第47話ほしぞら④

まーくんが にゅういんしたと きいて


かずくんは すごくしんぱいした。


先生に


まーくんのぐあいを きいたり


どこのびょういんに にゅういんしたのか きいたり


おみまいに いってもいいのか きいたりした。


先生も しらないことなので


こたえに こまっていたけど


「いちょうえんで にゅういんするって、けっこうじゅうしょうかも」


っていった。



先生のへんじをきいて


かずくんは ますます まーくんのしんぱいをした。


休みじかんも


「まーくん、だいじょうぶなのかな」


「まーくん、てんてきとか してるのかな」


「まーくんがいないと しずかだよね・・・。」


オレは「うん、うん・・・」ってへんじしながら


まえに 


かずくんとまーくんがけんかしたときのことをおもいだした。


そのときも


かずくんは まーくんのしんぱいをしてた。


オレは


そんなにしんぱいするかずくんのほうが しんぱいになって


かずくんのとなりにいって かたをくんだ。



「ねえ、きょう、ほうかご、まーくんのおみまいにいかない?」


オレは かずくんのみみもとで いった。


かずくんはオレをみて おどろいたようなかおをしたけど


すぐにうれしそうに にっこりわらって


「いこう!」ってこたえた。

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