第二章の③:大掃除でなんか出てきた
前回も書いたように、荒廃した自室と寝室の大掃除開始。こりゃもう腐海と言っても差し支えない・・・。敢えて良いところがあるとしたら、生ごみがないところか。
生ごみなどあった日には、もう汚部屋以外の何物でもなくなってしまう。
幸い悪臭もなく、どちらかと言えばガラクタのとっ散らかった部屋と言った部類に分類されるであろう部屋であったので、まぁ掃除そのものは抵抗はなかった。
ただ、前回書いたような処分に困るライターや、大昔に獲得したクレーンゲームの景品の様に微妙に処分しづらいものなど、色々出てきた。
おかげさまで今回久方ぶりにフリマアプリに出品することになったのだが、これが意外とめんどくさいうえに利益が少ない。
特にクレーンゲームの景品や、コンビニ・量販店のキャラクターグッズの景品類は単価もそれほど張らず、フリマアプリの手数料や梱包資材、発送料金などを勘案すると手取りがほとんどないどころか、資材代などが持ち出しになるような金額になる。
実際、小さくても高単価になるような家電やそのサプライ系などは多くなかったため、今の所収支は若干プラスと言ったところだろうか。
本来売れてほしい高額家電類は、やはり値下げを待っているのか、簡単には買い手がつかない。売れてほしい金額と実際売れる金額のバランスが非常に難しい物であるとは感じた。
本職の営業マンであっても、私の場合は仕入れ(バイイング)はほぼ未経験なので感覚がつかみづらいなぁと言ったところ。
それでも、ある程度かさばる不用品が処分できて、残ったものもコンパクトにまとめられたので、ある程度は部屋が片付いてきた。
ただ、売れてくれないと結局はまとまっていると言っても部屋の隅に積みあがっているような状態なので、非常に困る。早く売れてほしいものだ。
後、今回のように断捨離をする際には自分自身の感情面への非情さが必要(笑)。
思い出の品だから・・・懐かしい・・・等と言っていると、処分がどんどん後回しになり結局処分できなくなってしまうので、今回思い切ってとことんまで売り切ってしまう方向で頑張ってみている。
意外と処分に困るのが漫画、書籍の類だ。特に仕事関係で使っていた専門書や、能力開発系の書籍類などは新品で綺麗であれば売りにも出せるのだが、結局仕事で使っていたという事で古本屋でも売りづらいような状態のものも数多くあり、同業他社へ転職したらどうしようなどとも考えると思い出の品以上に手放すことが難しい品物であることが改めて分かった。
一冊数万円するような書籍でも、汚れや使用感が強ければ売ることもできないし、意外と困る。
それでも、いろいろと部屋を整理していく中でどんどんきれいになっていく自室を見るのは気持ちがいいものだ。仕事に忙しかった時には「邪魔だな」程度にしか思っていなかったガラクタ類も、いざ仕事を離れて改めて部屋を見渡してみると、「何とかしないとこの部屋では仕事もやりたい事も転職活動もできない」様な荒れ果てた状態となっていた事に気づかされた。
また、こうやって部屋を掃除していくと意外と必要なものも見つかるのが世の常。
以前購入したはいいが、放置状態であったマーケティング関係の書籍やビジネス関係の書籍などを改めて手に取れるように整理し、気軽に読めるように整頓していく。
そして要らない雑貨類などを処分し、部屋がすっきりしてくると精神的にも気持ちが上向きになってくるものだ。
バッテリーの劣化などで使い物にならなかった家電類を整備して使えるように再生したり、改めてデスク周りの品々を整理して、使いやすいように配置しなおしたりと、プチリフォームのような気分で身の回りがきれいになると溜飲が下がり、転職活動にもやる気が出てくる。(おそらくは年齢でへこまされることになることも多いだろうが・・・)
やはりというか、当たり前と言うか身の回りを身ぎれいに保っておくことの重要性を改めて認識した大掃除であった・・・続く
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます