第三章の⑦:いよいよ応募企業探しだが2
前回では、転職サイトに登録することの意味とかについて書いたけど、今回はそれ以外に応募する方法とそのポイントを書いてみます。
「転職サイトやエージェント以外に応募する方法あるの?」と思われた方、応募したい企業のサイトは見てみましたでしょうか?
大手企業、財閥系企業と言われるような大手もそうですが、そこそこ名前の通った企業などは転職サイトを使わない企業も数多くいます。
何故なら、例えば誰もが知っているテレビCMを打っている企業が転職サイトで募集をかけると、とてつもない規模の応募が来ることもしばしばあるのです。
もちろん企業側も細かく募集要項を記載して、条件に合わない人は応募できないようにハードルを設けたりしますが、中には遊び半分で応募したりする方もいたりで意外と転職サイトなどを使うメリットよりデメリットが大きくなる場合もあるのです。
ですので、大手企業や業界で有名な企業等をはじめとして、Webサイトでしか募集していない企業も数多くあります。
そういったところをつぶさに見ていくのも大事なポイントになります。
あなたが今働いている業界、もしくは直近まで働いていた業界などであれば同業他社についても知識は豊富でしょうし、業界知識もあり会社情報を探すのも意外とたやすいと思います。
そういったところから探しかまくってみると、表には出ていないし情報としてはわかりづらいけど募集していると言う場合も数多くあるので、転職サイトやエージェントだけでなく、直接企業を探すという方法もとってみるとよいかもしれません。
ちなみに、転職エージェントの場合はエージェントが企業に求職者の情報を出す場合も多いので、一般の転職サイトより大手企業も少数募集の求人案件をエージェントにのみ掲載していることもあります。
ちょっと話がずれましたが、例えば企業サイトから直接応募する場合、応募フォームなどがあればそこから応募すれば一番手っ取り早いのでわかりやすいのですが、応募フォームがない場合、どこから応募しましょうか?
その場合、可能であれば人事部直結のメールアドレスをWebサイトの中から見つけるのが一番良いと思います。
新卒募集のページを見ると、「お問い合わせはこちら迄」という事で人事部のメールアドレスが掲載されている場合もあるし、問い合わせフォームがある場合もあります。
キャリア採用のページには掲載していなくても、新卒対象のWebページには問い合わせ用に掲載されている場合もあるので、新卒ページもチェックされた方がよいでしょう。
もし、人事部直結のメールアドレスがない場合は、郵便で直接履歴書や職歴書を送付するか、代表のメールアドレス等があれば、大体は総務や秘書が見る場合が多いので、うまくいけば人事部の採用担当まで行くこともあるかもしれません。
可能性は低くて、忘れられてしまう可能性や相手にもされず何の返事ももらえない可能性もありますが、どうしても行きたい企業であればWebサイト内をくまなく探し回って応募できるチャンスがないかを探し回ってみましょう。
もし、転職者向けのキャリア採用の募集が表立ってはしていないとしても人手不足で常に人材を探している企業や業界は必ずあります。
そういった企業は一般的に労働条件がきつく、離職率が高いと思われがちですが、案外そうでない業界もあります。例えば労働条件は普通だが、業界的に知名度が低かったり、地味な業界で新卒が集まりにくい業界など。それでもキャリア採用としてはWebサイトでは募集していない・・・例えばエージェント経由の案件しか募集していない企業もあります。
そういった企業でも、直接コンタクトをとってみると面談まで行けるような事例はたくさんありますので、狙っている業界や企業がある場合はエージェントだけを利用するのではなく、コンタクトを積極的にとってみるのも手です。エージェントに支払う料金を削減できると喜んで面談に応じる企業もあるかもしれません。
エージェント経由だと、案件が多くて探すのも大変、狙っている業界や求職者側のニーズに合った案件を紹介してもらえるとは必ずしも限らないので。
自分で探すという事も転職を成功に導くには大切なことですので、いろんな可能性を探っていくと良いと思います。
さて、ダラダラ書きましたが次回は転職サイトや募集要項でどんな起業か判断する方法を書いてみます。ぜひともご一読ください。
次回に続きます。
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