第七章の⑥:フォークリフト運転技能講習受けてみた2

前回の続き


実際受けてみて思ったのは、既に実際の現場で乗っている人が多い事。私は20年ほど前に勤めていた会社で爪が伸縮するリーチリフトと言うタイプに乗っていたことがあるので、ある程度運転にはスムーズに慣れたが、もうすでに乗っている人は私など追いつかないレベルでギュルギュル乗り回している(笑)

ただ、そういう人ほど独自の癖があって注意を受けたりすることがある。

また、未経験者の場合は本当におっかなびっくりと言う人もいて、様々である。


ちなみに、今はフォークリフトに乗る人は必ず免許を所持していなくてはならない。私が乗っていた20年前は倉庫などの管理者が監督する環境であれば無免でも乗れたのだが、今はダメなようだ。ま、実際は乗っている人も多く受けに来ているが。


そして、いわゆる卒検であるが、これは教習期間中にしっかり乗り方を学んでいればまず落ちない(笑)減点方式と言ってもかなり緩めなので落ち着いて運転すればまず大丈夫。

そして合格すれば別室ですぐに証書と免許証のカードが渡される。この時渡されるカードの写真は申込用紙に張り付けた写真のデータを取り込むようなので、張り付ける写真は慎重に。私は・・・『笑ってはいけない』に以前出ていたおばちゃん1号みたいな写真になってしまった・・・( ;∀;)


そんなこんなで無事講習を終了したら『受講終了日の翌日から』『1か月以内』にハローワークに行って給付金の申請をしなくてはならない。

これを逃すとタイムオーバーになるので、あんまりのんびりしすぎもよくないので注意。

教習所で渡される書類一式を持ってハロワに赴き、手続きをする。

この時振込先を確認されるが、特段の理由が無ければいつも失業給付を受けている口座に振り込んでもらうようになるのでそのままでよいと思う。

そして振り込まれるわけだが、この金額については気を付けないといけない。

『給付金は教育訓練施設に支払った教育訓練経費の20%に相当する額。ただし、その額が10万円を超える場合は10万円とし、4千円を超えない場合は支給されない』

と言うわけで、20%を支給はされるのだが支給金額の上限は10万円なので要注意です。

上限金額マックスの受講料金だと50万円になるが、多分ここまで使う人も少ないだろうとは思うが・・・むしろ、受講金額が安すぎて支給対象にならない方を注意した方がよいかもしれない。


ちなみに、私がハロワで言われたのは「今回支給を受けたので、今後3年間は教育訓練を受講しても給付金の対象とはならないので注してください」との事だった。

*キャリアコンサルティングを受けてその経費を申請することもできるが、その場合は色々と違うようなのでハロワに確認した方がよい。


これで、実際に振り込まれて終了だったわけだが、フォークリフトの免許を取りに行くにあたって私個人が注意したい事を書いておく。


1:教習所によっては近くにコンビニが無い場合もある。私が通ったところは食堂があったのだが、ここは仕出しのお弁当を400円で購入できた・・・が余りおいしくないのでおいしいものを食べたければ自分で用意した方がよい。カップ麺の自販機はあり、お湯や割りばしはもらえたし、レンジも借りれたがそこは施設によって違うかもしれないので事前確認要。


2:受ける時期だが、今から受けることを考えている人がいるなら今から5月ぐらいまでがよい。もし秋以降に受けるなら真冬に突入する前、そこまで寒くない時期までに受けるのをお勧めする。正直、実技の講習は屋外で受けるので冬は寒く夏は暑い、私が受けた時もかなり寒かったので待機時間中はストーブの前から離れられなかった。夏はこの真逆だろうし、受ける時期も注意した方がよい。


3:受講する教習所の場所は確認した方がよい。車で行ける人はあまり気にならないかもしれないが、私の様に公共交通機関を使う場合駅からの徒歩での所要時間は要確認。教習は開始時間に遅れたら受講不可となります。遅刻現金なので要注意。それと、公共交通機関の場合は教習所最寄り駅までの所要時間も要確認。朝早いので気を付けて。


4:何より落ち着いて。基本的に落ちることは余り考えにくい試験です。学科試験は難しく考えずに。実技は落ち着いて受ければ問題ないと思います。私が気になったのは実技で失敗してパニックになり更に失敗をすることが一番心配かなと。一つ一つの所作を行う前に一呼吸おいて落ち着いて所作を確認する事。

試験に制限時間はありますが、早く運転するより落ち着いて正確に、です。


とりあえずこんなもんかな。


まぁ、これからフォークリフトの試験受けたい方、参考にしてください。


とっぴんぱらりのぷう

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