第2話
付き合って結構経った日
「義経ここの和訳間違えてるぞ。これだけど彼から彼女になってる」
「確かにそうだな、、、ありがとう!」
俺と義経は学校からの課題を解いていた
「学業とスポーツを両立してさせる」川上学園は文武両道を歌っている。その中でsクラスみたいな所は勉強出来ないと入れないクラスだ。他のクラスより課題の数が段違いでfクラスにいた時よりも数十枚も数が多い。
そんな課題を夏休み前に出されたので、今日は義経たちが暮らしてる、九鬼ビルの義経の部屋で2人で消化していっているのだ。
「にしても夏休み前にこんだけ課題を出すとか。Sの人たちはホント大変だね」
「仕方ないさ、sクラスの競争は勉強。負けていられない」
(ホント真面目だなぁ、、、少しは肩の力を抜いたら良いのに)
この姿勢をFのあいつらにも見せてやりたい
勉強に関してやる気を微塵も感じない連中だからな
「それにしても暑くないか?蒸し蒸ししてるし。
義経、部屋の温度は今何度?」
「ちょっと待ってくれ、、、30度だ。」
「室内でこれは暑すぎる、勉強するにもできる環境にしないと。何で冷房つけなかったの?」
この暑さ本人も気付いていたはず
「我慢出来るかなと思って。ほら心頭滅却という言葉ある、、、って痛!?」
思わず額にデコピンした
「修行じゃないんだから。それに、暑さで倒れたりしたらそれこそ意味なくなるでしょ」
「それもそうなんだが、、、」
義経はいまだに額を抑えてる。そんなに強かったか?
「ステイシーさん辺りに聞いて冷たいの貰ってくるわ。少し待ってて」
「、、、それなら義経も行く。この部屋暑いし」
「それに、彼女からなんだから少しでも一緒にいたい」
「はいよ。じゃあ一緒にいきますか〜」
「!! うん!」
ホント犬みたいで可愛らしいな。
暑さも忘れる夏の日々だ。
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