第三章の⑧:こんな企業ってどうよ?1

タイトルのまんまですが、転職サイトを見ていると山ほど募集要項があり、いろんな業界・業種・職種など多岐にわたって募集しています。

その中でも、応募してもよいかどうかを判断するための材料を書いていきたいと思います。

まぁ、世間一般で言われていることの焼き直しでもありますけど、見て損はないと思います。良ければどうぞ・・・

まずは軽いジャブとして、「応募しても無駄な募集キャッチコピー!」

これは応募したとしても高確率で書類選考でお祈り(お断り)されてしまう募集のキャッチコピーです。

例えば・・・「女性がたくさん活躍する職場です」「女性が頑張って働いています」等を募集要項に書かれている場合、十中八九は女性のみを募集している場合が多い。現在求人票の書き方として、「男性のみ求む」「女性のみ求む」等の性別を限定したフレーズはNGとなっているため、「女性が多く働いている」環境であることを匂わすことで、「女性だけ募集してるから男性は応募してくるな、お断りするのも面倒くさいんだよ」と暗に示しているわけである。無論、全てがそうではないかもしれないが、大体の場合はこれに当てはまる。

もちろん、男性のみ・女性のみと言った募集も特定の業種ではできることはお忘れなく。(ホステスさんとか)

あとは、「若い力が活躍しています」「若手がどんどん出世してます」の様な「若い世代の力」をやたらアピールする求人は、恐らく35歳より上の人間は雇ってもらえない可能性が高い。何故なら、若さに任せて飛び込み営業やテレアポかけまくるなど(偏見ごめん)、肉体的にタフであることが必要とされるか、若くて世間知らずな若者を早いうちから会社のカラーに染めてしまい、いわゆる教育をして逃げ出さないようにしてしまいたい(年を取って色々見てきた人間より何も知らない若造の方がよい)とか、若い人間は給料も安くこき使えるので年齢が高くて給料を多く出さなくてはならない存在は欲しくない・・・と言ったところでしょうか。

こういうところに、若い人が応募するならよいのですが35歳より上のミドル層にあたる年齢の方が応募しても、恐らくお祈りされる可能性が高いだけだと思います。

と言うわけで、上の二つの場合は該当しない性別や年齢だと書類審査で落とされる可能性が高いと思いますので、ご注意を。(年齢を書いたらダメとかいうのも最近はあるらしいですが・・・)

次は、何でしょう・・・「応募する前に要確認」な求人でしょうか。

例えば、「お客様に最適なインターネット環境をご提案するお仕事です」・・・これ、大体が光回線代理店の営業で飛び込み訪問で契約を取って回る結構きつめなお仕事、個人的にはお勧め全くしません。

「ノルマありません!」・・・嘘です。メーカーのまったりルートセールスでも、ノルマはないですが年間目標はあります。規模の大小を問わず営業系の会社は目標・ノルマからは切り離せません。まったりメーカーと違うのは、目標を達成できなければガン詰めされる可能性が高いというところでしょうか?

そもそも、何かを売って経営を成り立たせている会社が、従業員の給料や運営費、販管費なども含めて年間の売り上げ・粗利益の達成目標が存在しないわけがないのですから、開発や研究系・完全な事務職でない限りは目標・ノルマと無縁ではいられないと考えていたほうがよいでしょう。

「ノルマありません!」は会社と言う組織がどういう風に稼いでいるかをよく知らない世間知らずを一本釣りするための甘い罠、そのぐらいに思っておいた方がよいですし、そういう募集の仕方をするところほどえてして離職率も高く、目標不達の場合の詰め方もエグくなりやすい傾向にあると思っておいた方がよいでしょう。

「アットホームな職場です」・・・これもあまり個人的にはお勧めしません。従業員同士の距離感が異様に近かったり、休日は従業員が集まってBBQをしたりする、実際にそれを売りにして求人している企業もありますが、これは言い換えればプライベートも会社の人間とべったり付き合わなくてはならないという可能性が非常に高いという事です。それはもっと言い換えれば、会社の人間以外との付き合いが疎遠になり、情報が入りにくくなるという事の裏返しでもあります。

無論、そういったところが好きな方はどうぞと言うところですが、休みの日はプライベートを大事にしたい私からしたらノーセンキューと言うところですね。

とりあえず、第一弾はこんな所かな?

なんだか「ブラック企業の避け方講座」みたいになってきましたけど、好きなように書かせてもらうのであしからず。

もし該当する企業の方が見ていて文句があっても知りません、あくまで独断と偏見と転職活動経験豊富なポンコツ親父のいう事ですので放っておいてもらえる方がありがたいです。

それでは次回に続きます。もしかするともっと過激に描くかもしれません(笑)。


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