第七章の⑨:転職活動の終了

先日、内定を貰った企業から採用通知書を送付いただき内定受諾書を返送して、これでようやく入社の意志を明確にし内定を受諾した。

これで、来月からは主夫業を終了し再度会社員としての人生が始まる。

これで一年に及ぶ無職期間が終了し、会社人としてのリスタートを切ることになった。

そして、一年にわたりアドバイスや相談を頂いていた就職支援会社との最後の面談も終了し、これで本当に私の転職活動は終了することになった。

後は会社から入社書類一式が送付されてくるのを待つのみ。そして、初出社の日に遅刻しない事のみ(笑)


ちなみに私の友人もこの4月1日に転職し、新しい職場で新卒の社員に交じりながら管理職として勤務を開始したとの事。

苦労しているようだ。


それにしても、転職が決まり内定を受諾すると必ず『転職ブルー』が襲ってくる。

これは新卒でも中途でも男でも女でも関係ないのだが、今まで慣れ親しんできた環境から新しい環境に変化することを基本的に人間は嫌う。

人によっては強い拒否反応を示す事もあり、折角勝ち取った内定を辞退してしまう人も少なからずいるようだ。

勿論、私も転職ブルーに襲われた・・・今も襲われている(笑)

ただ、私の場合は既に何社も転職を経験していて、その度に新しい環境に変わったり引っ越したりしているので、転職の不安よりも『ようやく食い扶持確保できた( ;∀;)』の方が大きく、また業界的にも近いところに転職できたのでそれほど不安が大きくはない。


ただ、それでも一抹の不安は残っている。だからこそ、今新卒で入社した人やまさに内定を貰った人、もう入社した人等色々いるだろうけど、これだけは言っておきたい。


『なんとかなるで』


まぁ、個人的な転職経験からしても最初は戸惑っても慣れてくれば何のことは無い、普通に働くことができるようになじんでいける。

不安に感じたら積極的に相談していけばよい。私の様に年を取った人間でも、商品知識や業界的な常識は持っていたとしても『その会社』の文化、慣習については新卒と同じ立ち位置なのだから積極的に聞こうと思う。


『聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥』


聞きたいと思ったら即聞け!そしてメモを取れ!

いくら先輩社員たちが親切でも同じことを何度も聞かれていれば『勉強する気あるのか?』と思われることになりかねない。

しっかりメモを取って、復習して行こう。


そして、新しい事を吸収することを大変と思うかもしれないが知らない世界が開けるのだと考えて前向きに何とか生きていこう。

どうしたって人間はすぐにマイナスに考えがちだから、無理やりにでもプラス思考に切り替えていこう。

なに、まじめにやっていれば誰かが見ていてくれる。

新卒に混じって仕事をするかもしれないが、若い人と同期で色んな考え方や話を聞けるチャンスだと捉えよう。

常に知らないことに前向きに生きていこう。

知らないことを聞けないなんて無駄なプライドは捨てよう。


・・・アドバイスに見えて全部自分への戒めです。

人は年を取ると経験や実績が邪魔をしてなかなか謙虚に慣れなくなる。

だから、敢えて自分への戒めとして書かせてもらった。


『実るほど頭が下がる稲穂かな』


新しい職場では素人なのだから、まじめに前向きに仕事をしていこう。

ただ、年齢と経験を積んだ分業務へのキャッチアップのスピードは求められるし、新卒と違って色々経験者としての視点もそのうち求められるだろう。


いずれは自分の経験を新しい職場に生かせるように最初は下積みの気持ちで、まじめに働いていこう。


以上、ただの決意表明でした。


とっぴんぱらりのぷう

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