小ネタ4 (少女的な、あまりに少女的な)
※星4.5以上のガチャキャラであるラブリのネタバレが含まれます。ご注意下さい。
(取り敢えずは……この5人でいいか。)
次元戦艦・合成鬼竜。
そのデッキでアルドは編成する人間を選びだし、彼らを呼ぶ。
「ソフィア!」
「何、私の力が必要になったの?」
「ああ、ちょっと協力して欲しい事がある。」
「シエル!」
「どうしたの、お兄ちゃん。」
「お前に手伝ってもらいたい事があるんだよ。シエル。」
「ラブリ!」
「もうっアルドン! ラブリンは、これからお料理作ろうとしていた所だったですよ~~。」
「そっか、ごめんな (良かった! 図らずも被害者が出かねない事態を防げた!!)。」
「ルイナ!」
「……………何?」
「ちょっと頼み事があるんだ。」
「そして―――――マナ!」
「私を呼んだ? アルドさん、どこか連れてってくれるの?」
「いや……すまんがちょっとだけ、手間を取らせる。」
「―――――よし、これで全員揃ったな。」
呼び出した面子をアルドが確認する。
「アルド。私たちを戦力として呼んだの? それとも別の用事?」
「火属性が二人。水、風、土が一人づつ。無属性のサポート専門家が一人で、このパーティはとてもバランスがいい。」
呼んだ目的をソフィアが尋ね、ルイナが淡々と現在の戦力を分析する。
「いや、戦闘は必要ない。ちょっと確認したい事があって、お前たちを呼んだんだ。」
「戦闘じゃない……ってじゃあ何のためにラブリンたちを呼んだです~~~?」
「ああ、うん。みんな……ちょっと、ついて来てくれ――――――――」
「―――――――――――お前たちが礼儀正しくお願いした時でも、アイツが『合成鬼竜Z』になるのか検証したい。」
「この大ボケナスっ!」
下らない実験のために彼女達 ―――――女の子、即ち少女と呼ぶには少し難のある事情を持つ者達―――――を呼びつけたアルドの頭を、ソフィアが手にした鎌で容赦なくぶっ叩く。
ルイナは何の事か分からないと言った顔で、立ちん坊のままだ。
マナは発狂した。
(最後の一文が書きたかっただけです。推定戸籍年齢4X歳。『女の子に礼儀正しくお願いされたら嫌とは言えない 漢の中の漢の艦』ですが、彼がZ化する条件は『種族を問わず、少女(20才未満の女子)が礼儀正しくお願いした時』という認識で正しいのでしょうか? 男の子でもシエルちゃんなら、さらっとZ化するかもしれませんが。)
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