応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • voyantへの応援コメント

    文芸部へのご参加、ありがとうございます。

    家憲に従って砂漠を旅する「おまえ」の孤独な道程と、その果てにある若くして亡くなった妹への祈り。二人称で語られる厳かな文体と、砂漠をゆく旅の静けさが、まるで古い予言書や異国の巡礼記を紐解くように美しく胸に染み入る作品を、静かに拝読いたしました。

    ■ 全体を読んでの感想

    「おまえ」という二人称によって描かれる世界が、読む者をそのまま砂漠の乾いた空気と孤独の中へと引き込んでいく力強さを持っています。

    旅の途中で出会う人々との無言の触れ合い、カカオのような匂いを放つ獣たちとの旅路、そして目的地である神殿へと至る一連の描写が、非常に精緻で詩的です。

    旅の目的が、若くして死んだ妹の遺骨である「一対の鎖骨」を奉るためであると明かされる瞬間の静かな衝撃、そして神殿での祈りのあとに驟雨が駆け抜け、空に虹が架かる美しい幕切れには、言葉を超えた魂の救済と深い哀悼の余韻が満ちています。

    ■ お題「会話文(「」)の封印」と描写の活用について

    本作は、会話を封印することによって、お題の持つ「引き算の魔法」を「孤独な巡礼の沈黙」として極めて文学的に昇華させています。

    ・言葉なきやり取りが生む巡礼のリアリティ
    旅の道中で出会う人々や、目的地までの案内人との間に「」で囲まれたセリフはありません。しかし、心付けを渡す、銀の指環や鳥の玩具を贈る、髪を撫でて腕環を与えるといった「沈黙の行動」そのものが、言葉以上に相手への深い敬意や感謝、そして旅人としての確かな情愛を物語っています。

    ・五感を刺激する圧倒的な描写力
    セリフを徹底して排した代わりに、読者の感覚に訴えかける豊かな描写が、言葉のない空間を鮮やかに彩っています。「剝き出した歯のように宝石を嵌め込まれたオレンジ」というハッとするような視覚表現や、「湿り気たチョコレートの匂いを放つ生きもの」といった独特の嗅覚表現が、まるでその場に立ち会っているかのような生々しい質感を運んできます。かつてみんなで練習した五感の表現が見事に息づいており、言葉の空白を補って余りあるほどの奥行きを感じました。

    ■ 最後に

    静かな沈黙の旅路の果てに、驟雨がすべてを洗い流し、虹が架かるラストの光景に、言葉のない世界の圧倒的な美しさを感じました。

    「語らないことで、余白がより深く語り始める」という今回の魔法を、これほどまでに気高く、美しい文学的な物語として体現してくださり、本当にありがとうございました。

    また部室にて、あなたの紡ぐ、深く静かな世界の物語に出会えるのを心より楽しみにしております。

    作者からの返信

    ご閲読および丁寧な講評に感謝します。
    ありがとうございました。
    (古い作品で失礼しました🌈💧)

  • voyantへの応援コメント

    企画へのご参加ありがとうございます。
    不思議な余韻が残るというか、絵が立ち上がる感じがテーマの多さとは違う心地よさを感じました。

    作者からの返信

    ご閲読ありがとうございました🌈
    (古い作品で失礼しました💧)

  • voyantへの応援コメント

    拝読させて頂きました。

    2人称の小説は初めて読みました。面白いですね。

    語彙の豊富さに脱帽です。勉強になりました。ありがとうございました。

    作者からの返信

    ご閲読まことにありがとうございました m(_ _)m 💕

  • voyantへの応援コメント

    企画へのご参加、ありがとうございます!

    一番最初に読ませていただいたのですが、1作目からとんでもないお宝を引いてしまった……!隙間なく詰まった文章の圧力に最初はビビりましたが、気づけば最後まで読んでしまっていて、それなのにものすごい密度のお話で!!
    この「二人称」の使い方はずるいです!脳内に直接語り掛けられているような(まさにハクが千尋に話しかけるあの感じ!)強烈なゾクゾク感のなか、自分自身が異国を旅している感覚に陥りました。この短い文字数で一本の映画を観たような満足感です!

    作者からの返信

    ご閲読まことにありがとうございます。

    作者の中の設定としては、
    これは身体が不自由だが透視能力のある(?)兄が
    弟をお使いに出す話で、
    旅のガイダンスになっている……はずです。
    フワッと遠くへ出かけた気分を味わえるのも
    小説を読む愉しみの一つかな、などと考えております。

    古い作品で失礼しました💧

  • voyantへの応援コメント

    企画からお邪魔します。

    すごく光っていました。以前にオンブロフォビアを読ませていただいたのですが、まったく違った試みでだけど狙いとスキルがどんぴしゃ決まってて気持ちよかったです。

    できるだけ突飛な企画をし続けているので、また是非読ませてください。

    作者からの返信

    ご閲読ありがとうございます🌈
    古い作品で失礼しました💧

  • voyantへの応援コメント

    言葉選びが凄く好きです!

    こういう文章を、二人称小説というんですね。初めて読みましたが、新鮮で独特な雰囲気を味わうことができました。

    素敵な小説をありがとうございました!!

    作者からの返信

    ご閲読ありがとうございました🌈✨

  • voyantへの応援コメント

    企画へのご参加ありがとうございますっ!!!🥳- ̗̀🎁 ̖́-

    状況や場面の説明的な台詞がないのにもかかわらず文章を読んでいくと頭の中に次々と情景が立ち上がってきて、これぞわたしの読みたかった作品……!ってなりました❣️

    作者からの返信

    “解像度の高い叙述”を心がけております。
    ご閲読ありがとうございました!🌈


  • 編集済

    voyantへの応援コメント

    二人称という先入観が無ければ、
    弟か息子か…或いは親の無い養子に取った男の子へ、旅と試練と喜びを与える物語の記録にも思えます。

    殺伐とした雰囲気かと思いきや、
    豊かではなくても人情味のある雰囲気が伝わってきます。
    南米か、内モンゴル自治区か…或いは中東か……
    知識の貧相な私には、そんな地方の紀行情景が浮かんでしまいました。
    二人称、ということは……誰か言われたわけではなく、
    あのお茶挽の痩せた娘は自分で選んだんですね✨
    何となくそこに、彼の人柄を感じました✨

    先入観無しで読むのが好きなのでリアリタイムではない時に読めたことが
    私には幸運でした✨

    素敵な物語をありがとうございます✨

  • voyantへの応援コメント

    初めてお目にかかりました。
    オール二人称だと、不思議な雰囲気が出ますね!
    それとも、語彙力が凄いからかな?

    作者からの返信

    ご閲読ありがとうございました!
    (古めの作品で失礼しました……💧)

  • voyantへの応援コメント

     二人称小説……恥ずかしながら初めて目にしました……!
     なんだか不思議な感じがしますね。自分自身が物語に入り込んでいくような感覚……。
     正しい表現法が思いつかないのですが、抽象画を見た時の感覚に近いものがあるように思います。興味深いです……。

    作者からの返信

    二人称小説は、
    読む人が何者かに呼びかけられる感覚を味わうことに
    なるので、何となくお尻がムズムズするような、
    座り心地が悪くなる風な感じがするかと思います。
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E7%A7%B0#%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E4%BA%BA%E7%A7%B0%E5%B0%8F%E8%AA%AC

    私は結構好きです(笑)。
    ともあれ、ご閲読まことにありがとうございました🌈✨

  • voyantへの応援コメント

    对不起,我是中国读者。因为不会日文,只能使用翻译软件进行交流,意思有误的地方敬请见谅!
    第二人称小说,在我的理解中就是观众视角或神明视角。通过观众或神明的讲述成就的故事。不知道这样的理解是否准确?
    几年前曾经突发奇想写过这种视角的故事。当时分别按照第一人称、第二人称和第三人称写了三个短篇的故事。然后合在一起成为了三部曲。并且在今年也发在了kakuyomu。
    今天浏览自主企划的时候看到了您的这个企划。感觉十分的亲切。
    但是,由于三部曲并不是全部都是以第二人称完成的故事。我也可以参加您的企划吗?





    すみません、私は中国の読者です。日本語ができないので、翻訳ソフトを使ってコミュニケーションをとるしかありません。
    二人称小説は、私の理解の中では観客の視点や神の視点です。観客や神様の話を通じて成し遂げられた物語。このような理解が正しいかどうか分からない。
    数年前にこのような視点の物語を書きたいと思ったことがある。当時はそれぞれ一人称、二人称、三人称に沿って3つの短編の物語が書かれていた。そして合わせて三部作になりました。そして今年もカクヨムに配布されました。
    今日、自主企画を見ていたらこの企画を見ました。とても親切な感じがします。
    しかし、三部作がすべて二人称で完結した物語ではないため。私もあなたの企画に参加してもいいですか。

    作者からの返信

    すみません、私は日本語しか読み書きができない日本の読者であり作者です。
    二人称小説とは主語が二人称の小説を指します。
    「あなたは●●します」「きみは■■だった」といった文章によって構成されます。
    〈神の視点〉は三人称小説に該当すると思われます。
    「彼は笑った」「彼女は怒った」といった文章による小説です。
    尚、企画立案者は私ではありません。

  • voyantへの応援コメント

    『不思議な世界観』の企画に参加してくださりありがとうございます。

    二人称視点のストーリーの面白さを実感させられました。
    描写が詳しく、独特な世界観に浸れました。
    映画のように頭に風景が浮かんできます!

    とても勉強になります。
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    ご閲読、まことにありがとうございました m(_ _)m 💕!


  • 編集済

    voyantへの応援コメント

    弟「ごめん、もう一回言って」🙏

    作者からの返信

    (笑)!!

    ご閲読ありがとうございました!

  • voyantへの応援コメント

    圧倒されました。その才能に嫉妬するほどに……。

    作者からの返信

    二人称小説自体は決して目新しくありませんが、
    今のところ最新作ですので、
    これを参加させてもらいました。
    (こんなことやってる人は少数だろうな……と思いつつ)
    ご閲読ありがとうございました!

  • voyantへの応援コメント

    週刊カクヨムさんより参りました。
    なんというかこれぞ読書の楽しみ、というものを堪能いたしました。書き手の溢れ出る想像力に存分に浸れるとともに、文脈もリズミカルで気持ちよかったです。

    作者からの返信

    ご閲読ありがとうございます。
    たまに成立する「お筆先小説」です。
    あまり深く考えず「語り手」の声に耳を貸して、
    聞こえたとおりに文章化した……といった感じでした。
    いつもこんな調子で短いお話をサクサクッと
    書けたらいいのになぁ、と思います。

  • voyantへの応援コメント

    こんにちは。
    自主企画「週刊カクヨム」を毎週企画している戸﨑享と申します。

    今回は自主企画「(週刊カクヨム企画) KAC20211~KAC202110に参加している傑作募集!」にご参加いただきありがとうございました。

    今回参加していただいたこの作品を、企画主的ピックアップ作品として紹介させていただくことにしました。

    万が一、掲載を辞退したい場合は私に連絡お願いいたします。

    作者からの返信

    毎度ありがとうございます。
    どうぞよろしくお願いいたします m(__)m【礼】

  • voyantへの応援コメント

    さっぱり分からないのに、というより、これが何なのか判断がつかないのに、何となく好きです。

    作者からの返信

    これは二人称小説です(笑)。
    雰囲気を味わっていただければOK。
    ご閲読ありがとうございました!

  • voyantへの応援コメント

    こんにちは!
    興味を以って読ませていただきました。
    背嚢とかコンパートメント席が程よく配されていて、古代や異国ムードに浸りやすくて・読みやすくて、読者の感覚に通じてらっしゃるのを感じました。
    また読ませてくださいね。

    作者からの返信

    たま~に書きたくなる異郷系といったところです。
    ご閲読ありがとうございました!

  • voyantへの応援コメント

    読ませていただきました。
    二人称小説……って、こういうことなんですね。

    預言者の語り的でとっても敬虔な気持ちになりますね。

    作者からの返信

    タイトルが示しているのは、
    隅々まで見通せているが身動きの取れない語り手、
    なのでした。
    ご閲読ありがとうございました!