家族について

廃月よる

第1話

私の家族について少し語る。

私は家族が嫌いだ。

養ってくれている親にそんなことを言うなんて、

と思う人も多いのかもしれない。

がきちんとお金を払って虐待などをしなけれればいい親、というのは間違っていると思う。

それを踏まえてもう一度言う。

私は家族が嫌いだ。何なら家族とも思っていない。

それでも暴力等を振るわず、養ってくれる母には感謝はしている。

だからといって愛することなどできやしないのだが。


家族1人目、母。

私にやたら干渉してくる。

弟を溺愛している。

あなたが愛しているのはあなたの理想通りに曲げられた娘なのに。

自傷行為を知られたとき思い切り怒鳴ったことを私は許さない。

部屋に入ってくるし、私のもの漁るし、バカにしてくるし、カッター奪うし。

偽善者ってこいつのためにあるような言葉。

私はこいつだけは一生許さない。

何があってももう二度と、愛せない人。


2人目、弟。

うざい。

とにかくうざい、そして小学生のくせにドM。

母親のこと好きすぎていつもイチャイチャしている。

ただひたすらに気持ちが悪い。

それしか言えないほどに。

ありえない気持ち悪さな上に、亭主関白でその上ぶりっ子。

気持ち悪い。何度も言うが気持ち悪い。

もうリアルに吐き気がするレベル。

自分の思い通りに行かないと嘘泣きする。

嫌いだけど、それ以前に関わりたくない。



なぜ、3人目がいないのか。

私には父がいない。幼少期から虐待を受けていて逃げるような形で母と弟の三人で逃げてきた、というのが表向きの理由。

表向きってなんだ?と思うかもしれない。

これは嘘だから。本当はあれは虐待じゃなかった。

私が首を絞められた、とされる日に私たちは逃げ出した。

実際は顎を持ち上げられただけだ。

そう、これは嘘なのだ。「でっち上げ」。

リモコンなどは投げてくるような父だがそれは私が学校をサボったからだったり、そこには必ず何かしらの理由があった。

逃げ出した?いや私は飛び込んでしまったんだ、地獄に。

幸せになれると思ってたんだ。

希望が満ち溢れていたし、狭くとも新しい片付いた部屋にひどく興奮していたのをはっきりと覚えている。

これが地獄の始まりだなんて、思わなかったから。


虐待とか今は受けていないです。

だから大して家庭環境が苦しいようには見えないと思います。

ただの反抗期と言われるかもしれない。

それでも、私が今辛いのは事実だから。

みなさんどうか、自分の辛さを肯定してあげてください。

辛さは自分にしかわかりません。

だから、自分は辛くないんだと否定しないで欲しいです。


長々とありがとうございました。

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