第三章の⑤:履歴書とか職務経歴書の書き方2

前回、履歴書の書き方についてあれこれ書きましたけど、今回は職務経歴書について私流の書き方について説明してみます。私がうまく転職できた事例としての書き方ですので、ご参考までに・・・(複数企業の経歴を持っているという前提での書き方です)


まず、職務経歴書の基本的な書き方ですが以下のいくつかのパターンがあります。


1:今までの職歴の全てを古い物から順に記入していく

2:今までの職歴で、採用されたいと思う企業のニーズにマッチしそうな経歴についてのみ古い物から順に記載していく。採用企業のニーズとマッチしそうにない企業は、社名と事業内容、在籍期間のみ記載する。

3:1を直近の職歴から(新しい物)書いていく。

4:2を直近の職歴から(新しい物)書いていく。

大体こんなパターンが基本です。

この中で、一番良いと思われるのは4の採用企業のニーズにマッチしそうな経歴のみを直近の職歴から記載していく、だと思います。

なぜなら、採用する企業としては自分たちの募集したい人材とニーズがマッチしているかを一番見たいわけで、ニーズとマッチしない職歴をたくさん書いてもそこまで意味がないというか、読む気をなくすあ可能性がある、というのが理由です。


そこで、基本的な書き方としては全ての職歴を直近のものからすべて書き出してベースの職歴書を作成し、応募したい企業のニーズに合わせて消したり書き足したりすればよいと思います。

そうすれば、全ての経歴を提出するようにと言われた時も迅速に対応できますし、ベースのデータを作っておけばあとからカスタマイズもしやすくなります。

ただ、経歴の中で詳細に書かないものでも特筆すべき事項(プロジェクトの成功や表彰等)あれば、その項目だけでも書いておいてもよいかもしれません。

いずれにせよ、職歴書は個人個人の書き方があり千差万別で、これが正解と言うものが存在しません。一応、書き方のノウハウそのものはありますが、レイアウトや見せ方については個人のテクニックも大きな要素になることは頭に入れておいてください。


次に、職歴書の大まかな書き方ですが・・・


社名

在籍期間(在職中であれば、●●年●月入社~在職中と言うように書く)

資本金

事業内容

所属部署

所属部署の構成人数

職務内容

職務実績


等が会社ごとに記入した方がよい項目でしょうか。これだけ書くことで、どんな会社のどんな部門で何をしてきたかがわかりますし、採用企業も面談相手が属してきた企業がどんなところか把握しやすくなります。採用してからのミスマッチを防ぐためにも記入していきましょう。

事業内容や資本金などは、四季報でもよいですし企業のWebサイトがあればそこからの情報でも構いません。職務経歴書作成時点の情報で構わないので記入しておきましょう。どうしても情報が取れない場合は、帝国データバンクの企業情報を有料で購入することもできるのでそこを利用する、もしくはWikipediaを利用するのも手です。ただ、Wikipediaを利用した場合の情報間違いは個人責任ですが・・・

例え一つの企業であっても、人事異動等で他支店での営業に変わったり、本社に行って内勤業務や経営部門への移動などがある方もいらっしゃると思います。その場合、当然ながら「●年●月:マーケティング部へ異動」の様に、部門ごとの区切りをつけてその部署で何をやったかを書いていくと企業側にとって非常に読みやすい職歴書になります。

そして、職歴書の最後には履歴書と重複しますが資格を記述、資格にならない特技(PCスキルなど)も書いていきましょう。

例:パワーポイントでのプレゼン資料作成が得意、エクセルでマクロが使える・・・等。

そういった感じでまとめていき、おおよそ2枚位の職務経歴書にまとめるとよいらしいです。(転職支援サービスの方談)

まぁ、恐らく多少は多くなっても大丈夫でしょうがあまり多すぎるのも読んでもらいにくくなるので、最初に申し上げたようにすべての経歴を書き連ねてから提出企業に合わせてカスタマイズしていく形が一番無難かもしれません。

大雑把にこんな所です。

さて、履歴書も職歴書も書き方はある程度書いてしまったので、次は私の応募企業の探し方や、余り応募しない方がよさそうな企業の見分け方などを書いてみたいと思います。

独断と偏見で書いていきますので、クレームは一切受けませんのであしからず(笑)。

次回に続きます。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る