書籍化の夢が叶って満足、スランプということもあって主人公は小説を諦めようとしています。欲がありませんな。わたくしならガッポリ稼ぐまでやめようなんて思わないことでしょう。だって、一度は本になったのですからね、二度目三度目も期待できるというもの。ツマらなくたっていいから書いて投稿しておけと思います。作者はツマラナイと思っても、読者は面白がってくれたりしますからね。え? わたくしの小説ツマラナイって?おもてへ出ろ! お詫びしてやる。
主人公は書籍化を果たしたが、スランプ中のカクヨム作家さん。書けないうまりあまり、書籍化というゴールも果たしたしもう読む方にシフトするかと考えちゃったり。でも他の人の作品を読んで、自分の中に産まれた気持ちは?物書きなら誰でも憧れる作家デビュー。けれどそれはゴールじゃない。すでにデビューされた作者からのメッセージ性のある短編です。まだデビューされてない方も、デビュー済みで同じ症状に苦しんでいる方にも是非とも読んで欲しい作品です。
去年、書籍化された作者様。そして、それから数ヶ月たった今、極度のスランプに陥っていた。そんなときに考えを変えてくれたカクヨム。作者様ならではの思いがいいです。