演奏会のあと、部屋にもどってきて匠とふたり飲みの準備をはじめます。緊張のあとのリラックス、なんともいえない開放感です。世界との境界となる肌がなくなり、体が中からアルプスの草原に噴き出てゆきます。ホラーですね。いや、体の中身はきれいな光の粒だからファンタジーです。現実は、スライムになっていますけれど。もう匠にしなだれかかってしまいます。(かかってない)こんなところを小説に書かれてはあとで恥ずかしくて引きこもりになってしまうかも。新型コロナ感染が拡大しているからちょうどいい。