第19話【年の暮れ】
それから数日後、
そして、そんな練習暫く続いた12月の暮れの朝。
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「師匠、今日は、何をしましょうか?」
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「そうだな。
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「門松?あぁ、もうそんな時期ですか、、、。」
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「もし年の暮れか。俺たちがこの小屋に来てからもう、1ヶ月以上経つのかぁ~早いなぁ~。」
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「明日、村に一度帰るぞ。小波に手紙で明日帰るともうすでに伝えてある。」
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「正月か。楽しみだ。」
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「そりゃあーもちろん、村人全員でやる餅つきかな。餅つきは子供達が喜ぶし、今年もワタシと兄上で餅をつく係をしよう。」
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「よっしょあ!今年も沢山つくぞ!そう言えば、今年は、ホタルも舞を踊るのか?」
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「あ、そうだね。ホタルも12才だから、今年は踊るはずだね。」
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「あ、東の村では、新年に銀青竜様に一年間の感謝と村の豊富を願う舞を12才から17才の女の人が踊るんですよ。」
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「なるほど。東の村の伝統の舞躍りってわけだな。」
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「楽しみだぜ~。ホタルが綺麗に化粧して、
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「、、、っさ、お前ら、早く仕事に取りかれ!」
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「いや!違うんだぜ、師匠、
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「
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「はい!!!」
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「早く、掃除しろ。」
冷静な口調で言った。
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「は、はい!!!!」
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