第二章の⑤:なんてFattyな・・・

タイトルは何じゃ?ですか?


ええ、先日日帰りで人間ドックに行ってまいりました。会社にはまだ在籍はしているので、健康保険証も使えますし会社からも日帰り人間ドックの保険補助は出るとの事でしたので、折角補助が受けられるなら在籍中に受けられるものは受けておこうとGW明けに行ってまいりましたとも。

そこで言われたタイトルのセリフなのですがね。


緊急事態宣言下の県内を電車で移動、駅前の閉まったショッピングモールを通り過ぎて病院へ、特段変わったこともなく粛々と検診は進んでいきました。

まずは受付で検便と問診票を出して検尿へ。今は自宅で朝一番の分を採取しなくてもよいのかな。病院で採取されました。

その後、2番目に苦手な採血・・・これが検診の中で2番目に苦手ですね。一番苦手なのは後で書きます。

何故採血が苦手かって?そりゃ痛いからです。注射針の痛みは何歳になっても慣れるものではないようです・・・

おまけに私はいつも右腕で採血されるのですが、右腕でとられるのが苦手なのです。左腕の方が昔から痛みに強いらしくて、注射もあまり恐怖ではないのですが、右腕の注射はなぜか痛みに弱くて苦手なので。

「左じゃだめですか?」と聞くと、「右腕の方が採決する欠陥がぷっくり見えてて刺しやすいのよー」と採決するおばちゃんののんびりした返答。

実はこの問答、どこの病院でも採血されるときに必ず聞いて、そのたびに右腕がいいのよーと返答されていやいや右腕での採血をされるという、半分ルーチンワークのような問答となっているわけで。

確か、人生で左腕で注射してもらったのって数えるほどしかないのではなかろうか・・・確かに自分で見ても「こりゃはっきりわかりやすい血管だわ」と言うレベルで見比べられるほど右腕の欠陥は青く浮き出ているわけで。

多分人生最後の人間ドックまで同じ問答を毎年繰り返すんだろうなぁと。

そして、視力検査や体重その他もろもろ受けて、愈々エコー診察へ。

ここでタイトルのセリフが出てくるわけで。

エコーを実施してくれたのは若いあんちゃんと言う感じの男性の先生であったが、いざエコーが始まると腹部の横や背中部分などは言いのだが、いざ腹部の前面にエコーを当てると、「ん?ん?」としきりに首を傾げぐりぐり端末を押し付けてくる。

これが案外痛い・・・

それでも、何か納得いかなかったのか先生が突然「上体を起こして、両手を斜め後ろについて上体を斜めで支えててくれる?」と言われその通りの姿勢、何というか青春ドラマで若いヒロインが草原で風を浴びるシーンのような恰好・・・実際はぽんよりしたお腹を突き出した中年オヤジなわけだが。

そんな姿のままエコーを当てられるわけだが、何故か苦戦しているらしくやはり「んむむ・・・」等と言いながらぐりぐり端末を押し付けて、内心「痛いわ」と思いながらおとなしく受けていた。

そのうち先生があまりにも苦戦するエコーに業を煮やして心の声が漏れたのか、「何手Fatty(ファッティー)な・・・」とぼそりとつぶやいてしまったのを聞き逃さなかった。

いや、いいんですよ。メタボなのはわかってますし。意外と腹が出ているというのも自覚してますし。

まぁ、ファッティーですよね。反論のしようもないですわ。

ある意味今回の検診で一番のイベントになったエコーが終わり愈々最後の関門・・・


胃カメラ


これが苦手、どうしても苦手。毎年オエオエとえずきながら口からのカメラをやっているのだが、今回受診した病院は鎮静剤もあったので眠っている間に終わらせることもできたのだが今回うっかり申し込みを忘れてしまい、「あっ!!」と思ったが当然当日の変更などできず。

そのまま涙とよだれと嗚咽を漏らしながら胃カメラを飲んだのだった・・・

まぁ、慣れたのか先生の腕が良いのか昨年よりはるかに楽に終わったが、それでもしばらくはぐったりしていた。

昨年受けたときは良性の腫瘍やポリープがあると言われたのに今回は所見なしであったのが気にかかるが、早めに再受診した方が良いかも・・・だな。

一通り受信が終わり、会計を実施。人間ドックお疲れさまという事で今回受診したところは近くの飲食店のチケットをくれるのだが、このチケット駅近くの蕎麦屋さんで食事ができるのだが、ここが実はそばのお替りし放題メニューがあってそれも選べるという親切設計。

・・・緊急事態宣言で使えません。期限は延長されていたので明けたら食べに行くか・・・

あぁ、ちなみに後日の検診結果は「痩せろ、暴飲暴食するな」と要約したらそんな結果でしたよ。

ではでは次回に続く。

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