第五章の⑬:再就職、ただいま絶賛苦戦中

ま、これを書くだけで「ああ、就職決まってないな」と言うのが丸わかりなのだが。

(色々苦戦していたので更新全然してませんでした)

さりとて、全く収穫が無かったわけではなく、更新をずぼらに放置していた間にあったことをボチボチ書いてみます。

まず、私はビズリーチとかJACリクルートメントとか、リクルートエージェントとか、ミドルの転職とか有名どころのエージェントに転職活動として登録している。

当然、「希望条件に合った求人があります」と言うような通知が来るのだが、中身を開いてみるとどうあがいても私のキャリアでは応募すらままならない求人が多い。

希望条件設定が悪いのかと思って調整はしてみるのだが、なかなかぴったり合わせられる設定が無く、やはり送られてくる条件は微妙にピントが合っていなかったりする。

それでも、いくつか応募できそうな企業もあったので応募はしてみたのだが、当然のように落選続き、お祈りメール続きの雨あられ。

絶賛ドへこみ中である。


とあるエージェントからは「●●様の経歴では転職回数が規定回数を超えているためお仕事の紹介ができません」とメッセージにはっきり書かれて送られてきてしまった。

まぁ、エージェントとしては企業に応募する前にふるいにかけるのも役目なので仕方ないのだが、正直「ああー、やっぱり転職回数の多い中年は難しいかぁ」と言うのが本音である。

ま、そんなメッセージを送ってくるエージェントもどうかとは思うが・・・


そんなこんなで、色々持ち駒も尽きてき始めたので、余り気乗りはしなかったが前職や業界の友人につてを頼って仕事を紹介してもらうことにした。そちらは現在連絡待ちである。

とある企業も、転職支援会社経由でアプローチしてもらったが、「転職回数が多いので各社の転職理由をしたためて送ってもらえませんか?」との返事。

無論、正直ベースで書いているので何もやましい事はないのだが、やはり年齢が上がって転職回数も多いとなると定着率などの面でやはり疑念がぬぐえないのだろうなぁと思う。正直、今までの人生経験と言う意味では自業自得だろう。

こればかりは仕方がない。これも返事待ちだが、正直頭が痛い。


とまぁ、そんな中でも気分転換は必要なわけで。

実は私は写真を趣味としている。なので、愛機のデジタル一眼レフを担いで紅葉の撮影や風景写真の撮影、マクロ機能に強いコンデジを使って虫や花の拡大写真を撮影したりしている。

これを写真登録サイトに投稿して、ダウンロード数でポイントを稼いでいたりするわけだが、これはこれでなかなか面白い趣味となっている。

「どうすれば売れるのか?」「どんな写真がダウンロードしてもらえるのか?」等を考え、シャッタースピードやISO感度、ホワイトバランスなどを調整し撮影をしていく。

今の時期は渡り鳥のゆりかもめが海辺に集まっているので、飛翔の瞬間を連射で撮影し、絶好の一枚が撮影できた時などは非常にうれしいものである。

また、思ったようなタイミングで撮影できなかったり、うっかりベストなシャッターチャンスを逃したりと自然を相手に撮影する作業では神経も使うが良い写真が撮れたときは非常にうれしい。

仕事に夢中であった時にはできなかったこと、改めていろいろできるような今の環境がありがたいとは思う・・・が再就職したい(泣


ただ、時間だけはある今だからこそ普段は入らない路地裏、気にも留めないような景色を眺める、空を見上げて雲の美しさに感動する・・・こう言ったことは普段なかなか意識していないとしないことだなぁと自分のサラリーマン時代を思い出してぼんやり思ったりもする。

再就職出来たら余裕はなくなるだろうが、今の気持ちは忘れないようにはしていきたい。


そう言えば、この半年ほどずっと街を歩いてきたが、うれしかったのは少しずつ神戸の街も力を取り戻そうとしてきている事だろうか。日々の季節の移り変わりや人の流れを目にするにつけ、少しずつ人出が戻り町に少しずつ活気が戻ってきている・・・様な気がする。

コロナ禍に突入する前に友人と交わした飲みに行くという約束は既に二年近く実施できていないが、近いうちに必ず酒を酌み交わしたいものだ。


兎にも角にも、私の今年は激動の一年であったことは間違いないだろう。

大手外資系メーカーに転職し、給与が激増した昨年から今年は一転無職への転落。

そして転落した先で待っていた日々と、色々考えさせられる毎日。

少なくとも、メンタルをやられている暇がないほど面白い毎日ではある。

まぁ、そんな余裕もなくなってくるかもしれないが少なくとも年内は就職が決定できないことがはっきりしたのだから、むしろ腹をくくってどっしり腰を据えて年を越そう。

来年は良い年・・・と言うよりさらに面白い一年でありますように。


・・・もしかしたら年内もう一話ぐらい欠くかもしれないけど、とりあえず今年の話は一応仕舞いかな?


それではまた。とっぴんぱらりのぷう。

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