第46話ほしぞら③
まーくんはそんなにぐあいがわるそうじゃなかったから
オレは
ほんとうにただ おなかがいっぱいだっただけ なんじゃないかとおもった。
もしかしたら、あさ ともだちのきゅうしょくを たべちゃだめって いわれたから
おなかがいっぱいって いっただけなんじゃない?
そしてかずくんも
まーくんがきゅうしょくを たべてくれなかったから
のこすために ほけんしつにいこうと したんじゃないかと おもった。
まーくんは
すぐに げんきに もどってくると おもったのに
5じかんめも そうじのじかんも もどってこなくて
かえるじかんも いなかった。
先生にきくと
おかあさんがむかえにきて いっしょにかえったって いった。
ほんとうに ぐあいがわるかったのか・・・。
「まーくん、だいじょうぶかな・・・。」
かずくんがしんぱいそうにいった。
「かずくんはどうしてまーくんがぐあいわるいってわかったの?」
そうきくと
かずくんはちょっとふしぎそうなかおをして、
「ぐあいわるそうだったよ・・・さとちゃんはそうみえなかった?」
っていった。
オレはしょうじき ぐあいわるそうに みえなかったけど、やっぱり
かずくんの のこしたきゅうしょくを たべないってことが、
もうぐあいがわるいって ことだったんだな・・・・っておもって
「うん、ちょっと げんきないかも っておもった。」ってこたえた。
つぎの日
まーくんは学校を休んだ。
先生が
「あいざわくんは、いちょうえんでにゅういんした。」っていった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます