第三章の⑥:いよいよ応募企業探しだが1

さて、タイトル通りいよいよ応募企業の探し方について書いていくのですが、多分転職経験者であれば余り必要ない話かもしれません。

それでも、私流の探し方で見つけた方法もあるので、少しだけお付き合いくださいませ。

多分、転職を検討している方はある程度企業の目星をつけてから履歴書や職歴書の作成に入っているのかなと思います。

なので余り探すことに躍起になる必要はないのかもしれませんが、始めて転職される方で今まで転職サイトを使ったこともない、エージェントって何?

どうすれば求人を探すことができるの・・・?と言う人、いると思います。

CMで「●●リーチ」とか言ってはいるけどよくわからん、どうすればよいという人は見てください。

まず、転職をしなくてはならない、もしくは検討する状態になった時に登録する転職サイトですが、これは別に規定があるわけではないですが、大まかな年齢・世代によってメインで使うサイトは少し違ってきます。(あくまで経験則です)

20代~35歳くらいまでの方は、リクナビネクストやエン転職あたりになるでしょうか?比較的若い方が多く登録していて、企業も若い方を求める傾向にあるような気がします。まぁ、その分募集内容は玉石混交と言うところで必ずしも求めるものがあるとは限りませんが・・・

35歳以上になってくると、上記のようなサイトでは少し応募しにくくなってきますが、40歳になるくらいまではまだ使えるでしょう。

35歳~でいいのでは?と思うのはエージェント系やミドルの転職サイトと言ったところでしょうか?

主だったところだと、ミドルの転職(エン・ジャパン)や、リクルートエージェント、ビズリーチ・・・外資で英語が得意な方はロバートウォルターズと言う外資にほぼ特化したエージェント企業もあります。

自分の年齢層に合わせて、登録先を選ぶとよいと思いますが、大事なのは一つのサイトでの登録だけに依存しないこと。

キャリア書類のアップロードや、同じ経歴を何度も登録のたびに書かなくてはならないというめんどくささはありますが、A社のエージェントでは募集していた案件が、B社のエージェントでは募集してないという事がよくあります。幅広く網羅するためにも登録の手間は惜しまずに複数の転職サイトに登録しておいた方がよいです。

理由としては、転職サイトのビジネスモデルにあります。

皆さんは、多分転職サイトに登録する際に料金を求められたことはほとんどないと思います。もちろん、一部有料のエージェント企業もありますが、基本的に無料での利用ができているはずです。

何故なら、転職サイトやエージェントは募集企業から募集要項を貰って掲載し、サイト経由で応募した方が採用まで至った際に、料金を受け取るという形のものがほとんどだからです。後は募集要項の掲載代金を徴収するなど、基本的に収入に関しては募集企業側からもらっています。

当然、募集する企業側からすればコストとなるわけで、あまり多くのお金を出さない企業などだと、A社には出すがB社には出さないという事もあり得ます。

例えば掲載料を払う料金システムだと、A社とB社の両方に掲載してA社からの応募で決まった場合、B社に支払った掲載料が無駄になる・・・と言う考えも持っているためです。

また、転職サイトは気軽に応募できるという事もあり、1社に掲載すれば膨大な応募者が放っておいても来るため、1社でも十分募集コストがペイできるだけの人材が集まってくるという側面もあります。

つまり、求職者側が思っている以上に転職サイトに掲載された求人への応募は多く、複数のサイトに掲載するメリットが薄いということが挙げられます。

と言うわけで、求職者の側としてはターゲットにしたい業界や職種などを効率よく確認するためにも、複数のサイトへの登録はとても大事な作業となってくるのです。

確かにめんどくさい・・・私も複数のサイトに登録はしてますが、一番大変だったのは初回登録時のプロフィール入力でしょうか。

職務経歴などについては、作成した職歴書からコピーして貼り付けてもよいので、先に職歴書をしっかり作成していればそこまで苦労はしないと思います。

ちなみに、職歴書をコピー&ペーストするときは、できれば一度PCのメモ帳などに張り付けてからコピー&ペーストすると、レイアウトが崩れにくいかと思います。

初回登録こそ大変ですが、登録してしまえば後は定期的なメンテナンスなどでブラッシュアップしていくだけなので、めんどくさがらずに登録だけはしっかりたくさんしておきましょう。

下手な鉄砲かず撃ちゃ当たる、撃っても当たらないかもしれないけど撃たなきゃ当たりもしませんから・・・

まずは登録を頑張ってください。

次回に続く

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