第二章の④:どこにも行けぬ

さて、困った。せっかくのゴールデンウィークだというのに、緊急事態宣言でどこにも行けない・・・

妻と子供はインドア派なので、ほとんど苦痛にしておらず動画を見たりゲームをしたり。ゴロゴロゴロゴロしている。うらやましい・・・

私は完全に外に出ないと駄目な派なので、緊急事態宣言を受けシャッターの閉まった街をうろうろしながらPokémonGOをしていたのだが、人が多い(笑)

行く場所ないのに、よくもこれだけ人が出てくるものだと感心するくらい神戸の街も人が多い。最初に1日ぐらいだったのではないだろうか?ゴーストタウン化していたのは。

それすらおそらく私の知らないところでは人が大勢出ていたのだろうが・・・

確かに多くはないが、それでも昨年の第一弾の緊急事態宣言からすれば格段に人が多くなってしまっていた。これは、もう完全にコロナ疲れだなぁ・・・等とぼんやり思いながら、ポケモンを捕まえるだけの私は特に当てもなく、なるべく人通りの少ないところを選んで歩き回り、連休中も何とかアクティブに過ごしていた。


それでも退屈!


やはり、こういう状況で外出していても殆ど面白くない。ウィンドウショッピングもできず、遊ぶこともできず。

結局は歩き倒したら家に帰って、家の片づけと晩御飯の献立に頭を悩ませる日々。

それにしても片づけと言うやつは何故こうも次から次へとやりたいことが出てくるのだろうか?

普段とっ散らかっている部屋のことなど何も気にしないのに、こういう状況で時間に余裕ができると、あちこち目についてしまう。

家具のレイアウトが気に食わない、ケーブル類が乱雑だ、これはもう使えないから次の不燃ごみで捨ててしまおう・・・そうそう、前にも書いたように私の地域では不燃ごみは2週に一度の回収なのだが、もう不燃ごみはないぞっ!と思って出した後に必ず、ちまっと部屋の隅から出てきたり、ゴミの出し忘れに気づいたりしてしまう。

これはマーフィーの法則になかったか?どうだろう。

そして、必ず思うのが「外出して片付けようにあれを買おうと思っていたのに忘れた!」もしくは「片付けするのにあれが必要だった、買っておけばよかった!」と、必ず帰宅してから買い忘れや何やかやに気づくのである。

それもほぼ毎回。さすがにメモを取ってからそれは少なくなったが、メモを取っていても帰宅してから「これがあればよかった」とメモにないものに気づいてしまうという・・・

そして、片付けが進むと次に思うのが「新しい家具が欲しい・・・」とか「新しい便利グッズが欲しい・・・」などである(笑)

もちろん、もうすぐ退職するのでそんなことはなるべく控えるのだが、これが意外と考えとしては頭に浮かんできてしまう。安易に買うと、数年後に「邪魔」となりかねないので、とりあえずは欲望を抑え込んではいるが。

そういえば、片付けの時に厄介なものが一つ。


乾電池


である。期限内未使用などであればまだよいのだが、家電に装着したまま放置プレイで何年も経過した電化製品が出てきたとき、頭をよぎるのは「液漏れ」の3文字である。

大体アルカリ電池は予想通り液漏れした挙句に乾いて結晶化してしまっている。

実はこのアルカリ電池の液漏れ、液体に直接触れると体に害があるので気を付けられたし。液漏れを起こしている場合は使い捨てのゴム手袋などで手を保護して回収して自治体の処分方法に従う事。乾いていればあまり問題はないが、それでもテープできちんと密閉して捨てるようにした方がよい。

今回もやはりというべきか、液漏れ電池は複数遭遇した。

おまけに、デスクの中や棚の奥から使用期限は残っているが使えるかわからない電池が多数転がりだしてくるという・・・

頭にきたので、ネットショップで電池テスターと、複数のサイズの電池をまとめて収納できる電池収納ボックスを購入して、徹底的に整理してしまった。

おかげですっきり・・・と思って今これを書きながら気づいたのが、ロフトにある細かい家電の電池・・・もう何年動かしていないだろうか。

さて、また掃除か・・・次回へ続く。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る