第9話

「私は稲荷いなりくんって呼んでます。彼がどういうものなのか、私には分かりません。たぶんここに住んでいるんだと思います。稲荷神社の神様、狐の神様なのかなとも思うんですけど、彼はしゃべらないので、本当のことは分かりません」


 お茶を飲みながら小此木さんはそれまでのことを話してくれる。私たちに並んで、「稲荷くん」は、お土産の油揚げをもしもしと食べていた。彼が幽霊のなかま、というか、つまりはそういう系の存在なのはわかるんだけど、普通に油揚げ食べてるのは一体何なんだろう?あっち側のものがこうしてわたしたちと同じものを食べているのを見るのは初めてで、ときどき彼がただの人間のように思えてしまったりもするのだった。


「やっぱり海野さんは稲荷くんを食べに来たんですか?……吉川先輩から聞いてます。海野さんは幽霊を食べるんだって」


 私の情報が、というか噂がよっぴーから流れていることに不快感を感じないわけにはいかないんだけど、まぁそれは小此木さんや佐久間さんに言ってもしょうがないことなのでスルーする。


「ここに何かがいて、それが小此木さんを苦しめているならそうするつもりだったんだけど……なんかあなたたち、仲がいいって言うか」


 稲荷くんが小此木さんの袖をくいと引く。小此木さんは「はいはい」とさっきのおしるこ缶を彼に手渡す。渡す前にはしっかり缶の蓋を開けてあげる。付き合ってんの?


「海野さんが話の分かる人みたいでよかった。彼は、稲荷くんは悪いものじゃないんです。私を傷つけたことなんか一度もないんです。学校は確かに行けてないけど、それだってよくないのは分かってます」


「いいよ。学校のことは私には関係ないから。小此木さんと稲荷くんの関係が知りたくてきただけだし」


「私たちの関係……?」


 稲荷くんと小此木さんがふと見つめ合う。稲荷くんは顔色一つ変えないけど、小此木さんはお腹の底から上がってきた熱っつい血が心臓にプッシュされてさらに加速。ぶわ~っと顔面までのぼってきてもう真っ赤。かわいいね。


「ちょっと待っててね」私は小此木さんに言って離れる。


 オオガミさんは電話にすぐ出る。暇なんだろう。


「なるほどねぇ~。素敵じゃない? お狐の神様と女子中学生の恋愛なんて。私、けっこうそういうの嫌いじゃないかも~」お酒を飲んでるときの声がする。


「いや、そういうことを聞きたいんじゃなくて、専門家として意見を聞かせてよ。腐っても神職なんだからさ」


「もう腐りすぎて先代のころから掃除しかしてない家系だからねぇ……。私の意見として言うなら、大丈夫だと思うよ。結局神様ってのは信じる気持ちで存在しているものだから、小此木ちゃんがその稲荷くんを心から信じて、神社の掃除とかお供え物とかをちゃんとしてくれるんなら、その稲荷くんはずっとそこにいてくれるんじゃない?」


「だからそうじゃなくて、このまま放っておいてもいいのかってこと。小此木さんは普通の女の子なんだよ?人間ですらない顔だけのイケメンに心を奪われてんだから、状況としてはやばいでしょ?」


「涼子がを言おうとしてんのかわからないけど、人間じゃないものとしての危険さを計るんなら、あんたしかその指標はないんだよ? 専門家ってさっき言ったけど、私なんかよりあんたや麻衣子のほうがずっと深くにいるんだから。あんたがわかんないことは私にもわからないわよ」


 深くにいる。その言葉に私はいちいち反応したりしない。


「大人としての意見を聞きたいって言うなら、今起きていることに問題は対してないわよ。その人外イケメンはいつか彼女の前から消えるだろうけど、それでいいよ。女は男に騙されてからはじまるんだから」


 それでいいの?大人。でもオオガミさんの言うように私には稲荷くんには敵意みたいなものを感じないし、離れたところから見る二人は完全に二人きりの世界に入り込んでいてすごく幸せに見える。いいなぁ。しみちゃんが起きたらあんな風にできるのかなぁ。私がしみちゃんに缶のフタを開けて渡すんだ。そうしたらしみちゃんは「ん、ありがと」とかいってそれを受け取ってなんでもないように飲む。みたいなことになるのかな。


 私は妄想で心を温めて、もう少しだけ小此木さんや稲荷くんに優しくなれるような気がする。いいじゃん!愛し合う(?)二人なら、できるだけ一緒にいればいい。オッケーオッケー!


 私は電話を終わらせて、二人のところに戻る。挨拶して帰る。一応小此木さんともLINEを交換する。問題なし!まだ時間があるし、しみちゃんのお見舞いにでも行こうかな。


 佐久間さんに「小此木さんは大丈夫。そのうち学校にも来ると思うよ。今度いっぺん会ってみたら?」と連絡を入れておく。これで終り。誰かが死んだりいなくなったり呪われたりなんていうことは起きない。意外と問題というのは簡単に片が付くようなことで、というか問題だと思っていたようなことが実はたいした問題ではなかったりするのだ、というのが今回の教訓だということにして私はこの件を頭の中の解決済みの箱の中に投げ込む。一件落着じゃ!わはは。


***


 放課後。私はしみちゃんの病室で半分寝そうになりながら本を読んでいる。図書館で借りてきたのは柳田国男の『遠野物語』。東北のお化け系の昔話を集めた本で、古語でめちゃくちゃ読みにくいが何となくノリで読むと結構いけたりする。わかんないとこは飛ばしてるのもあるかもしれない。遠野物語には狐の話が何個かあるんだけど、そのどれにおいても、狐は人間を騙したりからかったりとで、いいものだとはされていない。ふぅ~ん。でもまぁめっちゃ古い話だし、遠野物語は作り話かもしれないけど、稲荷くんは私が実際にあって雰囲気掴んできてるし、二人がちゃんと絆を結んでいるのは確かなわけなんだからさ、と考えていると佐久間さんから電話。


「あの、ちょっと来てもらっていいですか? 例の、理沙の通ってる川沿いの神社?あのさ、あの、ほんと急いでもらっていいですか? 説明してほしいんですけど」


 佐久間さんの声はその動揺を私に伝えている。私はしみちゃんを見る。しみちゃんは静かに眠っている。ねぇ。また悪いことが起きるのかな。しみちゃん。こっちはまだまだ大変みたいだよ。


 例の神社に向かっている途中で、私はやはりなんだか腹が立つ。というのはつまり、何が起きたのかは知らないけど私を責めるような口調で電話してきた佐久間さんに腹が立っているわけで、「いや、あんたなんにもしてないでしょ」と言ってやりたいんだけど、彼女の、私に責任を押し付ける幼さみたいなものに対してはすでに大人の対応をするつもりでもいたので私はもやもやした気持ちだけを抱えて川沿いの稲荷神社に向かう。大人になるというのはこういうもやもやを大事に抱えて生きていくことなのだ。と直観したりもする。


 腐りかけの木材で作られた祠の裏には、背の低い木が茂っている。そしてそれに隠れるようにして、山積みになった油揚げとお汁粉の缶が捨てられている。


 小此木さんと会うことに決めた佐久間さんが見つけたのはそういう光景で、私はちょうどそこに合流する。かなり寒くなってきた十二月の空気はそう簡単に食べ物を腐らせたりはしないけど、その生ごみがどっさりと放置されている様子は私たちにある種の臭いを感じさせる。危険の臭い。


「これってやばいですよね? 普通こんなことしませんよね? これって理沙がやったってことなんですか? 理沙はこれを私に見せてどうするつもりなんですか? 理沙はどこにいるんですか? あの子は本当にいま大丈夫なんですか? ?」


「知らない……わからない……」パニック。私も彼女もだ。


 何が起きてるんだろう?これはなに?この油揚げたちは一つだって開封されていない。私がこないだ持ってきたもののそこにある。確かに稲荷くんはそれを齧っていたはずだ。そこには、だれも口にしなかったお供え物が人目をはばかるように打ち捨てられている。これは小此木さんがやったことなのだろうか?お供え物ってこんな風に処理はしないはずだ。仏壇のお菓子だって賞味期限が近づいてきたら食べるのだ。違う。そんなことはどうでもいい。彼女はどこ?小此木理沙さんはどこにいるの?


 私はスマホから彼女に電話をかける。


「出ないんです。私だってもう何度も試してます。海野先輩、大丈夫って言いましたよね? これってぜんぜんやばいと思うんですけど、あの、どういうことなんですか?こんなことになってるのに、先輩、理沙を放っておいたんですか?」


 そうだった。直接会って再確認したけどこの子はかなりうざい。


「佐久間さん。人に何か言う時は、聞いた人がどう思うかを考えてからにしてね」


「はぁ? 誤魔化さないでください。責任逃れをしないでください」


 この女、いかれてる! 一回ぶん殴ってやろうとも思うけど、さすがに手は出ない。落ち着け。今私たぶんすごいブス顔になってるんだろうな。


 私は佐久間さんを無視して電話に集中する。でもこの子の言う通り小此木さんは出ない。神社の石段に腰掛ける。佐久間さんがぎゃいぎゃい鳴いているがそれはいい。私が何をしなければいけないのかを考える。小此木さんを見つける。彼女の無事を確認する。それは私がしなければいけないことか?行方不明なら警察じゃないのかな?違う。警察が見つけるのなら彼らが見つける。私は別の方向から見つけるだけだ。江藤奏多えとうかなたくんのときと同じ。他の人では歩けない道を私たちなら歩くことができる。 


 奏多くんのときと同じ? 私はトラウマ的にあの家でのことを思い出す。私は私なりに何かを取り戻そうとして失敗した。江藤響さんは死に、奏多くんは行方不明になった。しみちゃんはずっと病院のベッドの上で、この町には大きな呪いが残った。私が一生懸命何かをしようとした結果がそれなのだ。今度もそうなのかな。幸田さんも死んだ。彼は私を止めようとした。彼の言う通りにしておけば、いずれは適切なひとたちがすべてを解決していたのかもしれない。


 私は行き当たりばったりなのだ。大した能力も知識もないのに、気持ちだけで突っ走ってる。何もわからないままでどんどん物事は悪い方向に進んでいってる。私が悪いわけではないのは確かだけど、私が私として何かするのなら、私は私だけに自分の行動の責任をとらなくてはいけないはずだ。さっき佐久間さんが私に責任をとるように言ってきたのはまるでとんちんかんだけど、それは私が私に言うのであれば話は別で、私には自分の落ち度を追及する資格があって、義務がある。


 私は佐久間さんを連れて小此木さんの家に向かう。彼女は家にはいないだろうけど、なにかの手がかりはあるはずだ。


 日暮れを少し過ぎると、空は紫色になる。昔のひとはこの時間を「たそがれどき」と呼んだ。黄昏と書くとなんか詩的でかっこいいけど、たそがれというのは「かれ」なのだ。ちょっと離れたところに誰かが立っている。昼間ならすぐにわかる。それはオオガミさんかもしれないし、よっぴーやタカコかもしれない。お父さんかお母さん、ひょっこり小此木さんかもしれないし、見た瞬間に苦い顔になってしまう佐久間さんかもしれない。あるいはしみちゃん。でもその時間じゃ、私はなのかわからない。ひとが立っているのは分かるけど、それが誰なのかはわからないくらいに暗い。

だから私たちには、小此木家の前に立っている背の高いひとが誰なのかわからない。


 くすんだベージュのコートは彼のふくらはぎまで丈が伸びていて、それがたそがれの空気に溶け込んでいる。人が立っているのかどうかもわからず私たちは近づいていって、彼のすぐそばまできてそれが人間だったとわかる。高い位置にある頭はくるっと私たちのほうを見る。まっしろの顔とこがね色の髪の毛。稲荷くん!と私は連想するけど、彼は稲荷くんよりもずっと老けていて、もっとおじさん的な疲れを顔に浮かべていて、その青い瞳はいろんなものを諦めてきたことを隠そうともしない。てか外人。それは白人のおじさんだった。


「誰? 知ってるひと?」私は佐久間さんに聞くけど彼女は顔を横に振る。


「知らないひとです」


「こんばんは」

おじさんは吹き替え映画みたいにきれいな日本語を話す。わたしたちは声を出せず、ぺこりと頭だけをさげる。おじさんはそれに応じてまた頭をさげる。


「ここの家の子が迷子になったんだ。僕はその子を探しているんです。君たちの制服は迷子の女の子と同じだね。小此木理沙さんという女の子。何か知っていることがあれば、ぜひ聞かせてほしい」


 佐久間さんが反応した。「私の友達です。私たちも理沙を探しているんです」


「なるほど。少し時間が欲しいんだけど、いいかな?」


***


 駅前のファミレス。身長2m近い外人おじさんと女子中学生二人が同じテーブルにいるのは、なかなか珍しい光景かもしれない。英語のネイティブの先生と生徒、という風に見えなくもないかな?


 おじさんは自分をリチャード・浦野と名乗る。アメリカ出身の日系二世で34歳。本当の歳よりも老けて見える。職業は探偵で、とくに迷子の子供を探すことを専門にしているらしい。アメリカでずっと仕事をしてきたが、とある事情で日本に来たのだと話す。


「本来は別の仕事でこの町に来たんだ。でも迷子の子供を探すのは僕のライフワークなので、メインの仕事と並行して子供探しをしている。普段はお金をとるけど、この町に限ってはヴォランティアで活動してるんだよ。いろいろ事情があって」


 浦野さんはドリンクバーでとってきたペプシを飲んで、渋い顔になる。「ウッ、なんだ、これ?」テーブルの端っこにコップを置くともうそれには触らない。


「小此木理沙さんのご両親にはさっき会ってきたところだけど、さすがに子供が迷子になっているわけだから、精神状態がよくない。君らでは話にならないだろう。ほとんどの大人は子供の話というのを聞かないからね」


 まるで自分は違う、とでもいいたげだ。これは悪い見方なのかな?でも私たちにとって、どんなに優しいひとだったとしても大人は大人で、浦野さんだってしっかり大人なのだ。


「理沙はどこにいるんですか?」佐久間さんは単刀直入という感じでズバッと聞く。まぁそれは私も聞きたかったところだし、佐久間さんが聞いてくれて話が早い。


「それはまだわからない。僕も調べているところなんだ。君たちの話によると、理沙さんは不思議な人物と仲良くしていたようだね」


 稲荷くん。稲荷神社に棲みつくなにか。小此木理沙さんにだけ心を開いていて、人間でも幽霊でもないなにか。あっちの世界からきたもの。そして小此木理沙さんの好きな男のひと。私たちは――といっても佐久間さんは稲荷くんのことを見たことはないんだけど――口々に自分の見解を述べる。それは本当に起きたことについてではなく、私たちがみたものと考えたことと願っていることが、まったく区別されずにだらだらと垂れ流されるように続くかたちで、ただそれでも、浦野さんは真剣にその話を聞いて、たまにメモを取る。わ~探偵っぽい。


「小此木夫妻はすでに警察への相談を始めている。明日には正式に届け出が出されるだろうね。でもそれじゃあ見つからない。この世界には警察では探せない場所のほうが多いから」


「じゃあどうするんですか」佐久間さんが聞く。


「やり方は同じだよ。いそうなところに行って探すだけだ」


「じゃあ警察でいいじゃないですか」


「警察が探すのと君が探すのでは話が違うからね」


「はぁ? そりゃあ、全然違いますよ。向こうはプロですから」


「君が探すほうがずっといい。他人が探すよりも、知っているひとが探すほうがずっといいんだ」


「大丈夫ですか? 日本語、難しくなってきてませんか?」


「大丈夫。日本語を話している時間は君と同じくらい長いはずだから心配いらないよ」


 佐久間さんの天然のウザさを食らっても、浦野さんは平然としているし、なんなら皮肉を返している。大人ってこうなんだ。私が思っているよりもずっと大人というのはすごいのかもしれない。


 私たちは再び例の稲荷神社に向かうことになった。浦野さんは初めからそこに行くつもりだったらしい。私たちは、というか特に佐久間さんは一度探した場所にいく意味が分からないとごねた。私も同じように否定的な意見を述べる。他の場所を探すほうが有意義だと浦野さんにわからせようとする。でも、浦野さんは言う。「大丈夫だから、行こう」


 私は気づいている。私たちは怖いのだ。あのお供え物が山積みに捨てられていたぼろぼろの神社が怖い。実際あそこにいた時間は五分となかっただろう。すぐに小此木さんの家に向かったのは、何よりあの場所を離れたかったからだ。


 ファミレスを出る前に、佐久間さんがトイレに行く。自然と、私は浦野さんと二人きりになる。彼はさっきまでの調子をまるで変えずに話す。


「僕は君のことを知っている。この町のことも知っている。このゆがんだ町でをするために僕は呼ばれた。僕の言っていることの意味が分かるよね?」


「はい」私は驚いたりはしない。そんな気がしていたから。


「僕らにできるいくつかのことを特別な能力だと考えているひとたちがいる。でも僕はそんなふうには思っていない。僕らのやっていることは、こちらとあちらのつながりを、その窓をほんのちょっとだけ広げているだけにすぎないんだ」


「あなたも幽霊が食べられるんですね」


「いや、僕にそれはできない。というか、世界中を探しても幽霊を食べることができるのは君くらいなんじゃないかな。それかあるいは、眠ったままの君の親友か」


「恋人です」「……失礼」


「僕らの触れることができる窓、つまりこちらとあちらのつながりのバランスが、この町においては狂ってしまったんだ。日本という国は、そのへんの境界がかなり曖昧になる文化を持っていたのだと僕は思う。だからこそいいバランスを保ってきていた。ただそれはぎりぎりのバランスだった。時代的な問題であったと言ってもいい。だから、この町で起きたことはいつかどこかで起こるはずのことだったんだ。君は何も気にしなくていい」


「ありがとうございます。浦野さんは優しいんですね」


 浦野さんは返事を返さない。私の顔を見ている。私が私の顔を見ることは決してない。顔というのはそういうものなのだ。私の顔を見ているのはしみちゃんだけでいい。ほかの人たちが私の顔をみて何を言おうと、どうでもいい。


「気遣ってくれるのはうれしいけど、私は、これまでのことが私のせいで起きたなんて、本当に少しだって思ったことはないんですよ」


 探偵の瞳から温度が逃げていくのがわかる。彼は敬遠していたはずのペプシを再び手に取って、それを舐めるように、少しだけ口に含ませた。


「聞いていた通り、君は恐ろしくきれいな女の子だね」


 外国人にしては、かなり日本語がうまい。と私は思う。

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