第七章の⑫:入社前の色々
さて、ようやく入社・・・といってもこれを書いている時点で一家そろって新型コロナに感染し、初出勤も延期GWの旅行も全て取りやめと言う状況であるので、少しお話は時間を巻き戻した体で書かせて頂きます。
5月1日からの入社に向けて会社から様々な書類が送られてきた。
入社誓約書やら保証人書類やら、息子の保険の異動届の関係やら提出する書類が山ほど・・・
前回外資に入社したときはその前の職場から空白期間なしで転職したので手続きもそこまで煩雑ではなく、ある程度楽だったのだが・・・
今回は一回会社を退職してからの再就職の為手続きが煩雑すぎるという。
一番めんどくさいなぁと思ったのは子供の健康保険の異動手続きだろう。
前職を退職した時点で子供の扶養を妻に付けたため、今度の転職では私に付けなおさなくてはならない。
『そのまま子供に付けておけばよいのでは?』と言う声もあるとは思うが、実はこの子供の扶養に関する手続きは『収入の多い方に子供の扶養を付ける』と言う基本原則がある・・・らしい。(そういわれているので確認したわけではないが、そうしなくてはいけないらしいので多分そうなのだろう(-_-;))
私が再就職した場合の給与所得については、額面上私が大幅に上回る形になる予定なので、どうしても異動せざるを得ないのだ。これから転職なり再就職なりする方で、子供の扶養義務がある方は想定される収入などもよくよく確認しておくとよいだろう。
その他にも年金手帳やら、マイナンバーやら提出する必要のある書類が結構ある。
・・・転職の時はこれがめんどくさい・・・
特に私の場合は、5月1日入社で特に今年(2022年)は2日が月曜日、その後6日が金曜日と言う長期連休に該当する為、勤務する会社の手続き上かなり早めに提出する必要があった。会社ともメールでやり取りし、時間がかかりそうな書類や手間のかかりそうな書類についてはあらかじめ準備しておき、入社の1週間前には速達で会社に発送することができた。
ただ入社前検診(健康診断)についてはどうしても月末でしか予約が取れなかった為、入社以降の提出となる事になった。まぁ、書類に関しては連休を挟んだりする関係や時間がそもそもタイトであることなども鑑みて5月の提出でもよいという事にはなったが・・・やはり入社前に全て終わらないのは個人的にすっきりしない(笑)
改めていろいろな手続きをやってみると、会社員と言うのはまともな会社で働けるのであれば本当に有難い、守られている存在ではあるとヒシヒシと感じる。
毎月健康保険を払う必要もなく、住民税や国民年金も会社の手続きが終われば毎月勝手に天引きされている。
確定申告も年末調整と言う簡単な手続きを済ませれば、後はふるさと納税や医療費の申告だけ。それすらも今はインターネットで手続きがかなり簡素化され、今やきちんとしていれば税務署に書類を送る必要や証拠書類は個人保管でよいなど非常に便利な世の中である。
入社前の様々な手続きをするにつけ、『これでようやく不安定で未来が見えない生活から解放される』と言う安堵の気持ちが出てくる。
年齢的にはあと20年は働く形になるのだが、それでも『もうここで最後にしたい』と言うのが本音。もう色々やるのはめんどくさい(笑)
多分、これが最後の運の残り火ではないかなぁ・・・と考えていたり。
話はずれたが、入社前の色々で4月の下旬はなんだかんだと忙しかった。子供の授業参観も見られたし(平日なので普段は出席が難しい)あとはがっちり頭を切り替えて働き始めるだけ。
そして、月末の木曜日(4/28)に最後のハローワークに行って、認定を受けて最後の失業給付を受け取る手付きをしてきた。当然、全額出るわけではないのだが入社日の前日に最終認定を受けてその日までの手当てを受け取ることができるので行ってきたわけだが。そこで更に申請書を手渡される。
はて?(・・?
と思っていると、4月29日(祝・金)、4月30日(土)の分も給付金が支給されるが土日祝日は閉庁しているため、郵送で手続きしてくれとの事だった。渡された書類をその場で書き上げ、封筒に入れて保管しておく。入社日の5月1日以降の消印で郵送してくれとの事だった。・・・但し特定記録郵便で自腹で・・・
まぁ、釈然としないが良しとしよう。しかも、郵便局はハロワから徒歩5分以内の場所と言う・・・しかもハロワも自宅から徒歩15分程度と言う・・・
歩いてハロワのポストに投函したいくらいだったが、まぁそこは手続きという事で。
これから就職する方などは勤務開始日の前日にハローワークに行く必要があるという事をしっかり確認しておいた方がよいだろう。
何はともあれ、これでハローワーク通いも本当に終わった。前職の最終出勤日は4月末日だったので丸々一年。退職した6月末からだと10か月。何社も何社も落ちて落ちて落ちまくってようやく最後に何とか拾い上げてもらった。
まぁ、これからはサラリーマンとして転勤やら単身赴任やら色々大変なこともあるだろうし、子供もこれからお金がかかる時期に突入する。更に頑張らねば。
だが、ひとまずは自分におめでとう。
エッセイも一区切りついたが、これからは就職した後の事やまさしく今罹患しているコロナについて書いてみたりしよう。ひとまずこの章はここまで。
それでは。
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