第5話 刺客


 戦争で人は死ななくなった。

 大きな争いでは、必ず人間は安全な所にいなければならない。

 そう定められるようになった。


 人間の命が失われると、経済が停滞する。すると、国の力が少なくなる。

 立場が大きくても小さくても、人の命は大切な命だからだ。


 けれど、どんな事でもルール破りが出てくる。


「死ね、王子!」


 物陰から男性が走ってくる。


 王子を狙った刺客だ。


 どんな戦争でも、率いる頭がなければ負けてしまう。


 おそらく現在戦争している国の、どこかが放った資格だろう。


 相手を特定できないのは、敵が多いから。


 この国の地下には、豊かな資源があるため、周りは敵だらけだ。


「王子、下がってください!」


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る