第八章の②:入社迄のあれこれ

コロナで家族全滅していた事もあり、入社が遅れに遅れてようやく入社。

色々大変だったが、気が付けば怒涛の数週間が終わってしまった。

改めて入社迄の事を振り返ってみると、色々手続き書類が大変だった・・・


入社の誓約書や住宅手当を受けるための持ち家の証明書類や住民票、雇い入れ時検診と言う健康診断を受けに行って結果を待つなどドタバタで色々ありすぎた。

正直、入社前の手続き書類の本社送付やその後のコロナ感染とかもあって、記憶が脳みその容量を圧迫している面はあったりする(-_-;)


法務局に行って謄本を取得したり(今は法務局でもタッチパネルで取得申請が出来るのね、証紙は窓口購入だが・・・)、マイナンバーカードを使ってコンビニで住民票を取ったり、あっちゃこっちゃ行って結構疲れ果てましたわ。


それでも、「いよいよ働くんだなぁ」と言う思いが日増しに強くなっていったのは覚えている。同時に「このお気楽主婦生活も終わり、営業で数字を追いかける生活に舞い戻るか・・・」と少しブルーになったり。

いや営業は好きなんだけどね。さすがに一年近くこんな生活が続いていると、体がそれに慣れてしまって、社会復帰できるかどうかが非常に不安ではあった。


そんな風にこれからの事をぼんやり思っている所に子供のコロナ感染。そして連休後半に私と妻の感染が発覚し入社が1週間延期となり、若干精神的につらいものがあった。

無論コロナの感染は私の責任では全くないので気に病むところではないのだが、本来出社する予定だった日に出社できないことで色々予定していた仕事もキャンセルになったりしたのだろうか・・・等と考えるとまぁ、多少なりとも精神面への悪影響はあった。

連休に予定していた家族旅行もキャンセルとなり、子供が想像以上に落ち込んで残念がっていて、私も妻も家から出られず籠の鳥状態で、食料は市からの配給もあったり出前を頼んだりで全く苦労することもなかったのだが、本当にやることが無く家でダラダラと過ごしては隔離状態の妻と子供の為に食事を作って部屋まで運び込み、洗濯をして掃除もし、私も当然家から出られないので引きこもった生活を送り、想像以上にこのコロナ隔離は苦痛だった。


妻と子供は完全なインドア派なので部屋から出なくても慣れてしまって文句も言わなくなったのだが、私は元々外を出歩くのが大好きな性分である為、外の空気を吸いに玄関から少し外に出て軽い体操をしてまた家に引きこもってうだうだ過ごす・・・本当に、「もう知らん!」と叫びながら外を歩き回りたい衝動を抑えるのに必死であったとは言っておこう。


当然ポケモンGOもピクミンbloomもできないのでゲームのイベント関係もほぼできず。個人的には地獄の様な生活だった。

改めて、自由に外を出歩けて好きなことができる自由が大切だと、刑務所に入ったらこれとは比較にならないくらい不自由なんだろうなぁ等とぼんやり考えたりもしていた。


健康第一。


そして子供は当然一番最初に隔離が終わって登校を始め、妻が自室に隔離状態なので子供の見送りなんかはすべて私の仕事。子供が学校に行けば私と妻は引きこもりダラダラ過ごす。

そして私の隔離が終わると、私は即座に買い物に出撃(笑)

ストレス分の買い物をしまくってとりあえずはすっきりした・・・がやはり隔離生活で色々時間が無駄になったのは悔やまれる・・・仕方ない事だが。


そしていよいよ妻も間もなく隔離が終わり出勤の日がやってくる。「はたらきたくないー」とぼやいているが、まぁ仕方ないのでしっかり頑張ってもらおう。

私もこれから長い道のりを働いて頑張っていかねば。


適当に書きすぎた。初出勤のお話はまたの機会に。では。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る