本当に失業給付もなくなり収入がなくなる状況に陥るところだった。
偶然とはいえ、今の職場に拾われたのは運がよかったのだろう、そしてやはり同じ業界で経験と実績を積んできたことが活きているのだろうとは思う。
正直な所延長10回裏同店からのサヨナラヒットと言ったところだろうか。ホームランではないし、まさか勝てるとは思っていなかった、精神的にぎりぎりの部分もあった所での再就職決定だったから。
実際就職してみて不満や疑問が無いわけではないが、この世に全く不平や不満が出ない職場などありはしないのだからこんなもんだろう。
それよりも、今はやれることをとことんやってみて、この年で出世や昇進が狙えるかはわからんがまずは営業として業界に爪痕を残せるぐらいの仕事はしてみたい。
これだけ転職をしてて今更出世も狙いようがないのかもしれんが、少なくとも会社に貢献できる仕事ができるように早く自らを成長させて研鑽を積まねば職場に私の居場所は少なくなってしまうからね。
同業他社への転職で40代半ばのおっさんは若手20代の転職とは違い、さっさと会社に貢献できるようにならなければ採用した意味がなくなってしまう、ベテラン枠での採用なのだから当たり前ではあるのだが・・・
まぁ、ある意味人生の決算がそろそろ出始めているのだろうか?と思う事もある。後悔こそはしていないが、もう少しまともに生きる途もあったのだろうか?とこの年になると考え始めてしまっていたりもする。
ただ、あれこれ考えても始まらないので少なくとも今をしっかり生きて楽しく人生を過ごしていこうとは思う。若い時みたいに野心むき出しで「出世がしたい」「昇進したい」「偉くなりたい」と言う気持ちはだんだん少なくなってきた。
寧ろ、リストラを食らったことでフッと心についた余分な野心と言う泥が削ぎ落された気もする。
改めて典型的な日本企業に採用され、営業職という事で仕事に向き合う事で「営業が好き」と言う事実に向き合わされた事も野心が薄くなっていった原因の一つかもしれない。
年功序列で転職者は外様扱いされる部分もあったりはするし、同業他社からの転職という事で周囲から見られる目は厳しいものがあったりもするが、それでもやはり営業は好きだ。
私の営業スタイルとしてはスロースターターで人間関係を構築して徐々に信頼関係を築くスタイルなので、即座に目に見える成果を求められる中途採用では厳しい事が待っているのはよくわかっているが、それでも自分が築き上げて来た実績と経験を礎に焦らず生きていこうと思う。
久々執筆すると駄文になってしまった気がするが今回はこれにて。
とっぴんぱらりのぷう
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます