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今回も、すごく分かり易いです。
田沼意次も、農業を「軽視」した訳ではなく、印旛沼の開墾など新田開発にも意を用いているのですけど、どちらに比重を置いたかの話ですよね。
オランダは、慶長以来、日本との交易を独占していた訳だけれども、イギリス他の国も、いつまでもそのままでいる道理もなし、時代は常に動いて行きます。
現代だって、財政均衡が良いのか積極財政が良いのかは議論の分かれる所。
コンピュータもない時代に、経済のかじ取りをしようとした先人たちの偉大さの上に、今日の私たちの日本はある、その事を、長州出身の安倍晋三どもはよく知るべし!!
そろばんの一つも自分で弾いてみやがれ! てなもんです。
ごきげんよう、何事も中庸がいいんですね、やっぱり。
厳しくすれば反動が大きいですね。
定信さんになって田沼さんの評価が上がったというお話はよく聞きます。
まあ経済政策に関しては、緊縮財政は必要でしょうが、貨幣経済移行は少し早すぎだとしても、ハードカレンシーが米という時代からの脱却は必要でしょう。
この頃から幕末の動乱に向かって加速が始まるんですね。
作者からの返信
おだしのぶさん
いつもコメントありがとうございます。
なんでもバランスを取るのが一番難しくて、大事だと思います。
貨幣経済以降のタイミングは、たしかに難しかったですね。タイミングが早かったのかもしれませんが、私達のお給料が米で支払われても、困ってしまうので、いつかは移行しないと、いけなかったとは思います。
分かりやすくて勉強になります。東さんが社会科の教師だったら楽しかっただろうな(笑)