第八章(終章):エンドレスにだらだらと
第八章の①:初出勤・・・のはずが
コロナです・・・
遂にかかったとです・・・
コロナです・・・
重症化しなくてよかったとです・・・
と言うわけで、初出勤のはずが現在これを書いている5月9日(月)時点で私も妻も子供も新型コロナ陽性・・・出勤は延期と言う現状です。
そもそもが、4月の末に子供が熱を出し新型コロナと診断、療養に入り私も妻も自宅隔離に入った。ところが、妻も先日熱を出しコロナと診断。私も熱や体調不良は無かったのだが、ごく軽い咳があった。(だが、喫煙者の為咳をすることはしばしばありコロナによるものかは不明瞭だった)
妻が検査を受けて陽性判定が出たその日に私も別の医者に電話をし(妻が連絡してきた時には既に時間内に間に合わなかった為)土曜日でもPCRをしてくれる医者と連絡を取り、検査予約を即日入れて検査に向かう。
正直、『多分罹患しているんだろうなぁ・・・』とは薄々思っていた・・・と言うよりこの状況で陰性である前提で動く気にはなれなかったので、医者までの道のりは徒歩、しかも人目に付かないように裏路地や主要通を通らず人通りが少ない道をとことん選んで遠回りにはなったが、歩いて訪問。
鼻にぷすっと綿棒を突っ込まれて検査終了。翌日には陽性と出て、完全に軟禁生活に入る。
幸いなことに息子が陽性と出た時点で妻も私も自宅隔離、しかも連休中という事で人と会うこと自体が無かったのが幸いだった。
隔離期間が明けて私はいよいよ動けるぞ・・・と思った矢先に妻も私も陽性。
私の場合は、少し前から陽性であった可能性があったため、もしこの期間にうろうろしていたらと思うとぞっとする。
ワクチン接種のおかげで熱やだるさの症状は全くなかったのだが、逆に『大丈夫だろう』と言う判断をする原因ともなってしまった。
ワクチン接種はした方がよいと思うが、殆ど症状が出ないと言う(私の場合は咳があったが、たばこの吸いすぎの時に同じような咳をしていたため自分では気づけず)のが怖い面ではあると思った。
『私が』感染して死亡したりするのは仕方ない、でも『誰かに』感染させてしまう事が考えられるのは正直恐ろしい。ワクチンを受けてない人に感染させたら?その結果誰かが死亡したら?重症化したら?等と色々考えてしまっている。
正直人と接触していない自主隔離をしていたのは良かったと思う。GWに予定していた旅行も全て中止になって、子供は泣きそうな顔をしていたがむしろ旅行中に発症しなくてよかった、と言うのが正直な所。恐らく学校でほかの児童が発症したと言っているからそこからもらってきたのだろうが、コロナがもういつ感染してもおかしくない病気、そして無症状の人も世間にはたくさんいるのだという事がよく分かった。
多分、無症状で何の不具合もない人が気付くことなくウイルスをばらまいている可能性もものすごく高いんだろうなぁ・・・と。
コロナにかかってしまったことは仕方ないとして、私の天職に伴う初出勤については大きく影響が出た。子供の療養期間だけなら予定通りの出社が出来ていたのだが、出社予定日の2日前に妻が発熱、陽性診断。会社とも慌ててやり取りをして詳細な症状や体調報告、役場からの支持等を連絡し最終的に出勤日については改めて会社が指示をするという事になった。
正直な所、前の会社をリストラされた遠因にコロナでの業績不振もあるとは思っていたから、どういう処遇を受けるのか不安が無いわけではなかったが、しっかりした対応をしてくれる会社で本当に有難い。会社の方も気遣ってくれているので助かる。
完治したらしっかり働かねば・・・
それにしても、正直な話現在のコロナ診断はアバウトな所が多いのだろうか?
やはり熱が無い、だるさが無い、あるのは軽い咳だけと言う状況だと検査した医者も『みなし要請でいいと思いますけどねぇ・・・念のため検査しときますねー』と言う反応。こういった反応を聞くだけでも、コロナと言うものがだいぶ日常に溶け込んでしまったのだろうなぁとしみじみ。2020年の大パニック時と違い、皆も落ち着いて対応できるようになってきているし、社会もそれに合わせた枠組みが形成されて行っているのだろう・・・と思う。
療養期間についても、『●日頃には軽い咳があったけどよくわからん』と回答すると『じゃぁその日が発症日で、▲日迄隔離しててくださいねー』と言う反応。役所からの連絡もそれに基づいて電話をかけてくるのだが、『●日頃発症でいいですかね?』『じゃぁ▲日迄の療養でー』と言う感じ。確かに咳自体はその日にはあったからその日発症日でもいいんだろうけど・・・これ大丈夫かねぇ・・・
気づかずうろうろしてなかったのだけが救いか・・・
とまぁ、とりあえず再就職したのはいいが結構大変な状況になっているという事でとりあえず今回はここまで。
あと数日は自宅軟禁だな・・・
それでは。
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